98号・行動が遅い!?それは・・・

平成29年6月2日 Street & Book Smart 98号

■【行動が遅い!?それは・・・】

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.『やめられない!ぐらいスゴイ 続ける技術』

菅原洋平・著 引用

2.行動が遅い!?それは・・・
+サマリー
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■今日は、日中授業×2。

その後移動して現役生向け授業。

夜からオンラインによる個別コンサルティングを経て、

最後に友人たちと会食予定です。

 

 ■合間に読書。

以前、80号・納得できないと行動できないあなたの落とし穴を避けるには?

でも引用させて頂いた、

作業療法士・菅原洋平氏。

新作が出ていたため即購入し、

読み終えました。

 

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1. 『やめられない!ぐらいスゴイ 続ける技術』

菅原洋平・著

http://amzn.to/2s0bwS2

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■以下、一部引用します。

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□「実行動を続けるのは体ですが、

その行動を選ぶのは脳です。

その脳には容量制限があり、

容量オーバーになってしまうと、

目の前のチャンスを見逃してしまい、

ただ漫然と続けることだけに

時間と能力を費やすことになってしまいます。

私たちの脳は、限られた容量の中で

自分の目指すゴールに向かっていけるように、

容量を圧縮して効率を上げる仕組みをもっています。

どんな状況でも打開策を見出し、

苦しい状況でも腐らずに努力できる人は、

この容量を圧縮する能力に優れています

圧縮したかたまりのことをチャンクといい、

このチャンキングを鍛えていくことが、

私たちが自分らしく生きていく手助けになります。」

 

□「メールをチェックしたり、

SNSを見ているときに

「(自分には関係ないかもしれないけど)

一応見ておこう」

と思ったことはありませんか?

この「一応」がドーパミンの産物で、

エネルギーをムダづかいする要因です。

例えば、SNSをざーっと見ていて

予期せぬいい情報を見つけたとします。

「あっ!この人お菓子の新しい味をアップしている!」

という感じで、

今のあなたが必要としている情報とは関係ないけれど、

「知らないこと」です。

あなたの脳は、「知らない」という

予期せぬご褒美をもらったので

ドーパミンによる強化学習を繰り返します

 

□「ドーパミンに時間感覚が奪われないようにするには、

時間感覚を鍛えることです。

簡単なところでは、家事でも仕事でもなんでもよいので、

それを始める前に

「○分くらいでできそうかな」

と見立ててみましょう。

「洗濯物干し10分くらいで終わるかな」

「この資料は5分あれば読めそうだな」

という感じです。」

 

□「考えてみると、

他人に行動を決められているときは、

失敗すると「まずい・・・怒られる」と、

やはり他人の反応を気にします。

ところが自分で決めて行動しているときは、

失敗しても

「しまった・・・。ここはこうした方がいいんだな」

とそこから学習している感じがありますね。

「失敗を恐れるな」とはよく言われますが、

私たちが失敗を恐れるのは、

他人に行動を決められた場合であって、

自分が決めたことならば、

恐れるもなにもそもそも失敗にすらならず、

むしろ自分の成長の糧になるのです。

これならば何があっても続けられそうですね。」

 

□「学習曲線の途中には、

練習してもパフォーマンスが変わらない

プラトーと呼ばれる時期があります。

練習しても上手にならないので、

練習が退屈になったり、

スランプだと感じることもあります。

こんなエクササイズ意味なかったわ、と

やめてしまうのはこのタイミングが多いのです。

プラトーが起こる時期は、個人差があります。

この現象は、誰でも経験するのですが、

実はこれは脳の中だけでつくられた幻の現象です。

体が動きを学習するときは特にそうですが、

本当はこのプラトーという状態はなく、

ほんのわずかでもパフォーマンスは向上し続けます

パフォーマンスは変化がないように見えても、実際には、

その動作に必要な努力や注意しなければならないこと

が減っていたり、エネルギーの消費量が少なく済む

などの向上はみられているのです。

「上達しなくなった」と感じる錯覚は

脳と体のギャップの表れですが、

知識としてこのプラトーがあることを知っているかどうかで、

続ける力が大きく変わります

プラトーを知っていれば、

いまいち努力の成果がみられなくても、

体の中では効率化が進み、

ある時期を過ぎるとまた前のように

パフォーマンスが上がることを見通すことができるからです。」

 

