平成30年3月20日 Street&Book Smart264号
■【ファンとのコミュニティを作るには?】
合田啓作(ごうだけいさく)
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<配信開始から630日以上に渡って継続中の
Street & Book Smart Highlight(ハイライト)>
1 2018年3月18日(日)営業・オンラインレクチャー・延期のご報告
2 『ファンベースー支持され、愛され、長く売れ続けるために』
佐藤尚之氏・著
http://amzn.to/2G9xXLG
3【ファンとのコミュニティを作るには?】
今回のメルマガは上記のような構成です。
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■今日はひさびさの終日休み。
午後からトレーニングに行き、
娘+息子と空手→帰りにゲーセン。
イニシャルD、湾岸ミッドナイトをやりました(笑)
全勝し、親子の謎の団結が生まれました。
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1 2018年3月18日(日)営業・オンラインレクチャー・延期のお知らせ
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■3月18日(日)、
午前9時より
予定しておりました、
第4回オンライン・レクチャーは、
参加者の方の体調不良により延期させて頂きました。
■次回、3月25日に2回分を実施する予定です。
内容は以下。
【3/25(日)午前9時~午前12時00分(2回分)
▲第4回分
営業とマーケティング
ー「売る」のではなく、「売ってください」と言ってもらうには?
例)商品を必要とするお客様の潜在ニーズにどうアプローチするか?
▲第5回
営業で徹底すべき細部の行動・心構えはこれだ!!!
ー「1つだけ」飛び抜けるのではなく、「総合的な勝率」を上げるには?
例)廊下の歩き方、ドアの開け方、電話のかけ方切り方、リアクションの量とスピード、etc】
■終了後の音源販売も継続して行いますので、
ご興味のある方は↓↓↓
keisakugoda@icloud.com
までご一報下さい!
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2 『ファンベースー支持され、愛され、長く売れ続けるために』
佐藤尚之氏・著
http://amzn.to/2G9xXLG
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■本日ご紹介するのは、
前回263号でもご紹介した、
早稲田大学・政経学部の大先輩、佐藤尚之氏。
↓
http://bit.ly/2FNWy9F
■たとえば、
▲スラムダンク1億冊キャンペーンJIAAグランプリ
▲鳩山由紀夫内閣・内閣官房政策参与
▲公益社団法人「助けあいジャパン」代表
▲株式会社4th設立、さとなおオープンラボ主宰
↓↓↓
http://www.satonao.com
などなど、
「コミュニティ」や「ファン」に伝えるには?
というテーマで実践を続けられている元電通のプランナーの方です。
■なぜこの本を選んだのか?
▲私(合田)の2018年目標・「10個のオンライン・コミュニティ立ち上げ」実践のため
▲「共感」→「ファン」という流れができる仕組みを理解するため
▲具体例を把握し、私(合田)が実行するため
■この本が役立つ方はどんな人か?
