20171023・184号ゲリラにとっての革命とは2ー見極めとコンパス

平成29年10月23日 Street&Book Smart184号

【ゲリラにとっての革命とは2ー見極めとコンパス】

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から480日以上に渡って継続中の
Street & Book Smart Highlight(ハイライト)>

1.『人生の勝算』

前田裕二氏

2.【ゲリラにとっての革命とは2ー見極めとコンパス】

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■今日は朝から息子を送り出したのち、

授業×5。

夜は1件面会です。

■昨日の選挙で、ずっと応援し続けた方が、

5年ぶりに政界に返り咲くことになりました。

本当に嬉しい。

■この方はまさに「ゲリラ」のような活動をされていました。

▲毎朝必ず辻立ち

▲通り過ぎる人、1人1人に挨拶

▲クリスマス・イブの夜に交差点に立って、通り過ぎる車全てに敬礼

■ここまでやられたら、応援しないわけにはいかんだろう(笑)

■改めて【ゲリラにとっての革命とは】で

取り上げさせて頂く予定です。

■合間に読書。

学年的には、早稲田大学政経学部の後輩である前田裕二氏。

8歳で親を亡くし、

ストリートミュージックを演奏しながらお金を稼ぎ、

UBS証券→DeNAを経たのち、

現在はSHOWROOMという会社を経営されており、

人生の密度と経験値という点では、

完全に前田さんの方が先輩です。

https://www.showroom-live.com

■この本は、

ビジネス書の体裁をとった冒険譚でしたね。

ワクワクしながら一気に読み終わりました。

■学生の方、エンターテイメントに関わる方、

必読です!!!

一部を、以下引用します。

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1.『人生の勝算』

前田裕二氏

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□「(ストリート・ミュージシャン時代に)

