20170823・141号「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

平成29年8月23日 Street&Book Smart141号

■【「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から420日以上に渡って継続中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.メルマガ読者の方・ご感想1件

2.『ZERO TO ONE 君はゼロから何を生み出せるか』

ピーター・ティール氏・引用

3.「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■今朝は朝から、日本に在住する混血の方を描いた『ハーフ』、

および終戦直後の東京を描いた『東京ブラックホール』を見つつ、

昼食を食べ、午後から授業でした。

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1.メルマガ読者の方・ご感想1件

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■以下、一部引用します。

ーーーここからーーーーーーーー

合田さん!

明日福岡に帰省するんですが

ご都合あえばお茶しませんか?

僕は、13時30分に福岡空港につく予定です。

18時くらいまでは空いてます。

急なお誘いですいません。

ちなみに、少しご報告です。

7月から独立しました。

学生のバイトを二人やとって

2ヶ月連続黒字です笑

(Tさま・広告会社経営)

ーーーここまでーーーーーーーーー

■Tさん、ご連絡頂きありがとうございます!

開業おめでとうございます!

明日ですが、

1330福岡空港到着後、

そのまま博多駅へ向かって頂き、

博多駅で1400~1500頃、

お茶しません(笑)?

お会いできるのを愉しみにしております!

■続いて、読書。

PayPal創業者のピーター・ティール氏。

スタンフォード大・哲学→同大学・院・法律

→弁護士→スピーチライター→クレディ・スイストレーダー

を経て、PayPal起業。

アメリカ・シリコンバレー界隈では、

「ドン」とよばれているらしいです(笑)

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2.『ZERO TO ONE 君はゼロから何を生み出せるか』

ピーター・ティール氏・引用

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□「世界に関する命題のうち、

多くの人が真でないとしているが、

君が真だと考えているものは何か?

□「ほかの生き物と違って、

人類には奇跡を起こす力がある。

僕らはそれを「テクノロジー」と呼ぶ

テクノロジーは奇跡を生む。

それは人間の根源的な能力を押し上げ、

より少ない資源でより

多くの成果を可能にしてくれる。」

□「この世の中に成功の方程式はない。

中略

実際、ひとつだけ際立ったパターンがあるとすれば、

成功者は方程式ではなく

第1原理からビジネスを捉え、

思いがけない場所に

価値を見出しているということだ。」

□「1小さな違いを追いかけるより大胆に賭けた方がいい

2出来の悪い計画でも、ないよりはいい

3競争の激しい市場では収益が消失する

4販売はプロダクトと同じくらい大切だ

□「独占企業の特徴

1プロプライエタリ・テクノロジー(非公開独占技術)

2ネットワーク効果

3規模の経済

4ブランディング

□「どんなスタートアップもはじまりは小さい。

どんな独占企業も市場の大部分を支配している。

だから、どんなスタートアップも

非常に小さな市場から始めるべきだ

失敗するなら、小さすぎて失敗する方がいい。

理由は単純だ。

大きな市場よりも小さな市場の方が支配しやすいからだ。」

□「正しい順序で市場を拡大することの大切さは

見過ごされがちで、

徐々に規模を拡大するには自己規律が必要になる。

大成功している企業はいずれも、

まず特定のニッチを支配し、

次に周辺市場に拡大するという

進化の過程を創業時から描いている。

□「周辺市場に拡大する計画を練る時は、

破壊してはならない。

できる限り競争を避けるべきだ。」

□「あえて起業するなら、

かならずべき乗則を心にとめて経営しなければならない。

いちばん大切なのは、

「ひとつのもの、ひとつのことが他のすべてに勝る」

ということだ。」

□「【人間の3つの目標】

1最低限の努力で遂げられる目標

2真剣に努力しないと遂げられない目標

3どれほど努力しても遂げられない目標」

□「どんな会社を立ち上げるべきかを考える時、

問うべき質問は2つ

自然が語らない真実は何か?

人が語らない真実は何か?

□「何かを始めるにあたって、

最も重要な最初の決断は、

「誰と始めるか」だ。

共同創業者選びは結婚のようなもので、

創業者間の確執は離婚と同じように醜い。」

□「最高のスタートアップは、

究極よりも少しマイルドなカルトと言っていい。

いちばんの違いは、

カルトは重要な点を間違って盲信しがちだ

ということだ。

成功するスタートアップは、

外の人が見逃していることを正しく信奉している。

□「いちばんよくある失敗の原因は、

ダメなプロダクトではなく下手な営業だ。

有効な販売チャンネルがひとつでも手に入れば、

ビジネスは成功する。

もし君がいくつか試してみてどれもものにできなければ、

そこで終わりだ。」

□「テスラ=7つの質問すべてに答えたスタートアップ

1テクノロジー

2タイミング

3独占

4チーム

5販売

6永続性

7隠れた真実

『ZERO TO ONE 君はゼロから何を生み出せるか』

ピーター・ティール氏・引用
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■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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3.「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

