20170824・142号「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦3ー小西史彦氏

平成29年8月24日 Street&Book Smart142号

■【「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦3ー小西史彦氏】

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から420日以上に渡って継続中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.『マレーシア大富豪の教え』

小西史彦氏・引用

2.「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦3ー小西史彦

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■今朝は昼から、元生徒さんで現広告会社経営のTさんと面会。

Tさん、ありがとうございましたー!!!

その後、マクロ栄養素や体調・体型管理を研究しているSさんと面会。

Sさん、引き続きヨロシクお願い致しますー!

午後から授業×2。

最後に、I・Sさんとオンライン個別コンサルティングです。

■合間に、読書。

マレーシアで0から「テクスケム・グループ」を創業した小西氏。

たとえば、有名どころだと、

吉野家やドトールなどのマレーシア展開にも関わっているテクスケム・グループ。

異国の地で、まさに0からゲリラ戦を行った小西氏の貴重な経験と言葉を

噛み締めながら再読しました。

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1.『マレーシア大富豪の教え』

小西史彦氏・引用

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□「「戦う場所」をどう選ぶべきか?

これは、状況次第で変わりますから、

一般論として語るのは難しい。

それでも定石はあります。

まず考えるべきなのは、

「人が多い場所は避ける」ということ。」

□「たしかに、資金も特別なコネクションもない私が、

マレーシアに根を張るのは容易ではないことはわかっていました。

しかし、それに成功すれば、

マレーシアにおいて日本とのコネクションをつくることができる

希少な存在になることができる。

日本の中にいれば平々凡々たる存在であったとしても、

マレーシアでは唯一無比の存在になれる可能性があるのです。」

□「当時の東南アジア各国は、

どこも出来上がった国ではありませんでしたから、

その意味では、どの国であってもチャンスはあった。

しかし、私は、比較検討したうえで

マレーシアがベストであると判断したのです。

なぜか?

インフラがどこよりも整っていたからです。

中略

道路など目に見えるインフラだけではありません。

イギリスはリベラルな資本主義経済

法治国家の概念も遺しました。

マレーシアの人々は勤勉な労働倫理をもっていますし、

契約概念など商取引をするうえで欠かせない観念も

一般に浸透していました。

これは、東南アジア各国のなかでもきわだった特徴でした。」

□「私は、人間の成長には方程式があると考えています。

「リスク」×「時間」×「努力」=「成長」

という方程式です。

リスクと努力には相関関係があります。

人間はリスクがあると思うから、

安全地帯にいないという自覚があるからこそ、

必死になります。

いやが上にも人一倍努力をするようになるのです。

だから、リスクは大きければ大きいほど、

成長のレバレッジは強くきくわけです。」

□「お客様は小さなお子様でした。

その子が靴ひもを結ぶのに難儀していた。

すると、社長は当たり前のように跪いて、

その子の靴ひもをニコニコしながら結んであげたのです。

当たり前のように、です。

日本最大の靴店チェーンの大社長ですから、

スタッフに指示をすればいいのかもしれない。

しかし、その大社長は自ら跪いたのです。

当たり前のように。

その瞬間、私は確信しました。

「このような人物が社長を務める会社は、絶対に信頼できる」

と。」

□「世の中の「悩み」や「問題」をつかみ、

それを解決するために

ビジネスをオーガナイズする「媒介」となる。

重要なのは、相手の気持ちをよく理解して、

相手を動かすようなコミュニケーションをとること。

これは、セールスマンシップそのものなのです。」

□「相手の要望を踏まえて、フェアな提案を行う。

相手がエゴを出してきても、

可能な範囲でそのエゴを叶えられるように工夫する。

しかし、そのエゴが一線を越えたときには、

決然と交渉決裂を突きつける。

これが、弱者が強者に勝つ交渉術の鉄則なのです。

ですから、交渉するときには、

どんな相手に対しても

「自分の最低ラインはここだ」と

deal breaking lineを明確にしておくべきです。

「これ」を越えたら終わりだと「思う」ことが

きわめて重要なのです。

これがないと、

相手のエゴにずるずると引っ張られて際限がなくなってしまう。」

□「いざ失敗が明らかになったときには、

その現実にどう向き合えばいいか?

