平成30年4月4日 Street&Book Smart268号
■【年間100冊以上読むことを10年以上続けた中から、新大学生+新社会人にすすめたい3冊ーその3】
合田啓作(ごうだけいさく)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から650日以上に渡って継続中の
Street & Book Smart Highlight(ハイライト)>
1 年間100冊以上読むことを10年以上続けた中から、新大学生+新社会人にすすめたい3冊ーその3
2 『書籍編集者を目指すあなたが読むべき本』
箕輪厚介氏・著
3【上から攻め、口説く】
今回のメルマガは上記のような構成です。
───────────────────────────────────
■昨日まで大分。
午前中は息子と公園で遊んだのち、歯科へ。
家族と昼食をとり、昼寝(笑)
夕方からジムへ行ったのち、授業×1でした。
明日からまた大分です!
━━━━━━━━━━━━━━━━
1 年間100冊以上読むことを10年以上続けた私(合田)が、新大学生+新社会人にすすめたい3冊
━━━━━━━━━━━━━━━━
■10代のとき、
それまでの生涯読んだ本は計5冊(笑)
■その後、入試で良質な文章に大量に出会い、
▲「この文で言っていることって、もしかしてオレのことじゃね?」
▲「この本、すごくね?」
▲「この著者、狂ってね(笑)?」
と覚醒。
■それからの反動で、
20代~30代後半まで、
年間平均100冊以上。
のべ2000~3000冊の本を乱読してきました。
■現在は、本=行動のための道具。
読む量を極端に減らし、
この2月3月にも、数百冊の本を処分したところです。
■ぜひともこの3冊だけは頼む!!!
是が非でもオススメしたい!!!
という3冊を
▲新大学生
▲新社会人
の方に、
3回に渡って勝手にご紹介します(笑)
■2000~3000冊分の3冊ですよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━
2 『書籍編集者を目指すあなたが読むべき本』
箕輪厚介氏・著
━━━━━━━━━━━━━━━━
■【なぜこの本を選んだのか?】
▲前々回の「仮説思考」と前回の「論点思考」が理論編だとすると、
具体的実践篇に当たるのがこの本だから
↓↓↓前々回メルマガ『仮説思考』はこちら
↓↓↓前回メルマガ『論点思考』はこちら
▲編集者の「仮説」「論点」、そして「口説く」技術は、他の全ての職業で役に立つから
▲堀江貴文『多動力」、佐藤航陽『お金2.0』などベストセラーを飛ばしまくる箕輪氏について、
具体的に「何を」「どうしているのか」説明されているから
↓↓↓(お金2.0はこのメルマガのバックナンバーでもご紹介しました)
■【オススメしたい人】
▲人を「口説く」必要のある全ての人
▲新人として新しい組織に入ったばかりの人
▲企画を考え、提案する必要がある人
■【この本を行動に移すと得られる効果】
▲どこを攻めるべきか、具体的になる
▲「口説く」とはどういうことなのか、腹落ちする
▲攻め方・口説き方が変わり、結果が出る
■早速、一部引用しますね。
――ここから――――――――――
□「セリエAやドイツのリーグで実績を残した日本人選手は、
ほぼ例外なく、
デビュー戦で翌日の新聞の一面を飾るほどのインパクトを残しています」
□「彼らは『周りからの評価が定まる前に結果を出した』ことで、
その後の選手生活もスムーズになりました」
□「まずは手頃な企画からやってみよう。
自分に担当できそうな著者からスタートしよう。
・・・と思う新人編集者は多いです。
それ、『死のスパイラル』への入り口ですから!」
□「階段は下から上っては、いけないんです。
最初に思いっきりジャンプして、
1番うえにいかないといけません」
□「階段を下から上るのが駄目な理由。
その方法だと、
周りの上司や同僚から
『こいつはこんなもんだ』
と評価されてしまうんです」
□「その結果、アナタは次第に、
『あぁ、俺ってこんなもんなのか・・・』
と周りからの評価を受け入れ、
成長を停止させます。
ああ、悲しいことに、
人間は環境に負ける生き物なのです! 」
□「階段の1番上は、
どうせ無理だと決め付けて
意外と誰もいってなかったりします。
過当競争が1番熾烈なのは中間です。
超新人と超大物は意外と空いています 」
□「自分が狙っているジャンルがあれば、
そのジャンルの1番上を最初に攻め落とさないといけません」
□「『そのジャンルで1番の著者』を口説き、本を出して、
その著者に認められれば、
『そのジャンルにいる他の著者』は
一気に口説きやすくなるのもポイントです」
□「壁を突破するには、
相手が『こいつとならやってもいいか』
と思ってもらえるような言葉を捻り出して、
ぶつけるしかありません」
□「その言葉というのは、
『この人、自分のこと誰よりも分かっている』と、
相手に確信させるものでなければなりません」
□「そのために必要なのが『ブンセキ』です」
□「『ブンセキ』とは、
相手の気持ちを、性格、人間性を
正確に想像するということです。
何が好きで、何が嫌いで、何を求めているのか。
相手が自分自身ですら気付けていない本性までを
的確に言語化するのです」
□「『憑依レベルのブンセキ』と名付けているのですが、
相手がまるで自分に憑依したかのように、
