20170707・110号「遠慮」という強力なブレーキを解除するには?

平成29年7月7日 Street & Book Smart 110号

■【「遠慮」という強力なブレーキを解除するには?

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
配信開始から365日以上に渡って配信中の

Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.『小さな会社☆儲けのルール』

竹田陽一・栢野克己氏・引用

2.「遠慮」という強力なブレーキを解除するには?

今回のメルマガは上記のような構成です。

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■今週は、

106号人からお金を頂くことに「罪悪感」があるのはなぜか

107号わかっちゃいるけどやめられない!!!禁断・ズブズブの道

108号短期的に格好つけるよりも長期的に喜ばれる道は?

109号就活中の人は共通して感じる、えも言われぬ孤独とは?

と、ひたすら【売上−原価・経費=利益】を軸に、

▲人からお金を頂くブレーキを外すには?

▲価値>価格を実現するには?

▲長期>短期を継続するには?

といったテーマで書いてきました。

そうはいっても、

具体例がなければイメージもわかん(笑)!

以下、引用します。

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1. 『小さな会社☆儲けのルール』

竹田陽一・栢野克己氏・引用

http://amzn.to/2todAmP

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■以下、一部引用します。

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□「遠慮すると伸びません。

それは自分がカッコつけてるだけなのです。

個人の都合が優先されて経営の原則からはずれているのです。」

 

□「経営には粗利益が必要で、

その粗利益はお客のお金をもらったときにしか生まれません。

ということは、経営の目的とは、

「経営の源であるお客を作り出し、その数を多くすること」

なのです。」

 

□「あなたは「なに」「どこ」で売って

「ナンバーワンになるか」「意識」して決めましょう」

 

□「例)アート引越しセンター

当時の引越し・荷台に屋根なし

雨にぬれないから、という理由で

屋根付きの物流トラックを引越しに転用することを思いつく

→注文くる

→顧客に聞くと、荷物の中身が見えないから、という理由で選ばれているとわかる」

 

□「例)QBハウス

当時の理髪店=

カット+髭剃り+シャンプー+マッサージ

=時間がかかる+値段高い

カットのみ=時間10分+値段1000円

→業界団体から大バッシング

→顧客から絶大な支持=9年で300店舗

→10年でオリックスに30億円で売却」

 

□「例)ホームテック

リフォーム業=大企業が出てこない・規制がない・同業が零細

当初から全国展開を予定

→住宅リフォーム業で創業(市場規模7兆円)

・大手の寡占緩い(単価は新築に比べ1~2ケタ低い)

・大量生産できない

・取扱点数膨大

(キッチン・バス・トイレ・洗面所・クロス・ふすま・網戸・ドア交換・外壁・屋根・ベランダ・庭・カーポートなど)

→「外壁1点に絞る

=傷み具合・ひび割れが目視確認でき、ニーズが発見しやすい

 同業には悪質業者が多い

 

□「例)IKK 

地元スーパー2代目→宿泊業→ハウスウェディング業

年商500~600億円の先発企業あり=人口100万以上の都市ばかりに出店

佐賀県・伊万里からスタート

→鳥栖・大分・宮崎・佐世保・福岡に進出

→高知・福井・金沢・富山・磐城・盛岡にも進出

全て人口15~50万人都市

 