□「3日実行してやめてしまうのではなく、

1週間のうち3日できた、

つまり3日を3/7実行したと考えましょう。

次の週が2日しか実行できなかったら、5/14。

1ケ月のうちで10日できたら1/3です。

次の月にはその割合を

ほんの少しだけ増やすことを目標にしましょう。

生体リズムは、その実行した日の割合が増えていくほど

変化していきます

そして、その割合が半分を超えたところで、

その習慣はレギュラー、

つまり日常習慣になります

短期的に結果を出すことだけを考えずに、

長期的なスパンの中で実行した日の割合を増やしていくことで、

確実に脳に変化を与えていきましょう。」

 

□「例えば、サッカーの試合で解説者が

「シュートまでいって終わることが大事だ」

ということがあります。

目の前のパスを成功させることが目的ではなく、

パスをつないだ結果シュートを打つところまでを

一連のパターンとして記憶できれば、

そのパターンを呼び出せばよいだけなので、

個々の選手の脳は結果に結びつく動作を継続しやすくなります

1つの工程は途中でも、一連の作業を完結までやる

これを区切りにすれば、途中で面倒になったり、

疲れてしまうことを防げます。」

 

□「「○○しなきゃ」という言葉は、

どう動けばよいのか具体的にはよくわかりませんね。

中略

あなたが体の動きを言葉にしたとき、

それが具体的で分かりやすい言葉であるほど、

体はひとりでに動きます

今やらなければいけないと思っていることを

「○○する」と口に出してみてください。

このときの注意点は、

「ちゃんと」とか「しっかり」

などという心理的な表現を入れないことです。

「勉強をちゃんとやる」とつぶやかれると、

「ちゃんと」ってどんな動き?と脳は混乱します。

そうではなく、

「教科書を開いて問題を解く」とつぶやけば、

体はすんなり勉強を始めます。」

 

『やめられない!ぐらいスゴイ 続ける技術』

菅原洋平・著

http://amzn.to/2s0bwS2

 

 

————————————————–
 (ここまで)

■1度でも心底、何かを継続したい!

と切望したことがある人ならば、

有効な戦略(考え方)と、

すぐに使える戦術(行動)オンパレードな感触を、

びしびしキャッチされるのではないでしょうか?

以下、行動が遅い!?それは・・・

というタイトルで戦略と戦術を考えてみます。

 

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■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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2. 行動が遅い!?それは・・・
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■復習すると、

一連のパターンとして記憶できれば、

そのパターンを呼び出せばよいだけ

「○○しなきゃ」ではなく、

「△分で○を■までやる」と言う

プラトーは幻想。

実は少しずつでも体は変化している

 

 

■かつて私(合田)もよく言っていましたよ(笑)

▲やる気がでない・・・

▲なんかダルい・・・

▲どうすればいいかわからない・・・

▲難しい・・・

読者の皆さんは言ってませんか(笑)?

 

 

■行動が遅い。

行動ができない。

その原因は何か?

今ではハッキリわかるのが、

▲どう行動するか、具体的に言語化できないから

▲どう行動するか、具体的に映像化できないから

▲どう行動するか、一連の動作として体で再現できないから

というのが原因です。

 

■例えば、ラーメンを食べる場合、

具体的言語化ーラーメンを、利き手で箸をにぎって、麺をつかみ、たまにスープをすすりながら、口に運ぶ

具体的映像化ー(麺をすすっている姿をイメージください笑)ずずずっーーーー!!!

