20170908・153号【ゲリラにとっての武器5ー今・この場で・身体で】

平成29年9月8日 Street&Book Smart153号

【ゲリラにとっての武器5ー今・この場で・身体で】

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から435日以上に渡って継続中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.個別コンサルティング・ご感想1件

2.『一流が育つ仕事場

BRUTUS2016/8/1』

3.【ゲリラにとっての武器5ー今・この場で・身体で】

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■今日は朝から授業×2。

その後夕方から授業×2。

夜は遠隔映像授業です。

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1.個別コンサルティング・ご感想1件

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■以下、一部引用します。

ーーーここからーーーーーーーー

152号【ゲリラにとっての武器4ー信頼を軸に引き出す】

でのユダヤ人の話、

面白かったです!

私がユダヤ人な参考にしていることは、

「彼らには土地がない

だから、関係を大事にする」

という言葉です。

ディアスポラであること、

よって、私はモノではなく、

コンサルという無形の関係に投資しました!

また、

今日の個別コンサルありがとうございました!

実り多い時間でした!

後ほど今日の内容のメモをお送りいただくことは可能でしょうか。

量や質は適当で構いません!

また、メール本文で構いません。

どこに載せるのかは考え、

次回からはご指定させていただけるよう努めます!

(I・Sさま)

ーーーここまでーーーーーーーーー

■I・Sさん、ご感想頂き有難うございました!!!

また、昨夜のオンライン・コンサルも有難うございました!

ビジネスの方向性が見えてきましたね。

正直、行けますね(笑)

上から、ニッチを攻めましょう!

「無形投資」価値を逓増できるよう、

価値増殖を図って参りましょう。

引き続き宜しくお願い致します!!!

■合間に読書。

BRUTUS2016/8/1では

▲イデー

▲コムデギャルソン

▲伊東豊雄建築設計事務所

▲菊竹清訓建築設計事務所

▲ドラフト

などなど、

伝説の組織が取りあげられています。

■先日のメルマガで、

リーダーには、

1教えない。周囲が圧倒され、感化され、

勝手に育つ

2教える。ただし、「抜け・天然感」と、

「圧倒的」な部分と両方を持っている

の2タイプがいるという話を書きました。

1は、教えずして育つ、

あるいは、

2は、教えて育つ。

そんな1や2のリーダー、事務所、会社、空間を特集した、

『一流が育つ仕事場』を再読しました!

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2.『一流が育つ仕事場

BRUTUS2016/8/1』

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■【伊東豊雄建築設計事務所】について

□「(石田敏明氏)

「伊東(豊雄)さんと打ち合わせをしながら

プロジェクトの方向を決めていく。

自分のアイデアをプレゼンしなくてはならないのですが、

前の晩は眠れないほどでした。

少し慣れてくると、

伊藤さんの考えそうな案に寄り添うようになってしまい、

それを叱られたのはよく覚えています

□「(妹島和世氏)

「伊東(豊雄)さんから

怒られてばかりで怖くて仕方がなかった。

見込みがないからやめようと何度も思いました」

「(妹島和世氏)とはいえ、

私が経験がないからダメだとかということでは決してない。

その場しのぎで適当な考えを言うと、

それはもう鮮やかに無視される(笑)

でもその代わりに、

伊東(豊雄)さんは

自分なりに真面目に考えたことならば、

どんなに素朴なことでも

リベラルな態度で聞いてくださる。

そこがとても魅力的でした」

□「(平田晃久氏)

学生のときのように

ただ楽しく建築の話をしていればいいのではなく、

つくるものに向かっていかなくてはいけない。

かつ、集団で議論してものをつくる場合には、

何をどう伝えるかはもちろん、

言うタイミングも大切なんですよね

□「(平田晃久氏)

少しでも面白い案を考えつくために、

持ち帰って考えたいと思いがちだったのですが、

伊東(豊雄)さんから

”今、この場で考えて何か言えないとだめなんだ”

と強く言われたんです。

その場を共有している人たちと話すなかで、

1つのものが別のものに変わっていく。

そうやってできたものだけが、

”皆で”考えたものといえるんですよね。

独立以降、

僕もチームで考えるやり方を実践しているのですが、

気がついたら同じことを

僕もスタッフに言っているんですよ(笑)」

「(平田晃久氏)

伊東(豊雄)さんはいつでも休むことなく考え続ける人。

そういう方のそばにいることで、

皆、覚醒していくようなところがあったのかもしれません」」

■【菊竹清訓建築設計事務所】について

□「(伊東豊雄氏)

菊竹さんのミーティングでの集中力は

本当に圧巻でした。

端で見ていてもわかるほどにぐっと力が入り、

そこに集中して自分のアイデアを出していく。

僕にとってはその姿がとても印象的で、

今も自分でもそういう時間を大切にしています」」

□「(伊東豊雄氏)

