20170918・159号ゲリラにとっての投資とは6ー価値補強のために借りる

平成29年9月18日 Street&Book Smart159号

【ゲリラにとっての投資とは6ー価値補強のために借りる】

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から440日以上に渡って継続中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.『フェラーリはクラウンよりも安かった!
3億円つかってわかった資産のつくり方』

鬼頭宏昌氏

2.【ゲリラにとっての投資とは6ー価値補強のために借りる】

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■連休をいかがお過ごしでしょうか?

台風が去ったのち、

今日は朝から授業×6。

私(合田)はいきなり「量稽古」です(笑)

昨夜、母・姉も交え、家族で夕食を食べたのですが、

何かがあたったのか、激しい腹痛に襲われております(泣)

■それでも、合間に読書!!!

メルマガでも何度かご紹介している鬼頭宏昌氏。

SBIC代表取締役で、

以前経営されていた居酒屋チェーンを売却されたのち、

現在は、宅配とんかつチェーンの「かさねや」を経営されています。

私(合田)もご本人に1度お会いしたことがあります。

以下、一部引用します。

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1.『フェラーリはクラウンよりも安かった!
3億円つかってわかった資産のつくり方』

鬼頭宏昌氏

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□「好きなもの、詳しいものであれば、

それについて調べたり、考えたり、

行動したりすることは苦になりません。

それができれば、そのものがもつ

市場価値や相場観がおのずとわかってくるものです。

好きこそものの上手なれといいますが、

まさに1つのことに熱中できるオタク的要素は、

資産形成の上ではかなり大切な資質だと思います。」

□「家やクルマなど、

金額の大きいものにお金をつかう際は、

リセール(売却)を常に意識することが

大切になってきます。」

□「買った値段より高く売れたら、優良資産

買った値段と同じ値段で売れたら、安定資産

買った値段より安くしか売れなかったら、目減り資産」

□「僕が失敗した株でいうなら、

とりあえず大企業だからとか、

伸びそうなベンチャーだから

といった買い方はだいたい失敗します。

そうではなく、

たとえば、食関連なら外食産業の株に絞るとか、

建築や不動産関連ならREIT(不動産投資信託)に絞るとか。

あるいは、バイオや医薬品に絞るといった感じで、

その中からさらに1社1社を比較研究して投資していく

という方法のほうが、勝率も高くなります。」

□「苦しいときに励ましてくれる存在というのを、

人は覚えているものです。

いいなと思ったら少しでも応援して、

もっとよくなれば自分も嬉しいし、

融通を利かせてくれることもあるし、

こうしたことも一種の投資といえるかもしれません。」

□「フェラーリは特に新古車の数が少ないので、

新車のフェラーリの特別仕様車をいち早く購入し、

1年ほど乗った後に売れば、買った値段と同じ値段、

もしくは買った値段より高く売れるのです。

フェラーリ488などの特別仕様車は必ず人気が出ます。」

□「ポルシェの中古車は

基本的に月10万円ずつ価格が落ちていきますが、

ポルシェでもカレラGTといった特別なモデルは別です。

生産台数が少ないのに欲しい人が多いので、

価値が下がるどころか

逆にプレミアがついて上がっていくんです。

ある友人は5000万円で買った新車のカレラGTに2年乗って、

5000万円以上で売ることができたといっていました。」

□「トヨタのヴェルファイアというワンボックスカーがあります。

7人乗りで色は黒か白のものに、

サンルーフや海外でもつかえる

1番高いナビといったオプションをつけることで、

買った値段か、それ以上で売れることがあるといいます。

だから知り合いのクルマ屋さんの社員は、

みんなそれを買って1年くらい乗って、

買った値段よりも高く売っているそうです。」

□「借金というと、借金地獄とか、借金苦といった感じで

どうしても負のイメージがまとわりつきます。

でも、借金を上手に味方につけることこそが、

資産をつくっていく際の最大のポイントになるのです。」

□「そもそも、価値が下がらないのであれば、

借金してでも買ったほうが得なんです。

たとえば、2000万円くらいで

草間彌生の原画を買って部屋に飾るとします。

それが5年後に2000万円で売れれば、

タダで草間彌生の絵を楽しめたことになります。」

□「お金持ちほど好んで借金をする傾向にあります。

お金がある人があえて借金をするのは、

金利がかなり低い現在において、

借金は得だと思っている人が多いからでしょう。

いざというときのために手元資金を残しておき、

借金して買うことでどんどん資産を膨らませている訳です。

富めるものがさらに富めるのはこのためです。」

□「自分がワクワクすることに対しては

いくらでもお金をつかう一方、

自分が興味のないことには

1円たりともつかわないというのが真意ではないでしょうか。

お金持ちほど、その線引きがハッキリしているのです。

そもそも、お金持ちは

その人なりの「お金の原理原則」

というものをもっているものです。

そのレベルの人になると、

世間体を気にすることも見栄を張ることもなく、

自分を貫くものです。

だから余計にケチに見えてしまうかもしれません。」

□「5万とか10万とか、

「少額しか出さない人ほど、口うるさい」

ということ。

1番ややこしいのが、

いろんな人から少しずつ借りるケースです。

これには注意しましょう。

なので、1番いいのは、

お金はお金をもっている人から借りることです。

ほとんどのお金持ちは、

貸す際は返ってこないものだと思って貸している人が多いので、

そういう人から借りたほうがいい訳です。

それは裏を返すと、

貸すに値する人間にしか貸さないということになります。

それと親ですね。

親からお金が借りられないような人間には、

誰も貸してくれないものです」

□「僕は事業としての価値を見て経営しているので、

うちの会社は僕がいなくなっても値段がつくんです。

つまり、誰がやっても儲けが出る仕組みになっている。

事業がうまくいっているときは収入が得られるし、

最後に売却という手段もある。

今のところ売却するつもりはありませんが、

すでに、頼んでもいないのに外部からそういう誘いが来たりします。

つまり、黒字経営で買収のニーズが高い会社であれば、

放っておいても事業買収のオファーはいくらでもくるものなんです。」

『フェラーリはクラウンよりも安かった!
3億円つかってわかった資産のつくり方』

鬼頭宏昌氏

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■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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2.【ゲリラにとっての投資とは6ー価値補強のために借りる】

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■鬼頭さんに直接お話しを伺ったとき、

「1億借りれるときには、2億借りる。

そして、多く借りた分を借金返済に充てつつ、

別の事業を育てる【トンネル期間】に備える」

とおっしゃっていました。

■これだけ聞くと、

なんて危ないことを言っているんだ!?