一連の動作として体で再現ー(イメージください笑)過去のラーメンを食べている自分の映像

の言語・映像・動作3点セットが、

パッと浮かびますよね?

 

■では、あなたの商品を売る上での戦略を立ててください、

と言われた場合、どうでしょうか?

具体的言語化ー戦略!?なんだかな。。。

具体的映像化ー映像なし

一連の動作として体で再現ー自分の体を使った動作なし

となり、とたんに手が止まりませんか?

 

■極端な例を挙げましたが、

行動が遅い、行動ができないというとき、

「戦略を立ててください」の場合と同様に、

具体的言語化

具体的映像化

一連の動作として体で再現

の3点セットが揃わない、イメージできない、

だから遅い、またはできないのです(泣)

 

■ではどうやったら行動が早くなり、できるようになるのか?

具体的言語化ー反復して刷り込み、言葉と自分の肉体感覚をシンクロさせる

具体的映像化ーベストは目の前でみる。無理ならば、Youtubeなどで具体的動作映像を見て刷り込む。

一連の動作として体で再現ー具体的言語と映像を刷り込んだ上で、後は自分の体を使って何度も試してみる

と確実に速くなり、かつできるようになります。

 

■私(合田)自身の反省としては、

▲具体的言語化ー書籍などで刷り込むものの

▲具体的映像化ー目の前で見ることもなく、Youtubeなどで見ることもなく、

結果として、

▲一連の動作として再現ー一向にイメージできず、再現できない

ということが多かったように思い出します(汗)

 

■厄介なのが、

すげー!!!と尊敬するような人ほど、

▲原理原則を大事にし(つまり、言葉が抽象的である場合が多く)

▲有名人や忙しい人であり(つまり、目の前で動作を見ることができず)

一向に具体化されない、イメージできない、行動に移せない、

ということが多い点です。

 

■今ならわかるのが、

こうした方々は、

1具体的映像化ー実地で何度も失敗・成功経験を積んでいる

2一連の動作として体で再現ー経験の結果、高速で動作を再現できるようになっている

3具体的言語化ー具体的言語化がシンプルに削ぎ落とされ、原理原則レベルまで抽象化されている。抽象化されているがゆえに、「チャンク」として省エネ化に成功している

というように、だいたい1→2→3の順序を辿られている訳ですが、

いかんせん、私(合田)の目に触れるのは、

最下流工程3の言語・原理原則だけだったりするために、

いつまで経っても、

1具体的映像化

や、

2一連の動作として体で再現

がイメージできず、再現できない

という停滞が起こっていました。

 

■こうした反省をふまえ、

最近は、

1具体的映像化

2一連の動作として体で再現

3具体的言語化

という流れに変更したところ、

具体的行動が以前よりもスムーズに進むようになりました。

 

■読者の方が、行動が遅い、行動できないとき、

1具体的映像化

2一連の動作として体で再現

3具体的言語化

の順に取り組まれると良いのではないでしょうか?

 

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2.行動が遅い!?それは・・・サマリー
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【Street & Book Smart Summary】┃
┃                ┃
┃■▲具体的言語化        ┃

┃▲具体的映像化         ┃

┃▲一連の動作として体で再現   ┃

┃のうち、どれか1つでも詰まると、┃

┃行動が遅くなる・行動できない   ┃

┃という事態が発生する       ┃

 

┃■とりわけ、           ┃

┃▲具体的言語化          ┃

┃の部分から取り組むと、      ┃

┃体を使った一連の動作として    ┃

┃全くイメージできないことが多い  ┃

 

 
 

┃■従って、            

┃新しい動作を覚えさせるときには  ┃

┃1具体的映像化           ┃

┃2一連の動作として体で再現     ┃

┃3具体的言語化         ┃

┃の順に取り組まれるといかがか? ┃

 

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┃発行者: (合田啓作)
┃お問い合わせ先:keisakugoda@icloud.com

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