20170818・138号 「名を惜しむな、命を惜しめ」

平成29年8月18日 Street & Book Smart 138号

■【「命を惜しむな、名を惜しめ」ではなく、

「名を惜しむな、命を惜しめ」

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<配信開始から410日以上に渡って継続中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.オンラインサロン参加者の方・ご感想1件

2.『忍者「負けない心」の秘密』

小森照久氏・引用

3.「命を惜しむな、名を惜しめ」ではなく、

「名を惜しむな、命を惜しめ」

今回のメルマガは上記のような構成です。
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■昨日、読者でもあり、

オンラインサロン参加者でもあるGさんからのオススメで、

早速、大分オススメの焼き鳥に行きました(笑)

ぼんじり、つなぎが特においしかったです!

有難うございましたー!!!

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1.メルマガ読者の方・ご感想1件

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■以下、一部引用します。

ーーーここからーーーーーーーー

わざわざご連絡頂きありがとうございます!

焼き鳥屋行かれるんですね、

美味しかった記憶はあるのですが

かなり曖昧な記憶なので

もし好みが違うようでしたらすみません!(汗)

内定面談を受けた後に正式に進路を決めよう

と思っていますので

次回はご迷惑をおかけしますが

宜しくお願い致します!

オンラインサロンの司会をしていて思った事は

質問の精度が個人的に甘かったと思います。

現場で回した事がないが故にどこを突っ込むべきか、

どこを聞くべきか、という判断が難しく、

それに関しては他の参加者も戸惑っていたように感じます。

だから話を切るタイミングが分からず、

話が若干逸れたりして、

時間が多少長めになっていた気がします。

最近目上の方とお話する上でも気づいたのですが

やはり日頃から受け売りではなく、

自分の頭で考えた思考、

身体を動かして得た結果がなければ

質の高い質問が出来ないというのが自身の反省点です。

(Gさま)

ーーーここまでーーーーーーーーー

■Gさん、第9回オンラインサロンについて、

司会をして頂き有難うございました!

■オンラインサロンの当初の目的・仮説としては、

・個別コンサルティングだけでは、

具体的にイメージできない・行動できない

という人が、

・比較的、近い立場にある人たちとのやりとりを通して、

・まるで合わせ鏡のように、わがことのように、

自らの課題を他者の中に発見し

・具体的イメージ・行動を加速していく

という点にありました。

■「自分の頭で考えた思考」や「身体を動かして得た結果」

がなければ、質の高い質問が出来ない、

というのはおっしゃる通りだと思いますし、

一方で、サロンのような経験を重ねていくことで、

勘所が直感的に把握できたり、

質問できるようになったり、

という成果も徐々に出てくると思います。

ぜひ、内定面接頑張って下さい!

引き続きヨロシクお願い致します!!!

■ちなみにオンラインサロン第10回は、

8/21(月)AM1000から。

ご参加ご希望の方は、

keisakugoda@icloud.com

までご連絡下さい!

■続いて読書。

三重大学医学部教授で、忍者研究者でもある小森氏。

「セルフ・イメージ」に何の関係があるの!?

と思われた方。

おおいに関係があり、

めちゃくちゃ面白いです(笑)!