□「例 ふらんす菓子屋 エミリー

・2000年、東京での菓子屋修業を終えて家業に入る。

ケーキが1日1万円も売れずに愕然

お菓子を作る職人で、販促や営業や経営知識はゼロ。

何をやればいいかわからない。

とりあえずビジネス書を乱読し始める。

・2001年、神田昌典ピンク本を読み、竹田陽一との対談テープを聴く。

小さな会社の戦略にピンときて竹田陽一の安い音声テープを買う。

気に入ったので買い足していく。

本よりも音声学習(作業中のBGM)が性に合った。

・2002年、小さな会社の接近戦営業として「子供ケーキ教室」を月1回開催

チラシ1万枚で5名参加

・2004年のセミナーで新規来店後のリピートやファン作りに興味を持つ。

顧客名簿とハガキでのフォローを開始

・12年後の現在、「子供ケーキ教室」「子連れママのケーキ教室」

をほぼ毎日開催して顧客名簿も1万件

・年商は約20倍の8000万円に。その大半は既存客のリピートと口コミ紹介。

誕生日ケーキと教室の売り上げで、半年から1年先まで予約で埋まっている。

・以前はその日暮らしで来店数も売り上げも見えなかったが、

いまは来年や5年後も見える。

・同じ商圏に年商500億の大手チェーン支店ができたが、

影響はまったくない。

工場で大量生産格安商品と客層は自店と重ならない。

・いまの1店舗のみで年商2億円まで計画。

ケーキ教室とハガキ戦略はだれでもできるが、ほぼだれもやらない。

やっても効果が現れるのに最低3年から5年かかり、途中で辞める人が大半。

ケーキ屋で顧客名簿を集めてハガキを出しているなんて聞いたことない。

・ケーキ教室もマネが増えない。「ケーキ教室?暇だねえ」が同業の風評らしい。

以上、これから起業する人や苦しんでいる人へ。

「小さな会社の戦略を学んでください。○○教室をやってください。

顧客名簿をコツコツ集め、ハガキで定期フォローしてください。

10年継続すれば、必ず成功します」

 

□「千葉の自家焙煎珈琲豆屋「さかもとこーひー」の坂本さん。

コーヒーショップではなくコーヒー豆のテイクアウトと通販で、

この業態なら店舗スペースや内外装も不要で、

顧客名簿をコツコツ積み重ねたストックビジネスができる。

事実、坂本さんは自宅ガレージで始めて顧客名簿と資金をコツコツ積み上げ

20年過ぎてから焙煎工場兼小さな店舗を出しました。」

 『小さな会社☆儲けのルール』

竹田陽一・栢野克己氏・引用

http://amzn.to/2todAmP

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 (ここまで)

 

■それでは、

「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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2. 「遠慮」という強力なブレーキを解除するには?

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■手元の辞書で「遠慮」という言葉を引くと、

1他人に対して、控え目に振る舞うこと。言動を控え目にすること。

2やめること。辞退すること。

3断ることの遠回しな言い方

4遠い先々のことまで見通して、よく考えること。深慮。

とあります。

 

■唐突ですが(その1)、

本日、お客さんから、

以前お送りした「快気祝いのお返し」

とのことで、

▲千疋屋のゼリー

▲マヌカハニー

▲マスカットとマンゴー

を頂戴しました。

(Kさま、有難うございました!!!)

 

■Kさまとの出会いは、

Kさまとの会話から、

言葉にならぬニーズを感じ、こちらから提案させて頂いたこと、

ちょうどそのタイミングでKさまからもご依頼を頂けたこと、

の2点がきっかけでした。

もう2年間もお世話になっています。

 

■唐突ですが(その2)、

私(合田)はものすごーーーーく遠慮深い母に育てられました。

母との会話でわかるのが、

▲祖母(母の母)から常に「否定」されて育ったこと

▲何をやるにも「遅い」「できない」「駄目だ」と言われたこと

であり、

▲この習慣から、何かをやる前に「遠慮」の習慣が身に染み込んでしまったこと

▲今でも、何かを始める際に、プラン作成に時間をかけすぎ、

実際の行動に至るまでに膨大な時間がかかる

あるいは行動に至らないことが多い

ということです。

 

■私(合田)は心理カウンセラーではないですが、

育った環境や親との関係から、

「自分なんてたいした価値がない」

という無価値観が染み込んでいる人はかなり多い

ということを、

予備校やコンサルティングの現場でひしひしと感じています。

 

深層の無価値観→自分が考えることなんてたいしたことない

→話していて「役に立てそうだ」と思っても遠慮する

→商品の提案や新たな関係を築くチャンスがあっても逃す

→相手に聞いてみる・頼りにする・甘える・提案する、といった小行動が永遠に発動されない

→殻が固くなっていき、考えている時間だけが長くなっていく

というループですね。

 

■こうした無価値観に支配された人の影には、

だいたい「強い庇護者」がいます。

例えば、うちの母であれば、

▲サラリーマンと市議会議員のダブルインカムを持つ祖父

▲気が強く、人を支配したがる祖母

がいました。

 

■庇護者がいる間は、問題は顕在化しないんですよね。

でも、強い庇護者がいなくなったとき、

経済的・精神的支えはなくなっているのに、

「無価値観」や「遠慮」といった習慣と性格だけが残ります

 

■すると、どうなるか?