と思われるかもしれませんね (笑)

■でも借金できることのベースには、

▲すでに営んでいる事業でキャッシュ・フロー(現金収入)があること

▲フェラーリやポルシェ、ベルファイアの例にあったように、

 価値が上がるものへ投資していること

▲【トンネル期間】で育てている事業もキャッシュ・フローを生むこと

▲事業自体を売却できる前提で動いていること

といったように、

常に【売却可能な、キャッシュフローを生む仕組み】を所有しており、

同時に【売却可能な、資産価値が下がらないもの】も所有している、

という前提があることがわかりました。

■つまり、闇金ウシジマくんに出てくるような、

日々のギャンブルやホスト通いといった、

「消費」目的で借金をするのではなく、

【事業】や【価値が上がる資産】に投資する目的で借金をする

というイメージですね。

■例えば、返済義務のある奨学金はどうでしょうか?

もし、4年間で400万円、年間100万円、

金利(複利)3%で借りた場合、

▲10年経つと複利効果で借金は約500万円になり

▲月々5万円の返済を行った場合

▲金利分もいれて、約8~9年で返済可能

な計算になりますよね?

■このときに、

▲まず、親に借金できないか?

▲無理であれば、親以外の人で自分を信頼してくれる方はいないか?

▲クラウド・ファンディングを利用できないか?

▲現時点でそれも難しいようであれば、保有すると売却額が大きくなる資産はないか?

▲日々、小さくてもキャッシュフローを生む事業を営めないか?

という選択肢がもしあったら?

すぐに奨学金に飛びつくのではなく、

他の選択肢を検討できますよね。

■大学生で、売却額が大きくなる資産とか、

キャッシュフローを生む事業とか、

無理に決まってんだろ!?

と思われた方、

ちょっと待って下さい(笑)!!!

実例として、

ハーバード・ビジネス・スクールに留学した方で、

ハーバート前のホットドック屋を買収し、

在学中の必要経費は全てそこからの売り上げで賄い、

卒業後、売却することで売却益まで得た、

という方がいますよ!!!

■あるいはもっと身近に、

大学を卒業したのち、

年収1000万〜2000万円を稼ぎ出す前提で、

自分が【キャッシュフロー】を生む前提で見れば、

この奨学金は「投資価値がある」と判断できるでしょう。

■多くの大学生の方で、

奨学金を借りる方々は、

そもそもこういった選択肢があることを知らないのではないか?

あるいは、卒業後に自らが稼ぎ出すキャッシュフローを計算していないのではないか?

■私(合田)自身、

育った家庭環境的にも、

どちらかといえば「借金=悪」という刷り込みがあったのですが、

この刷り込みを解いて冷静に考えてみると、

▲借金をすることで【キャッシュ・フローを生む仕組みが補強される】

▲借金をすることで【資産価値が補強される】

▲借金をすることで【時間価値を前倒しで手に入れることができる】

など、冷静にメリットが上回るのであれば、

借金自体、必ずしも悪ではなく、

むしろ「価値を補強し、飛躍させる梃子」として働くことが、

鬼頭さんの教えで明確にわかりました。

■事業家と呼ばれる方の中には、

例えば「名古屋方式」と呼ばれる「無借金経営を貫く」ことを良し、

とする方もいらっしゃれば、

鬼頭さんのように「ガンガン借金すべし」という方もいらっしゃり、

恐らく、一長一短ではあるはずですが、

いずれにせよ、

「借金=悪」という根拠なき思い込みは解除しておこうと、

私(合田)は学びました。

☆今回の関連バックナンバーはこちら

154号・ゲリラにとっての投資とは1ーまずは肌感覚から

155号・ゲリラにとっての投資とは2ー自分たちの資金を自分たちで稼ぐ

156号・ゲリラにとっての投資とは3ー自らの種銭から行動せよ

157号・ゲリラにとっての投資とは4ー鵜呑みにせず・自ら調べよ

158号・ゲリラにとっての投資とは5ー信用を創造せよ

3 【ゲリラにとっての投資とは6ー価値補強のために借りる】

・サマリー

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【Street & Book Smart Summary】┃
┃                ┃
┃■一般に「借金=悪」      ┃
┃                ┃
┃という刷り込みがあるが     ┃
┃                ┃
┃「消費」目的ではなく、     ┃
┃                ┃
┃【事業】や【価値が上がる資産】 ┃
┃                ┃
┃に投資する目的であり、     ┃
┃                ┃
┃かつ、             ┃
┃                ┃
┃【キャッシュ・フローを生む仕組み┃
┃                ┃
┃が補強される】         ┃
┃                ┃
┃【資産価値が補強される】    ┃
┃                ┃
┃【時間価値を前倒しで      ┃
┃                ┃
┃手に入れることができる】    ┃
┃                ┃
┃のであれば、          ┃
┃                ┃
┃借りること=悪ではない     ┃
┃                ┃
┃                ┃
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