▲会・教室・グループ・部活・コミュニティを運営されている人
▲講師・小説家・芸能人・野球選手など、「ファン」に支えられて生活している人
▲営業・マーケティング担当者の人
■さっそく以下ご紹介します。
――ここから――――――――――
□「ファンベースとは、
ファンを大切にし、
ファンをベースにして、
中長期的に売上や価値を上げていく考え方」
□「ファンベースが必然な3つの理由
(1)ファンは売上の大半を支え、伸ばしてくれるから
(2)時代的・社会的にファンを大切にすることがより重要になってきたから
(3)ファンが新たなファンを作ってくれるから」
□「百貨店では、顧客数の上位20%で売上の6割強を占めるという報告がある。
「雑誌」では、上位21.1%の人が閲読総数の71.5%を、
「Web」では、20.1%の人が総アクセス数の63.8%を、
「コンビニエンスストア」では20.8%の人が利用総数の58.8%を占める」
□「(ジャムの実験)
もともとは「品揃えを豊富にしたほうが売上が伸びる」という、
あるスーパーの経営方針を確かめる狙いの調査だった。
ところが逆の結果が出たのである。
24種類のジャムを置いた売り場と、
6種類しか置かない売り場ではどちらのほうが売れるかを比較し、
当初はもちろん24種類置いた売り場のほうが売れるだろうと予想した。
だが結果は、24種類の売り場では3%の人しか買わなかったのに、
6種類に絞った売り場では30%近くの人が買った」
□「人は、類友=『強いつながり(強い紐帯)の人(5人~15人程度)と、
そこに準ずる『弱いつながり(弱い紐帯)の人(50~500人程度)とつながって生きている」
□「家、クルマ、大型家電など、
購入する機会がなかなかやってこない&高額な商品には、
類友からの言葉が効く。
めったに買うことがないものなので慎重になるし、
決めるのに躊躇するくらい高いからである」
□「コンプレックス商品(痩身、美顔、豊胸、増毛など)は、
場合と性格にもよるが、
使用しているファンも
『これ大好きなんだよね~」などと
類友にすら言いにくい。
なのでファンベースは難しいと考えられがちだが、
ただ、ファン自身がオーガニックに言いにくくても、
両親や家族など
『相手の心の襞に触れられる人』が本人にオーガニックに薦めてくれると、
それは強い影響力をもって伝わっていく」
□「ファンベース施策のとき1番間違えがちなのは
『全員にファンになってもらいたい』と望んでしまうこと」
□「ファンは買ってくれた人の20%くらい」
□「常連さんは少数だ。
友人に何人かカフェやバーをやっている人がいるが、
どの人に尋ねても
『常連さんは10%から30%くらい』
と口を揃える』
□「全員に好かれようとすると全員を失う」
□「ファンの支持を強くするための3カ条
・その価値自体を、アップさせること→『共感』を強くする
・その価値を、他に代えがたいものにすること→『愛着』を強くする
・その価値の提供元の価値・評価を、アップさせること→『信頼』を強くする」
□「明確化されていない企業の場合
Aファンの言葉を傾聴し、フォーカスする
Bファンであることに自信を持ってもらう
Cファンを喜ばせる。新規顧客より優先する」
□「日高屋とCoCo壱番屋とスターバックスだけ、
なぜか社長(創業者)の人生とその経営哲学を知っている。
中略
だからだろう、例えば日高屋の前を通りかかると、
社長の極貧生活や従業員への深い想いをふと思い出し、
社長は元気だろうか、
今でも従業員を最大限大切にする人情経営をしているのだろうか、
店の中にいるあの住業員は幸せに働いているだろうか、
などと想いを馳せる」
□「優れたSNS担当者が、なぜ、
毎日「おはようございます」とか
「こんにちは」とか
「今日もおつかれさまでした!」とか投稿し、
ゆるい投稿でファンやユーザーや通りすがっただけの人と絡み合うか、
意味がわかっているだろうか。