答えは簡単。

ダメージコントロールに全力を集中する。

これに尽きます。

失敗の原因や責任の所在の追求は

必要なことではありますが、

一刻も早くダメージコントロールに着手することが重要です。」

『マレーシア大富豪の教え』

小西史彦氏・引用
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■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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2.「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦3ー小西史彦氏

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■上記の引用は、

ほんとーに、ごくごく一部の一部です。

ピンッとこられた方は是非買って読んで下さい(笑)

■マレーシア大富豪の教えを読んで学んだのは、

小西さんのマレーシアでの「ゲリラ活動」が、

まさに、0から、1人で始まったという点でした。

もちろん、現在のマレーシアじゃないですよ。

30~40年前のマレーシアですよ。

■しかし、冒頭の引用にもあるように、

徒手空拳で「無謀なリスク」を追ったのではなく、

マレーシアでの事業を始める前に、

▲マレーシアの大学に1年間留学して、市場調査を行う

▲もともと、ある企業の現地進出に絡んでマレーシアで働き始める

▲現地で勤務先の倒産を経験するも、周囲の応援により事業を立ち上げる

▲欧米人、華僑、日本人とさまざまにやり合いながら事業を育てていく

と、少しずつ少しずつ、

事業を育てられてきた様子が克明に描かれています。

ここは、毛沢東と同様に、

「事実に基づいて判断する」

というのを徹底されています。

■他にも以下のような記述があります。

「I trust you, before you trust me.

これが私の信条です。

「あなたが私を信頼する前に、私はあなたを信頼する」

この言葉を胸に日々のビジネスに向き合っています。

もちろん、この言葉を発する前には、

じっくりと人物を見極めます。

誠実であるか?

礼儀正しいか?

ビジネスのことがわかっているか?

実力派あるか?」

■あるいは、以下のような記述もあります。

「なんとなく「引け目」をもっているならば、

注意したほうがいい。

というのは、

私はこれまで膨大な数の日本人ビジネスマンと仕事をしてきましたが、

欧米人であるというだけで

「引け目」を感じる人に限って、

アジア人を軽視する傾向があると思うからです。

欧米人との交渉では言いたいことも言えずに

遠慮ばかりしている人ほど、

アジア人との交渉では

アンフェアなことを無理強いしたがる傾向がある。」

■マレーシアには比較的「親日」が多いにせよ、

日本人=マイノリティ(少数派)であることは間違いないでしょう。

だからこそ、欧米コンプレックスに毒されるわけでもなく、

華僑的ドライさに押し込められるわけでもなく、

文字通り「フェア」な【日本人×マイノリティ】というポジションをとり、

そこでゲリラ戦を戦ってこられたのは間違いありません。

■それ以外にも、

例えば、蚊取り線香や日本製婦人靴、

海産物の製造、薬品など、

日本では当たり前→マレーシアでは当たり前ではない、

を商品化されたり、

商品化する日系企業の現地展開をサポートしたり、

といった、小西氏ならではの戦略で事業を拡大されています。

■最近、メルマガ読者の方の海外渡航がとても多く、

パッと思いつく限りでも、

▲シンガポール

▲インドネシア

▲トルコ

▲ドイツ

▲カナダ

などに行っていらっしゃる読者の方がいます。

■そんな方が、もし小西氏の言葉を読まれたら、

まさに、【日本人×マイノリティ】であるからこそ可能な、

ゲリラの戦い方が明確に見えてくるのではないでしょうか?

☆今回の関連バックナンバーはこちら

12年前、学生時代に書いた「ゲリラ活動出陣直前」のブックレビューです(笑)
http://bit.ly/2wnJd2m

139号今、すぐ試せる「小さな現場」でゲリラ活動を行う

140号「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦1ー毛沢東

141号「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

2 「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦3ー小松史彦氏

・サマリー

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Street & Book Smart Summary】┃
┃                 ┃
┃■小松史彦氏からから学んだ        ┃
┃                 ┃
┃ゲリラ戦の要諦は         ┃
┃                 ┃
┃【日本人×マイノリティ】    ┃
┃                 ┃
┃であるからこそのポジションをとり┃
┃                 ┃
┃信頼とフェアネスを基軸に     ┃
┃                 ┃
┃欧米人に媚びない         ┃
┃                 ┃
┃華僑に押されない         ┃
┃                 ┃
┃戦うときは戦う、         ┃
┃                 ┃
┃勝つときは一気に勝つ、      ┃
┃                 ┃
┃という戦略である         ┃
┃                 ┃
┃                 ┃
┃                 ┃
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