20170904・149号【ゲリラにとっての武器1ーオリジナリティ・明解・極端・癒着】

平成29年9月4日 Street&Book Smart149号

【ゲリラにとっての武器1ーオリジナリティ・明解・極端・癒着】

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から430日以上に渡って継続中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.個別コンサルティング・ご感想1件

2.『編集者という病』

見城徹氏著・引用

3.【ゲリラにとっての武器1ーオリジナリティ・明解・極端・癒着】

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■朝、娘と息子を見送り、

授業×5。

その後、夜から1件面会です。

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1.個別コンサルティング・ご感想1件

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■以下、一部引用します。

ーーーここからーーーーーーーー

初回コンサルを受けて感じたことは、

受講者がなぜその考えにいたったのか。

感じたのか。

を深く掘り下げていくことを

大切にされているということです。

高校時代、予備校で合田さんの授業を受けている際も、

とことん「何故こうなるのか?」を追求されていました。

この姿勢こそ、

自分の心の底から思っていることを解明していくのに

大事なことだと感じました。

私の周りの学生は、

自分がどうなりたいのか。

何をしたいのか。

分からない方々が多いです。

そんな方々こそ、合田さんのコンサルを受けるべきだと思います。

何をしたいか決まっている方でも

それを深掘りするために相談するのは有意味だと私は思います。

1人で心の底を見つめるのは難しいです。

人生の先輩であり、

コンサルのプロである方に

自分の思いのたけをぶつけると

新たな自分に巡り会えるかもしれません。

それほど、コンサルは大事だと思いました。

(Y・Sさま)

ーーーここまでーーーーーーーーー

■Y・Sさん、長文のご感想を頂きありがとうございます!

「何故こうなるのか?」

まさにY・Sさんがおっしゃるように、

この問いを私(合田)は最も大切にしています。

実感し、納得しないと、人は動きませんから。

■Y・Sさんとは5年ほど前に教室で出会い、

その後、メルマガを通じて再会し、

先日、身体的にも精神的にも

大きな変貌をとげていらっしゃる姿を目の当たりにしました。

■是非、この調子で変化・成長をとげられつつ、

その過程を、Y・Sさんがおっしゃる「他者貢献」に役立てられるよう、

伴走させて頂きます。

■お友だちでお役に立てる方がいらっしゃれば、

是非、ご紹介下さい(笑)

次回は9/7(木)2200よりヨロシクお願い致します!!!

■合間に読書。

幻冬舎社長・見城徹氏。

もともと坂本龍一氏や村上龍氏の担当編集者だった、

という経緯で、見城氏を知りました。

東京・青山を歩いているとき、

ご本人がゆったり向こうから歩いてきて

すれ違ったこともあります(笑)

■現在は、AbemaTVというインターネット・テレビで、

「徹子の部屋」ならぬ、

「徹の部屋」という約2時間の番組を持たれ(笑)、

「時の人」たちと鼎談するという内容で、

私(合田)は欠かさずチェックしています。

久々に読み返してみました。

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2.『編集者という病』

見城徹氏著・引用

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□「そもそも編集者というのは

「無から有を作りだす。

人の精神という無形の目に見えないものから

本という商品を作りだし、

そこから収益を上げる」

という仕事をしています。」

□「マジシャンであればタネがあるわけですが、

編集者はタネがないマジックをやっているようなもので、

人の精神から商品を作るという、

じつにいかがわしいことをやっているわけです。

それを誠実な営みとして成立させるためには、

編集者の生き様が厳しく問われるとずっと思ってきました。

こちらがどれだけ裸になって真剣に相手と切り結び合えるか、

ということが大きなテーマであり続けました。

□「就職1年目のある昼下がり、

ガールフレンドと新宿御苑の前を歩いているときに、

正門前に白鳥ビルという雑居ビルがあり、

そこの確か奇数階のフロアーに

「公文式算数研究会」

という看板があるのに気付きました。

その時は「クモン」と読めず、

「何だろう、このコウブン算数というのは」

と思いました。

それから2週間ほどして、新聞の小さな広告に

「公文式算数教室指導者募集」

とあるのを発見し、

白鳥ビルの研究会は独自のノウハウがあり、

教室で生徒に教える

フランチャイズの塾を運営しているのだと理解しました。」

□「僕はつねづね、

売れるコンテンツ(本であれテレビ番組であれ何であれ)