彼ら彼女らは、日々、苦心しながら、
そういう愛着を作っているのである」
□「ランニング・シューズのコミュニティを作りたいなら、
シューズ好きではなくランニング好きに注目すべきだ。
ランニングにおけるシューズメーカーの課題解決や
提供価値を軸にコミュニティを作ると、
それを支持しているファンが集まりやすい。
逆にシューズ自体を軸にしても、
ばらばらな価値観をもったシューズ好きが集まるだけ」
□「共感→熱狂
=
J大切にしている価値をより前面に出す
K「身内」として扱い、共に価値を上げていく」
□「AKB48は10年以上いろいろ地道にやってきている。
『会いに行けるアイドル』というコンセプトを体現した秋葉原のAKB劇場は、
たった250人しか入れない。
そこで、10年以上毎日コアファンとの接点を持ち、
『コアファンこそが大切だ』
というアピールを続けてきたし、
1日6時間かかる握手会などでコアファンを喜ばせたりしてきた」
□「愛着→無二
=
L忘れられない体験や感動を作る
Mコアファンと共創する」
□「(広島)球団は約500万円を負担し、
東京~広島間の往復チケットをプレゼントした。
招待された関東在住のカープ女子は148名(応募総数2305名)。
そこでのもてなしが度を超えている。
まず、新幹線の中からして盛り沢山。
お弁当は赤を基本とした特製のものだし、
乗車券拝見に高橋建元選手が登場してキャーだ。
球団キャラであるスライリーも登場するし、
ファンにはよく知られている球団オフィシャルカメラマンの、
やまべくみさんも登場する。
球場に着いてからも手を緩めない。
座席となったパーティーベランダには様々なもてなしが用意され、
食事も決して贅沢なものではないが、
気持ちのこもったもの。
資生堂とのコラボでメーキャップ講座まであったし、
なんと試合前にはサプライズ・ゲストとして前田智徳選手が登場し
キャーキャーである。
前田元選手自ら、見どころ解説や記念撮影なども行った、
最後は大入り袋が配られてのお見送りで、
中国新聞からの号外まで配られたりするもてなしであった」
□「信頼→応援
N人間をもっと見せる。等身大の配信を増やす
Oソーシャルグッドを追求する。ファンの役に立つ」
□「熊本県で長い歴史を持つ鶴屋百貨店では、
従業員が選んだ思い出の商品とそれにまつわる『ものがたり』を、
展覧会および書籍にした。
展覧会では、従業員の写真と個人のエピソードが大型パネルで並んだ。
中略
今まで匿名的な存在だった従業員ひとりひとり
『想いのあるひとりの人間』として見えてくることで、
その百貨店に対する印象はガラリと変わる。
無機質なビルディングが『人間がいる場所』に見えてくる。
しかも百貨店とは『従業員』こそが商品力であり品質なのだ。
彼らを見せることで、応援の気持ちは強くなる」
□「アイドルの条件とは、
単なる美人ではなく、
応援したくなるかどうか」
□「100人のお客より1人の熱烈なファン」
『ファンベースー支持され、愛され、長く売れ続けるために』
佐藤尚之氏・著
http://amzn.to/2G9xXLG
――ここまで――――――――――
【今回と関連するバックナンバー】
263号・佐藤尚之氏『明日のプランニング』
↓↓↓
http://bit.ly/2FNWy9F
254号・元HKTゆうこすさん『SNSで夢を叶える』
↓↓↓
http://bit.ly/2BvmLGy
175号・キングコング西野さん『革命のファンファーレ』
↓↓↓
http://bit.ly/2xvCfVg
■それでは、
「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
【すぐに行動に移せる1テーマ】=大きなことも小さな一歩から
をどうぞ。
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3 コミュニティを作るには?