各人のアイデアが体から出てきているか

というのもよく問いかけますね。

‘’お前は本当に体の底からこの案が好きか?”と。

本当にこれだと信じられる案であれば、

1週間経っても想いは変わらない。

でもそうではない、

頭の中だけで考えた案は、

1晩寝たら自信が揺らぐんです。

そういう案では意味がない。

僕自身、アイデアスケッチが出る前は、

誰にも見せないスケッチブックに

もやもやと絵のようなものや

言葉にならない言葉を殴り書きします

そのスケッチブックはもう何十冊にもなる」

□「(伊東豊雄氏)

菊竹さんとは少し違い、

僕自身が”受容型”の人間なんです。

自分のアイデアだけで凸型に攻めていくのではなく、

ほかの人から出てくるものを受け止め、

消化し、それを何かに変えていくタイプ。

だから僕の中では

スタッフとのミーティングは命綱ともいえます。

それに関連して、

菊竹さんと違うところをあえて挙げるとすれば、

僕の方がより広く問いかけをして、

そこに出てくる意見を集約していくところでしょうね。

良く言えば柔軟、

悪く言えばいい加減ということですけれど(笑)」

一流が育つ仕事場

BRUTUS2016/8/1』
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■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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3.【ゲリラにとっての武器5ー今・この場で・身体で】

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■流れを整理すると、

菊竹清訓氏→伊東豊雄氏→石田敏明氏+妹島和世氏+平田晃久氏

という流れです。

■菊竹氏=師匠

伊東氏=菊竹氏の弟子+石田・妹島・平田氏の師匠

ということですね。

■伊東氏が述懐されているように、

菊竹氏=凸型

伊東氏=凹型

だったようで、タイプは違うみたいです。

■ただし、お2人の共通点として、

何度もインタビューで挙がっているのが、

▲「今、この場で、考えること」

▲「頭ではなく、身体で考えること」

の2点がありました。

■伊東氏の言う、

「本当にこれだと信じられる案であれば、

1週間経っても想いは変わらない。

でもそうではない、

頭の中だけで考えた案は、

1晩寝たら自信が揺らぐんです。」

というのは、

菊竹氏や伊東氏など建築家に限らず、

どの仕事でもそうですよね?

■私(合田)の過去を振り返っても、

▲映像を見る→身体で何度も反復する→深く理解する→行動する

ものと、

▲頭だけで考える→身体での反復が追いつかない→深く理解できない→行動できない

の2つがあったように思います。

途中で挫折したり、失敗したのは、

ほぼ間違いなく後者でしたね。

■では、どうやったら「身体で考える」ことができるのか?

■しょぼいですが、

まず、ベースとなるのは「好き嫌い」ですよね(笑)

あるいは「怒り」などの感情。

(無意識)

■次に、映像+身体を使って実体験したことがあり、

具体的に、できれば映像+音声でイメージできること。

(無意識→意識化)

■最後に、それを一連の経験・手順として把握した上で、

再び、無意識の中にストックしておくこと。

(無意識→意識化→無意識)

こうすることで、

「身体で考える」こともできるし、

「今」「この場」で反射することもできるのではないでしょうか?

■最後に、

菊竹氏、伊東氏に限らず、

やはり「環境が人を育てる」というのは

ほぼ間違いない真理ですね。

☆今回の関連バックナンバーはこちら

149号【ゲリラにとっての武器1ーオリジナリティ・明解・極端・癒着】

150号【ゲリラにとっての武器2ーあこがれを伝染させる】

151号【ゲリラにとっての武器3ー飛耳長目・謙虚・美文】

152号【ゲリラにとっての武器3ー信頼を基盤に引き出す】

3 【ゲリラにとっての武器5ー今・この場で・身体で】

・サマリー

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Street & Book Smart Summary】┃
┃                 ┃
┃■菊竹・伊東氏から学んだゲリラの武器は┃
┃                 ┃
┃▲身体で考えること        ┃
┃                 ┃
┃=頭だけで考えない        ┃
┃                 ┃
┃▲今、この場で考えること     ┃
┃                 ┃
┃=無意識レベルじゃないと無理   ┃
┃                 ┃
┃▲好き嫌い・感情をベースに    ┃
┃                 ┃
┃▲映像+身体を使って実体験し   ┃
┃                 ┃
┃▲無意識レベルに落とし込むことで┃
┃                 ┃
┃「今」「この場で」「身体で」   ┃
┃                 ┃
┃考える              ┃
┃                 ┃
┃という武器である         ┃
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┃発行者: (合田啓作)
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