試行錯誤の中でわかった最も重要なことは、

『濃い常連客』を作ることでした。

そのためには、大きく分けて、

3つのステップがあると最終的に気付きました。

1ステップ目は、街行くお客さんに、

会話のキャッチボールが成立する、

『コミュニケーション可能範囲』

に入ってきてもらうことです。

中略

2ステップ目は、リクエストを受けることでした。

それも、時間差で

中略

そして、ここまできてようやく、

とどめの3ステップ目です。

ここで初めて、仲良くなったお客さんに、

オリジナル曲を披露します。

□「先天的な音楽の才能がなくとも、

1絆

2絆の集合体であるコミュニティ

そして、

3コミュニティの集合体であるプラットフォームさえ作れば、

影響の範囲を乗数的に広げていくことができる。」

□「コミュニティが深まる要素として、

前述の1余白があること、

2クローズドの空間で常連客ができること

以外に、

3仮想敵を作ること

4秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること

5共通目的やベクトルを持つこと

の3つがあります。」

□「【ファンビジネスの4象限】
Dファン数少ない×低密度・更新頻度が少ない(偶像):大手事務所所属の新人タレント

Cファン数多い×低密度・更新頻度が少ない(偶像):トップタレント

Bファン数多い×高密度・更新頻度が多い(身近):SHOWROOMの配信者

Aファン数少ない×高密度・更新頻度が多い(身近):ストリートミュージシャンなど」

□「SHOWROOMの動画配信で、

人気を集めているアイドルやタレント、

アーティストの卵は、たくさんいます。

これらのコンテンツに共通するのは、

未完成であること。

足りないもの、欠けている部分が見えているからこそ、

視聴者がコンテンツを自分事として捉えて感情移入し、

共感を寄せます。」

□「テレビがつまらないとよく言われますが、

テレビ番組は、

高級レストランほどの圧倒的な完成度を持たないにもかかわらず、

スナックのような身近さもない

人々が、リアリティと共感に溢れる

スナックのようなコンテンツを求め始めている中で、

中途半端に編集されたコンテンツを作っても、

人が感情移入しないことは自明です。」

□「エンターテイメントでは、原則として、

一定のプロフェッショナリズムや、

完成度が求められます。

しかし、現代においてもっとも重要なのは、

表現者が、支えてくれるオーディエンスのところまで降りて、

しっかりと丁寧なコミュニケーションをすることです。

観客は、演者と自分との距離の近さを実感できたとき、

今までになかった感動を味わい、

より濃いファンと化します。」

□「『勉強なんかいらないよ。

とにかく人に好かれること。

秘書でも、掃除のオバちゃんでも、

受付の人でも、好かれなくちゃダメだ』
(UBS証券時代の上司・宇田川氏の発言)」

□「『それがね、宇田川さんだけなのよ。

毎日通るときに私と目を合わせて、

『○○さん、おはよう!』とか、

『いつもありがとう』と、挨拶をしてくれるのは」

「もし宇田川さんから休日出勤してくれと頼まれたら、

私、喜んでいつでも出てくるわ」

「宇田川さんがいる会社だと思うと、

UBSを訪ねてくるお客様には、

ついつい愛想良くしてしまうわ』
(UBSが入るビル・受付の人の発言)」

□「同じ時期に入った新人でも、

著しい営業成績を達成している人が

必ず1人はいます。

その彼と玉砕した社員との違いは、

会話スキルや運ではない。

モチベーションであり、

エネルギー量の違いだと思います。

同期より早く給料アップしたい、

社長に褒められたい、

同期の女の子にモテたい、

何でもいい。

モチベーションがはっきりしていることが大事です。

そのエネルギーを源泉として頑張れる人が、

勝ちを重ねられます。

モチベーションはあらゆる仕事術に勝ります。

□「モチベーションが高まらない人の多くは、

見極めが甘い。

自分という大きな航海に出ているのに、

方角を示すコンパスを持っていない。

自分の進むべき道を定めていないから、

途中でどこに向かっているのかわからなくなり、

広い海の上で途方にくれます。

そうなったら、一旦陸に戻ってでも、

自分自身のコンパスを得るのが、

結局遠回りに見えてベストだと思います。

自分の進む道は、

現時点では少なくともこれで間違いないと言える、

信じ切れる、というところまで見極め作業を徹底すれば、

モチベーションは身体から湧いてきます。」

□「自己分析の目的は、

人生のコンパスを持つことだと思っています。

コンパスの重要性は、前述した通りですが、

自分が何をしたいのかを示すコンパスがないと、

人生という荒波の中で、すぐに迷ってしまいます。

それは、あらゆる物事を決める指針となります。

就職活動に限らず、実りある人生を生きる上で、

コンパス、つまり、自分は何を幸せと定義し、

どこへ向かっているのかという価値観の言語化は、

必要不可欠です。」

□「価値観の深堀りおよび言語化ができていない状態で、

給料がいいから、休みが多いから、

何となく楽そうだから・・・など、

表層的に見えている要素でのみ判断した意思決定は、

どこかで後悔を引き起こす可能性が高いと思っています。

かといって、自分の価値観なんて、そう簡単に言語化できない。

そんなときに、ロールモデルたり得る誰かの価値観を

比較対象として研究することで、

多くのヒントを得ることができます。

□「僕は、ビジネスや勉強が大好きです。

なぜなら、正しい方法で、

やればやるだけ『必ず』成果が出せるから。

成果が出ないときは、

方法が正しくないことがほとんどなので、

また戻って、方法論のチューニングをすれば良い。

再現性が高く、努力次第でいくらでも成功が生み出せる

ビジネスや勉強と同じように、

エンターテイメントも、

誰に対しても開かれた透明で公平な場所にしたい。」

『人生の勝算』

前田裕二氏

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■それでは、
「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)
 をどうぞ。

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2.【ゲリラにとっての革命とは2ー見極めとコンパス】

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■この文体から、前田さんがいくつくらいに感じますか?

■正解は30歳です!

若い!!!

■前田さんの言う「見極めとコンパス」は、

レベル感は違えど、

私(合田)がメルマガや、

コンサルティングで提供しようとする価値と、

完全に一致しているように感じました。

■私(合田)はかつて、

なぜ紆余曲折、多くの挫折をしてしまったのか?

■そして多くの人は、なぜ途中で辞めてしまうのか?