相手の気持ちがわかる。
言いたいことがわかる。
その状態まで持っていくわけです」
□「ここまで読んで、
『そうか!相手の本を読みまくって、ブンセキして、その想いをぶつけるぞ!』
と脇目も振らず、マッチョな方向に進んでしまうのは危険です。
あなたがどんな熱い言葉をぶつけても、
相手がそれ自体を望んでいない場合があります。
つまりは、ブンセキが甘いのです」
□「例えば、堀江貴文さんは、
初対面の人間が熱い言葉をぶつける時間なんてとってくれません。
たとえ熱い言葉をぶつけたとしても、
多分、スマホをずっといじっています」
□「どんな熱い思いがアナタにあっても、
それ『伝えるべきでない場合』があるんです。
『相手が何を望むのかを探るためにブンセキがある』
ということを、忘れてはいけません」
□「『口説き』でもっとも重要なことは、
相手の気持ち、本性、人間性を徹底的に『ブンセキ』し
相手が求めるであろうことを探り、提供することです」
『書籍編集者を目指すあなたが読むべき本』
箕輪厚介氏・著
――ここまで――――――――――
■それでは、
「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
【すぐに行動に移せる1テーマ】=大きなことも小さな一歩から
をどうぞ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3【上から攻め、口説く】
─────────────────────────
■上から攻め、口説く。
■箕輪さんがベストセラーを連発している理由が、
ズバリ一言で要約されていました(笑)
■例えば、
私(合田)の仕事の一部である予備校。
確実に上から攻めた方がいいですね。
■上とは、東京であり、「本部」です。
東京→地方
と
地方→東京
を比べた場合、
明らかに後者の方が何倍もエネルギーがかかるのは、
私(合田)自身がひしひしと実感しております。
■まず、認識すらされません。
「お前、誰?」
からスタートします。
■その「お前、誰?」を、
「福岡に合田あり」に変えるには、
圧倒的実績が必要です。
■よく友人と「芸人理論」と話すのですが(笑)、
1地方で売れる
2その後、東京で売れる
つまり、地方芸人(地方講師)は2回売れる必要がある、と。
■例えば、博多華丸・大吉さんは2回売れてNHK朝の司会へ、
一方、おたこぷーさんは東京では未だ売れず、、、
■だから、
もしアナタがこれから新しい組織や業界を攻めるのであれば、
▲この業界のトップは誰か?
▲この組織のトップは誰か?
▲このチームのトップは誰か?
▲このジャンルの「本拠地」はどこか?
▲このジャンルの「総本山」はどこか?
を調べ、「上から攻める」は1つの重要な戦略になるのでは?
■次に「口説く」。
■例えば、友人の敏腕営業マン・田島氏と、
先日までオンライン・営業セミナーをやっておりました。
■箕輪さんと田島くんがほぼ同じことを言っていたのは、
「『ブンセキ』とは、
相手の気持ちを、性格、人間性を
正確に想像するということです。
何が好きで、何が嫌いで、何を求めているのか」
の部分ですね。
■売れてる人って、
おんなじようなことを言うんですよね。
■「憑依レベルの『ブンセキ』を私(合田)なりに『ブンセキ』すると、
1その人が世の中に発信している本・ブログ・メール・Lineなど、可能な限り全て見る
2その中で、「引っかかるコメント」「その人の言い回し」「その人が繰り返してる言葉」を明確にする
3 1+2から、言語化されていない「その人の譲れない価値観」「その人が切れるポイント」「その人が喜ぶポイント」を想像する
4あわせて、その人に「どういう伝え方」「どういう言葉遣い」「メールか、電話か、手紙か、といった最適な手段」を想像する
5 1~4を一定期間、ひたすら量をこなす 例)シュミレーション100回
6 ひたすら量をこなした結果、「どのタイミングで」「何を」「どうすればいいか」を大筋外さなくなる
という流れです。
■ただ重要なのは、
1~6までを、
しかも「憑依」してやるには、
本当に対象に興味があったり、好きだったりしないと、
絶対に無理、ということです(笑)
■好きなことをやった方がよかったり、
得意なことをやった方がよかったりするのは、
好きだったり得意だったりすれば、
自然とこの「憑依」レベルでできるからでしょうね。
■いま、得意なことや好きなことがわからない人は、
やってみた結果として、
自然と「憑依」レベルでできたら、
それは得意か、または好きです。
■大学や新しい職場で、
ずばり結果に結びつけたい人に、
『書籍編集者を目指すあなたが読むべき本』
箕輪厚介氏・著
オススメです!
380円で買えますよ!!!
■ちなみに糖質制限79日目の感想。
糖質制限と合わせて、
1日の摂取カロリー記録をつけ始めてから
1週間が経ちました。
ひとまずわかった傾向。
朝・昼・夜だと、夜の摂取カロリーが最も多くなりがち(汗)
┃━━━━━━━━━━━━━━━━┃
━━━━━
┃発行者: (合田啓作)
┃お問い合わせ先:keisakugoda@icloud.com
┃
┃Copyright(c) ’16-‘Keisaku GODA All rights reserved.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━