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■このメルマガを初めて配信したのが、
2016年6月29日でした。
↓↓↓
http://bit.ly/2soeuvW
■はじめてコンサルを実施し、
そのご感想を頂いたのが
2016年9月7日でした。
↓↓↓
http://bit.ly/2vpC0uu
■そして、「ご感想」を読んだ読者の方から、
「わたしも!」
「ぼくも!」
とコンサルの依頼が少しずつ少しずつ増えていき、
最低1度、コンサルで触れたことがある人数名と集まったのが、
ようやく2018年1月5日でした。
盛り上がって愉しかったですね。
↓↓↓
http://bit.ly/2IFrd6I
■2018年今年になってようやく、
▲オンライン・営業コミュニティ
▲オンライン・数学講師コミュニティ
▲オンライン・美術コミュニティ
▲オンライン・元教え子の先生化コミュニティ(立ち上げ中)
など、複数の「コミュニティ」が立ち上がりはじめています。
■AKBで10年。
それと比べると、私(合田)はまだ2年弱。
完全なるペーペーですよね(笑)
■『ファンベース』で佐藤さんが紹介しているポイントで、
私(合田)の実行リストに入ったのは、
□ファンを喜ばせる。新規顧客より優先する
□「身内」として扱い、共に価値を上げていく
□コアファンと共創する
□人間をもっと見せる。等身大の配信を増やす
の4点です。
■教室にせよ、オンラインにせよ、コミュニティにせよ、
【共に価値を作る・共創する】
ものが喜ばれるし、結果として売れるという点は、
まだまだ小さな形ではあるものの、
オンライン・営業コミュニティではっきりと手応えを得ました。
■ここで学んだことは、
コンテンツを一方的に企画する→一方的に告知する→集客する
では伝わりにくく、
コンテンツを一緒に企画する→先生を一緒に読んでくる→一緒に教えてもらう
だと、伝わりやすいという点です。
■一方で、
私(合田)および、
このメルマガ自体の課題でもあるのですが、
興味・関心の幅を広げすぎていて、
【私(合田)を知っている人】
には伝わるものの、
【私(合田)を知らない人】
には、
口コミや応援の熱量が広がりにくいこと。
これを痛感しているところです。。。
■今まで、メルマガ読者の方で、
そのご家族やお友達、後輩などを紹介してくれた方は、
10人以上いらっしゃいました。
ですが、なんだか、その人にまで熱量を届けられている気がしない。
■なぜだろう?
とずっと思っていましたし、
「なぜ?」
と聞いてみたこともありました。
■現段階でわかっていることは、
▲テーマが抽象的かつ広すぎることー「変化・成長」
▲発信者が有名人ではなく、かつ会ったこともないこと
→
テーマが抽象的で拡散的×有名人でもなく会ったこともない
=知らない人には刺さらない(泣)
という結果になっていることです。
■これは、人に聞いてわかったのではなく、
私(合田)が発信を続ける中で、
徐々に徐々にわかってきたことでした。
■改善・実行の方向性は2つ、具体的に考えています。
1友人・知人への私信+コミュニティの原点として、このメルマガは改善・継続する
2そこからコミュニティが立ち上がった場合は、このメルマガとは別に、
コミュニティを分岐・枝分かれさせて独立する
■2について、
たとえば、
▲営業・メルマガ+コミュニティ
▲数学・メルマガ+コミュニティ
▲元生徒さん・現先生コミュニティ
▲美術教室コミュニティ
といったようにです。
■この2の行動については、
まず、営業コミュニティを第1弾として分岐・独立させる予定です。
時期は、早ければ2018年3月26日を予定しています。
■等身大の配信が大事だということは、
たとえば先日、熊本で知人と飲んでいたときに、
「メルマガの1番最初の『今日の行動』のとこ”だけ”毎回愉しみにしてるよ笑」
と言われて、
「なるほどね!!!」
と思いました(笑)
■正直、いったいどれだけの価値があるか、
配信している本人としても謎だった「行動記録」ですが、
どうやら、ここ”だけ”は「人間臭」がするみたいですね(笑)
■この「人間臭」のコマめな配信にうってつけだと感じているのが、
Twitterです。
【超短い書評+変化成長(受験生+非受験生)+実行してわかること】
の3本立てで、
2018年4月より、
【1日3ツイート】を実行していく予定です。
■これからも、
私信的メルマガをぜひよろしくお願いします!
そして、もしよろしければ、
一緒にコミュニティを創り上げるなんて
面白くないですかね?
■ちなみに糖質制限66日目の感想。
糖質制限+トレーニングを開始して2ケ月が過ぎました。
「劇的な変化!!!(ライザップのように)」
という感じではなく、
じわじわじわじわ変化してきて、
3ケ月を超えたあたり(2018年4月頃)から、
ハッキリと目に見える成果が出てきそうな予感がしております。
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┃発行者: (合田啓作)
┃お問い合わせ先:keisakugoda@icloud.com
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