■現在の私(合田)はハッキリその答えをわかっていて、

1自分がこうなりたい(Being)こういうものを持ちたい(Having)の「コンパス」がない

2何かを始めるときに、「勢いやノリ」だけで始めてしまい、「見極め」が甘い

3「コンパス」も「見極め」も甘いから、

途中で

▲思ったように結果が出なかったらすぐに焦ったり

▲思ったように結果が出なかったら隣の芝生が青々と見えたり

▲方法論を疑い始めたり

▲そもそも自分を疑い始めたり

といったように、ブレブレになってしまうからです(泣)

■この「見極め」について前田氏は以下のように喩えられています。

長いですが引用します。

□「ほとんどの人が『俺の筋力を見よ』と言わんばかりに

山のすそ野からスコップでこつこつと掘り進める。

掘り始めると、仕事をしている感じがすごくあるし、

思考停止してそのまま掘り続けます。

しかし、掘っている途中で、

だんだん疲れてきますし、

『もしかしたら、ここには宝がないかもしれない』

という不安が頭にちらつき、

途中できっと挫折します。

僕だったら、

まずは宝石がこの大きな鉱山のどこに埋まっているのか、

どのようにしたら効率的に掘ることができるのかを全力で考えて、

仮説を立てることにエネルギーを注ぎます。

すでに掘り始めているライバルをよそに、

山の麓に住む街の長老にヒアリングしたり、

実際に採掘できた地元の人に会ってみたり、

宝石のありかの地図や探知機のようなものを探してきたり、

あらゆる手段を使って効率的な採掘手段は何か、

仮説を立てます。

その鉱山のA~Zの採掘地点のうち、

CとDに原石が埋まっている可能性が高いとわかると、

他の地点は捨てて、CとDを掘るのに全力を注ぎます。

このポイントを探しあてることが、『見極め』です。

見極めたら、後は血みどろになっても掘る。

絶対に、見つけるまで掘る

■例えば前田氏の喩えに反する例を挙げると、

▲A~Zまでやみくもに掘りまくる

▲効率を度外視

▲長老に聞かない

▲地元の人に聞かない

▲地図や探知機を手に入れない

▲「見極め」が0、ひたすら体力・根性勝負

▲「見極め」「仮説」がないため、不安に襲われたらすぐに手を止める

あたりでしょうか。

■かつての私(合田)は、

▲A~Zまでやみくもに掘りまくる

▲長老に聞かない

▲地元の人に聞かない

▲「見極め」が0、ひたすら体力・根性勝負

あたりをよくやらかしていましたね(泣)

■なぜ、そうだったのか?

それは時間が無限にあるように錯覚していたから。

そして「コンパス」と「見極め」が甘かったから。

■今はどうか?

時間は有限で、

刻々と死に近づきつつある実感を持つようになりました。

特に、子どもが生まれてからでしょうか。

■だから、「変化・成長に伴走する」というのは、

絵空事ではなく、

まさに私(合田)自身の失敗と、

多くの「見極め」「コンパス」なき行動の悔悟から

切実に来ている問いなのです。

■前田氏の『人生の勝算』

ぜひ、読んでみて下さい!!!

【ゲリラにとっての革命とは2ー見極めとコンパス】
・サマリー
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Street & Book Smart Summary ┃
┃                 ┃
┃■「コンパス」もなく      ┃
┃               ┃
┃「見極め」も甘いと      ┃
┃               ┃
┃▲結果が出なかったらすぐ焦る ┃
┃               ┃
┃▲結果が出なかったら隣の芝生が┃
┃               ┃
┃青々と見える         ┃
┃               ┃
┃▲方法論を疑う        ┃
┃               ┃
┃▲そもそも自分を疑う     ┃
┃               ┃
┃となり、ブレブレになってしまう┃
┃               ┃
┃               ┃
┃■時間は有限で、         ┃
┃               ┃
┃刻々死に近づきつつあるとしたら┃
┃               ┃
┃「コンパス」と「見極め」は  ┃
┃               ┃
┃最重要テーマではないだろうか ┃
┃                 ┃
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┃発行者: (合田啓作)
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