呼吸法や走破術、歩行法など、

さまざまな話が紹介されているのですが、

一部を引用します。

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2.『忍者「負けない心」の秘密』

小森照久氏・引用
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□「一般的に忍者といえば、

城に火をつけたり、

城への侵入の際に味方の手引きをしたり、

待ち伏せをするなどをイメージする方が多いかもしれません。

しかし、最も重要な任務は相手の情報を獲得し、

それを持ち帰ることでした。

したがって、1番大切なことは、

「生きて、生きて、生き抜くこと」

だとされていました。

そのために、決して命を落とさないように、

戦いを避け、逃げることを恥としないことが説かれています。」

□「忍者の行動指針として

いくつかのことがあったとのことです。

ひとつは、花情竹性というもので、

花のように優しく、

竹のように強くまっすぐな心根を持てというもの。

忍恥黙行というものもあり、

恥を恥と思わず、

愚痴なく行動することです。

さらに廉恥潔白として、

恥を知り、正直を貫くことを指し、

忍恥黙行などと合わせ、

真面目なことが求められました。

ほかにも無芸無名として、

目立たず、能力を秘めること、

陰徳謙譲として、人知れず徳を施し、

控え目に行動することもあります。」

□「情報を聞きだすための

具体的なコミュニケーションの方法が、

『正忍記』に書かれています。

まずは警戒心を目に見えない門にたとえて、

「無門の一関」と呼び、

他愛ない世間話から入って、

警戒心を越えると書いてあります。

そして、話の本題に入ったら

相手を持ち上げます。

機嫌がよくなった相手は饒舌になります。

ここで、人に「理を尽くさする習いの事」によって、

うつけ、利口ではないふりをして

相手の自己顕示欲を刺激し、

何も知らないやつだなあ、

それはこういうことなんだよ、

と話を聞き出すのです。

このときに重要な教えが

「人破らざるの習い」で、

決して相手を論破してはいけない

と書かれています。

プライドを傷つけては何も話さなくなるからです。」

□「武士道でよくいわれる

「命を惜しむな、名を惜しめ」ではなく、

忍者は目立たないことが大事ですので

基本的に名を残すことはありません。

生還しなければ大事な情報を持ち帰ることができませんので、

忍者に求められるのは、

「生きて生きて生き抜くこと」です。

そのための教えとして

「四知之伝」という状況分析をします。

四知とは、「望・聞・問・切」です。

まず、「望」では全容を見ます。

「聞」では、相手の様子を探り疑問点を見つけます。

「問」では、疑問点を相手に投げかけて反応を見ます。

「切」では、以上を総合的に判断して、

最も効果的な方法を考え、

忍び入ったり、工作をしたりします。

『忍者「負けない心」の秘密』

小森照久氏・引用

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■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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3「命を惜しむな、名を惜しめ」ではなく、「名を惜しむな、命を惜しめ」
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『忍者「負けない心」の秘密』を読んでいて、

最も衝撃を受けたのは、

私(合田)の「セルフ・イメージ」も、

大なり小なり

「命を惜しむな、名を惜しめ」

の価値観に毒されていたことでした(汗)

■「名」とはどういうことかというと、

▲名誉

▲評判

▲名義

▲立場

といったものでしょうか。

■本来、「セルフ」とは文字通り、

▲身体感覚

▲感触

▲好き嫌い

▲漠然とした方向感

▲あるとき、突然わかる

といった、

ものすごく個人的なものではないかと思いますが、

「名」にこだわると、

もともと「セルフ」とは似て非なる「名」を、

あたかも「セルフ」と同化させてしまう危険性がありますよね。

■曰く、

▲○○高校の

▲○○大学の

▲○○企業の

▲○○企業の重役の

▲○○と知り合いで

といったように。。。

■「やりたいことがわからない」という人は、

おそらく、この「名」と「セルフ・イメージ」が一体化し、

何がなんだかわからなくなっているのだと思います。

例えば、

○○(セルフ)をやりたい、でも■■(名)があるから

○○(セルフ)に行きたい、でも■■(名)があるから

○○(セルフ)を鍛えたい、でも■■(名)があるから

といったように。

■その際、

「命を惜しむな、名を惜しめ」という武士の価値観ではなく、

「名を惜しむな、命を惜しめ」という忍者の価値観を知っていたら?

■例えば、

▲目立たないこと

▲名を残さないこと

▲生還すること

▲大事な情報を持ち帰ること

という忍者の価値観を知っていたら?

■▲倒産したり

▲勤務先が縮小・合併したり

▲突然解雇されたり

▲おもわぬ不運に見舞われたり

▲思ったようにことが運ばなかったり

というときも、

「名」ではなく「命」を落とさなければそれで良し!

という、最もシンプルで行動に結びつく、

セルフ・イメージの原型を持てるのではないでしょうか?

■ぜひ、興味を持たれた方は読んでみて欲しいのですが、

最後に「名を惜しむな、命を惜しめ」の価値観を根底で支えていたのは、

▲足甲歩き

▲なんば歩き

▲呼吸法

などの、具体的・長期的身体訓練であり、

この点でも、やはり「セルフ」は「名」ではなく、

「命」自体である身体の健康や鍛錬と切り離せないですね。

素敵な週末をお送り下さい!!!

☆今回の関連バックナンバーはこちら

134号「セルフ・イメージ」をどのように変化・成長させられるのか?

135号「セルフ・イメージ」は書き続けることで取り替えられる

136号ボコられてはじめて見える「セルフ」かな

137号あるとき突然、「セルフが見える」瞬間がある

3 「命を惜しむな、名を惜しめ」ではなく、

「名を惜しむな、命を惜しめ」

・サマリー

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【Street & Book Smart Summary】┃
┃                 ┃
┃■▲目立たないこと        ┃
┃                 ┃
┃▲名を残さないこと        ┃
┃                 ┃
┃▲生還すること          ┃
┃                 ┃
┃▲大事な情報を持ち帰ること    ┃
┃                 ┃
┃という忍者の価値観を知っていたら┃
┃                ┃
┃困難に出会っても、       ┃
┃                ┃
┃命を落とさなければそれで良し!   ┃
┃                ┃
┃というシンプルな        ┃
┃                ┃
┃セルフイメージの原型を     ┃
┃                ┃
┃持てるのでは?          ┃
┃                ┃
┃━━━━━━━━━━━━━━━━┃

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┃発行者: (合田啓作)
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