基盤がないのに「無価値観」や「遠慮」だけあるので、

▲新しい挑戦

▲人に聞いてみる・甘えてみる・頼んでみる

▲提案してみる・買ってくださいとお願いする

といったことが全くできず、

【売上−原価・経費=利益】

でいうところの【売上】が全く立たないまま、

【原価・経費】だけがかさんでいくことになります。

 

「無価値観」が強く、「遠慮深い」人は、

「無価値観」を埋め合わせるように、

▲人におごってあげる

▲何か手土産を買っていく

▲人に振舞ってあげる

ことが多いです。

これ自体は必ずしも悪くないと私(合田)は思うのですが、

いかんせん【売上】は上がっていないのに、

【経費・原価】だけがかさんでいくので、

ジリジリと余裕がなくなっていきますよね。

 

■じゃあ、この強力な「遠慮」ブレーキを外すには?

まず、必要条件としては、

▲「売上」を自ら上げなければ死ぬ、という状況に置かれること

▲具体的には、経済的・精神的に「強い庇護者」への依存から外れること

であり、

次に十分条件としては、

▲相手の話をよく聞く

▲聞いた上で、小さな提案・小さく頼る・小さくお願いするを実行してみること

▲小さな実行で、確率論的な「小さな成功体験」を積むこと

こうして必要+十分条件が揃い始めると、

徐々に「遠慮」という強力ブレーキが外れていきます。

 

■私(合田)がなぜ、

Kさまに「小さな提案」ができたか?

それはまさに、

▲「売上」を自ら上げなければ死ぬ、という状況に置かれており(汗)

▲経済的・精神的に「強い庇護者」への依存が不可能であり(泣)

▲Kさまの話を聞き

▲聞いた上で、小さな提案・小さくお願いするを実行してみた

▲小さな実行で、確率論的な「小さな成功体験」を積む

ことができたからです。

 

■昨日のメルマガ、

就活中の人が共通して感じる、えも言われぬ孤独とは?

でG・Nさんからのお便りに答える形で書きましたが、

Kさまへの提案は、

けっして

▲ポジティブ・シンキング

を使って行ったのではなく、

▲孤独感をひしひしと感じつつ、

▲さまざまなネガティブな可能性をシュミレーションしつつ

▲でも、小さな提案を行う

ことで、はじめて築くことができたものでした。

 

「遠慮」という強力なブレーキを外すのは大変ですよね。

でも、「遠慮」という強力なブレーキを外さない限り、

【売上−原価・経費=利益】はジリジリ先細っていく。

これは、明白な事実です。

お役に立てる可能性があり、かつ妥当な価値を持つのであれば、

「遠慮」のブレーキを外してもよいのではないでしょうか?

 

「遠慮」という強力なブレーキを解除するには?・サマリー
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Street & Book Smart Summary】┃
┃                ┃
┃■強い庇護者のもとで、     ┃

┃無価値観を習慣化した人は、   ┃

┃遠慮が染み付き、        ┃

┃提案・甘え・お願いができない  ┃

 

┃■かつ、無価値観が強い人は、  ┃

┃実は日常生活の維持にあたって、 ┃

┃【売上−原価・経費=利益】のうち┃

┃【原価・経費】で大盤振る舞いしつつ┃

┃【売上】を受け取るのが苦手で、  ┃

┃結果ジリジリと先細っていきやすい┃

 

┃■「遠慮」ブレーキ解除には    ┃

┃まず必要条件として、

┃▲「売上」を自ら上げなければ死ぬ┃

┃▲「強い庇護者」依存から外れる ┃

┃ことが必要であり、       ┃

┃次に十分条件として、      ┃

┃▲相手の話をよく聞く      ┃

┃▲小さな提案・頼る・お願いする ┃

┃を実行してみること       ┃

┃▲「小成功体験」を積むこと   ┃

┃が必要である          ┃

 

┃■お役に立てる可能性があり、  ┃

┃妥当な価値を持つのであれば、  ┃

┃「遠慮」ブレーキを       ┃

┃外してもよいのではないか    ┃

┃━━━━━━━━━━━━━━━━┃

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┃発行者: (合田啓作)
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