は4つの要素を備えている、

その必要条件を満たすものは

必ずヒットすると思っています。

1オリジナリティがあること

2明解であること

3極端であること

4癒着があること

□「これは長い編集者としての経験から

僕が勝手に結論付けた原則ですが、

いま考えてみれば『公文式算数の秘密』は

その4条件を見事にすべて満たしているものでした。

公文式はそのビジネスモデルがオリジナリティに富み

計算を続けるだけという極端な方法

そして誰がどこから見てもわかりやすい明解なノウハウでした。

さらに僕が考えたのは、

教室があるなら生徒がいてその父兄がいるはずだから、

販売ルートを兼ねた組織ではないか、

ということでした。

3万部くらい買い取ってもらえないか、

父兄に書店で購入してもらえないか、

そうすればベストセラー欄に顔を出し、

売れ行きに弾みがつくと目論んだのです。

それが「4癒着」の内容です。

編集1年目にほぼ初めて作った本に4条件がすべて入っていて、

結果、ものの見事に30万部を超える大ベストセラーになった。」

□「表現というのは、非共同体であること。

すなわち個体であることの1点にかかっていると思います。

イエスの喩えの中に羊というのが出てきますが、

僕は100匹の羊の共同体の中で1匹の過剰な、異常な羊、

その共同体から滑り落ちる

たった1匹の羊の内面を照らし出すのが

表現だというふうに思っています。

そのために表現はある。

ですから、共同体を維持していくためには、

倫理や法律や政治やそういうものが必要だろうけども、

1匹の切ない共同体にそぐわない羊のために

表現はあると思っているわけです。」

□「好きなところ?そうね・・・

臆病なところかな。

細かいところまで考え詰めるから、

不安に苛まれない夜を迎えることはあんまりないよね。

僕は臆病なんですよ。

チキンハートだから無謀に行けるんです。

いつもクヨクヨ考えているから、

いろんなことを用意周到に埋めることもできるし、

それがあるからターニングポイントで舵を逆に切ることができる思う」

□「僕は、売れたものはすべて正しいと思っている。

売れたものはすべて、いい本なんです。

『なぜこんなものが売れるのか?』

と思っている人は、

世の中をよくわかっていない。

いい本が必ずしも売れるとは限らない。

売れる本には、必ず白と黒の豊かに交じり合ったグレイが存在する

両極を抱きかかえさせて混交させ、

両極を激しく振幅させて初めて、

人を無意識に刺激させるものができるんです。

読者はバカじゃない。

それがフラットか豊かであるかは一発で見抜かれる」

『編集者という病』

見城徹氏著・引用

――――――――――――――――

■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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3.【ゲリラにとっての武器1ーオリジナリティ・明解・極端・癒着】

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■上記に引用した以外にも、

▲尾崎豊

▲石原慎太郎

▲松任谷由実

▲坂本龍一

▲郷ひろみ

▲村上龍

▲安井かずみ

▲山際淳司

▲鈴木いづみ

▲浜田省吾

▲五木寛之

▲銀色夏生

▲つかこうへい

といった「スター」「時代の寵児」

との生々しいやりとりが記録されています。

■例えば、

サラリーマン時代に、

YMO時代の坂本龍一氏と4年間、

ほぼ毎晩~朝9時くらいまで飲み続けていたこと(笑)

■尾崎豊の音楽を初めて耳にしたとき、

耳に貼り付いて離れなくなり、

直接手紙を書き、すべてのCDを聞き、

すべてのコンサートに足を運び、

さらには尾崎豊氏の事務所開設までしたこと。

■見城氏のエピソードを読んでいると、

見城氏ご自身が、

「1オリジナリティがあること

2明解であること

3極端であること

4癒着があること」

をまさに体現されている、

と私(合田)は感じます。

■「これはっ!」と感じた才能には、

▲すべての作品に目を通し

▲相手の心を射る手紙を書き

▲相手のお願いを聞き

▲相手の心を刺激する言葉を吐き

▲相手がもっとも言いたくないことを

▲作品=商品に変える

と、

「徹底した細部へのこだわり」を

「尋常じゃない」

「過剰な」レベルで

やりまくっているんですよね(笑)

■私(合田)の仕事は、

見城さんとは規模感も影響力もまるで違えど、

基本的に「人の精神」を扱う

という点で大きな共通点がある、

と勝手に思っています。

■さらに、編集者にはできなくて、

「教育」や「コンサルティング」でしかできないこと

を挙げるならば、

▲まだ世の中の誰も気づいていない(であろう)才能の芽に出会えること

▲その才能の芽が変化・成長していく一時期に伴走できること

その才能の芽が世の中に価値を伝染させていく手助けができること

▲「作品」を「売る」ことがゴールではないこと

でしょうか。

■逆に、経営者でなければできないことは、

▲成績・合格といった尺度ではなく、価値を認められること

▲価値の伝染に一定のリスクを負うぶん、リターンを得る可能性もあること

▲伴走ではなく、当事者であること

でしょうか。

■見城氏が挙げる、

「1オリジナリティがあること

2明解であること

3極端であること

4癒着があること」

は恐らく、

現状の「学校」という評価軸では認められにくいですが、

読者のみなさんがゲリラ戦を行い、

▲価値を生み出し

▲顧客の心をつかみ

▲顧客がお金を払う

▲顧客が行動する

という過程では重要ポイントではないでしょうか?

☆今回の関連バックナンバーはこちら

144号ゲリラにとって「使える技術」1ー考える技術・書く技術

145号ゲリラにとって「使える技術」2ー伝え方が9割

146号ゲリラにとって「使える技術」3ーAttention,please!

147号ゲリラにとって「使える技術」4ーキャズムを越えろ

148号ゲリラにとって「使える技術」5ーニッチの攻め方・見つけ方

3 【ゲリラにとっての武器1ーオリジナリティ・明解・極端・癒着】

・サマリー

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Street & Book Smart Summary】┃
┃                 ┃
┃■見城氏から学んだゲリラの武器は┃
┃                 ┃
┃1オリジナリティがあること   ┃
┃                 ┃
┃2明解であること        ┃
┃                 ┃
┃3極端であること        ┃
┃                 ┃
┃4癒着があること        ┃
┃                 ┃
┃                 ┃
┃■現状の「学校」という評価軸では┃
┃                 ┃
┃認められにくい4点だが、    ┃
┃                 ┃
┃ゲリラ戦を行い、         ┃
┃                 ┃
┃▲価値を生み出し         ┃
┃                 ┃
┃→                ┃
┃                 ┃
┃▲顧客の心をつかみ        ┃
┃                 ┃
┃→                ┃
┃                 ┃
┃▲顧客がお金を払う        ┃
┃                 ┃
┃→                ┃
┃                 ┃
┃▲顧客が行動する         ┃
┃                 ┃
┃という過程で重要ポイントではないか
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