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■最後のテスラとは、

イーロン・マスクが創業した、

テスラ・モーターを指します。

■ZERO TO ONEを読んで、

最も衝撃的だったのは、

未来は「偶然」ではなく、

「確信」に満ちた像を持つ、

という点でした。

■例えば、アマゾンを描写した以下のような記述があります。

「アマゾンはそのお手本と言える。

ジェフ・ベゾスは創業時から

すべてのオンライン小売市場を支配する

というビジョンを持っていたけれど、

極めて意図的に、まず本から始めた。

書籍なら何百万タイトルでもカタログ化できるし、

ほとんどすべてが同じ形状なので発送しやすい上に、

書店が在庫を抱えたがらないような

稀少本こそ最も熱心なユーザーを呼びこむことができる。

書店から遠くに住んでいる人や、

稀少本のファンにとって、

アマゾンはなくてはならない存在となった。

そこからアマゾンには2つの選択肢があった。

書籍のユーザー数を拡大するか、

周辺市場に拡大するかだ。

アマゾンは後者を選び、

本にいちばん近い市場から始めた。

CD、ビデオ、ソフトウェアだ。

アマゾンは徐々にカテゴリを拡大し、

ついには世界一のデパートになった。」

「偶然」ではなく、

小さな、特定市場でありながら、

「独占」が可能なポイントを見つけ、

まずそこでの「独占」を実現した上で、

周辺に拡大していく、という明確な戦略です。

■しかも、アマゾンの「独占」は、

0小さく始める=ジェフ・ベゾスの自宅ガレージで妻と2人で

1テクノロジー=インターネットでの販売・決済+問屋を通さない流通

2タイミング=創業当時、年率1200%で成長していたEコマース

3独占=書籍のインターネット販売黎明期

4チーム=Amazon

5販売=初めは書籍のみ+実店舗が嫌がる希少品のロングテール

6永続性=1度購入して便利さを理解すると、何度も購入する

7隠れた真実=ほしいものをほしいときに、空間・時間の同期なく買いたい

というポイントに支えられていますよね。

■昨日取り上げた毛沢東と近いのが、

「人が語らない真実は何か?」

という部分ではないでしょうか。

■例えば、毛沢東時代の中国でいえば、

「人が語らない真実」

とは、

「なぜ、地主だけが富を独占し、

小作である自分たちは、

はたらけどはたらけど豊かにならないのか?」

だったでしょうし、

例えば、現代の日本で言えば、

「『健康』と言われる食品を食べているのに、

なぜ、肥満になったりガンになったりするのか?」

であったり、

「いい大学を出ても、必ずしも職業や幸せと結びつくわけではないのに、

なぜ、親や先生はいい大学に行けというのか?」

であったりするのではないでしょうか。

■だからこの、

▲「人が語らない隠れた真実」を、

▲タイミング良く

▲言語化し

▲組織化してチームを作り

▲広め(販売し)

▲独占する

ことを行ったのが、

例えば、毛沢東・共産党であったり、

アマゾンのジェフ・ベゾスであったり、

するのでしょう。

「隠れた真実」とは、

定説=簡単・みんなが信じている

解けない謎=不可能

なのに対して、

「難しいけれど実行可能な何か」

を指します。

これって、実は身近な日常にあふれていますよね?

■「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

で学んだ最重要ポイントを復習すると、

「隠れた真実を見つけよ」=第1原理として、

0小さく始めよ

1テクノロジーを利用・創造せよ

2タイミングを見極めよ

3独占せよ

4チームを作れ

5販売せよ

6永続性を確保せよ

でした。

私(合田)も身近なところから、

次なるゲリラ戦に備えて準備を行っていきたいと思います(笑)

☆今回の関連バックナンバーはこちら

12年前、学生時代に書いた「ゲリラ活動出陣直前」のブックレビューです(笑)
http://bit.ly/2wnJd2m

139号今、すぐ試せる「小さな現場」でゲリラ活動を行う
http://bit.ly/2wgpXDy

140号「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦1ー毛沢東
http://bit.ly/2vUuwm4

3 「今、すぐ、小さなゲリラ戦」の要諦2ーピーター・ティール

・サマリー

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Street & Book Smart Summary】┃
┃                 ┃
┃■ピーター・ティールから学んだ ┃
┃                 ┃
┃ゲリラ戦の要諦は         ┃
┃                 ┃
┃「隠れた真実を見つけよ」     ┃
┃                 ┃
┃=第1原理として、       ┃
┃                 ┃
┃0小さく始めよ         ┃
┃                 ┃
┃1テクノロジーを利用・創造せよ   ┃
┃                 ┃
┃2タイミングを見極めよ     ┃
┃                 ┃
┃3独占せよ           ┃
┃                 ┃
┃4チームを作れ         ┃
┃                 ┃
┃5販売せよ           ┃
┃                 ┃
┃6永続性を確保せよ       ┃
┃                 ┃
┃                 ┃
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┃発行者: (合田啓作)
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