94号・暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)

平成29年5月19日 Street & Book Smart 94号

■【暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)

    合田啓作(ごうだけいさく)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<Street & Book Smart& Highlight(ハイライト)>

1.『なぜ若手社員は「指示待ち」を選ぶのか?』

豊田義博氏・著 引用

2.暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)
+サマリー
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■今日は、午前中授業×2。

午後から移動して現役生向け授業。

夜から個別コンサルティング・年間フォローアップです。

 

 ■合間に読書。

▲就職活動中の方

▲新卒1~2年目で、就活時の期待に幻滅を感じた方

▲若手をマネジメントする立場の管理職の方

に、オススメの1冊をご紹介します。

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2.『なぜ若手社員は「指示待ち」を選ぶのか?』

豊田義博氏・著

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■以下、一部引用します。

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□「スペシャリストになるためには、

そのように言葉や形になっている専門知識や技術を、

座学や実地で身につけていく・・・、

これが、若手社員の多くが頭で思い描いている

「仕事ができるようになるプロセス」です。

そして、そうしたものが整備されていることで、

人の成長は加速していくはずだと考えています。

それなのに、教科書もないし、カリキュラムもない。

誰もきちんと教えてくれない。

これでどうやって仕事ができるようになるのだ、というのが、

彼らの心境なのです。

上司は、担当させた仕事をどうやればいいのか、

正解ではなくても、近道は知っているはずなのに、

それすらも教えてくれずに自分で考えろというのは、

なんと非合理的なのか、と感じているのです。」

 

□「会社は、大学時代に素晴らしい経験をした人や

明確な展望を持っている人を採用したいとは思っていません。

過去の経験談を通して、その学生が、

自分でPDCAを回す力があるかどうかを見極めています。

未来のビジョンを問う中で、

学生が自身の思考行動の特徴を正しく自己認知しているか

その自己認知とビジョンとの間に一貫性・論理性があるか

会社や社会をどの程度理解しているかを見極めています。

 

□「マズローは、自己実現を果たした人は知識人や芸術家など少数であり、

多くの人が到達するものではないと説いています。

このような段階があるという説を提示してはいますが、

全員に自己実現を果たすことを求めているわけではありません。

しかし、今の日本社会は、

多くの人に自己実現を果たすことを期待しています。」

 

□「ありたい自己=自己アイデンティティと、

他者も承認してくれる=心理社会的アイデンティティ

の双方の形成によって、

アイデンティティは確立されるのです。

アメリカ、ドイツなどの国では、高校や大学での学び、

企業への長期インターンシップが、

役割実験の場になっていきます。

だから、高校や大学前期で、

アイデンティティを確立し、

進路を決めることができています。

しかし、日本では、高校や大学での学びは、

残念ながら役割実験の場として機能してはいません。

中略

日本社会は、自己アイデンティティの形成を強く奨励しながら、

心理社会的アイデンティティの形成を促す場が整備されていないのです。」

 

□「彼・彼女は、たぶん一生懸命取り組もうとしているのでしょうが、

しかし、顧客が何を望んでいるのか、理解できていません。

それは、顧客が話している内容を、

十分に理解できていないからです。

もう少し正確に言うと、顧客が話している内容を、

自分の持っている知識や考え方に即して、

自己流に解釈してしまっています

さらに、顧客が思っていることは、

二重の意味で、顧客が話したことと食い違います。

一つは、本音を話しているとは限らないこと。

言葉を選んで、遠回しに語っている場合もあります。

もう一つは、人は自分が頭の中で思っていることを、

誰にも理解できるように話すことはなかなかできない

ということ。」

 

□「人は、自身が置かれている状況を、

所与のものとして受け止めてしまう傾向があります。

「○○を××せよ」という指示が下ると、

○○を××するための手段や方法をすぐに考えがちです。

このような思考回路を、手段探索モードといいます。

しかし、「○○を××せよ」という目的は、本当に適切なのか。

その活動目的の背景となるものの考え方、捉え方に戻って、

目的そのものを批判的に考え直すことが重要です。

このような思考回路を、目的合意モードと呼びます。

さらに、目的設定の背景となるものの考え方、

捉え方を批判的に考え直すことも重要です。

このような思考回路を、背景批判モードと呼びます。」

 

□「「顧客の言っていることは疑え。でも、気持ちは疑うな」」

 

『なぜ若手社員は「指示待ち」を選ぶのか?』

豊田義博氏・著

http://amzn.to/2qXYO66

————————————————–
 (ここまで)

暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)

について、続けて回想してみますね(笑)。

 

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■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart; Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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2. 暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)
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■暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)

が感じていたことに対して、

現在の私(合田)からのアドバイスという形で

今回のメルマガにかえさせて頂きたいと思います(笑)

 

■暗黒×ダメ新人サラリーマンだった私(合田)が感じていたことは・・・

▲就活生向けの会社案内と、中に入った後の印象がだいぶ違うぞ・・・

▲言葉になって明文化されたルールがなく、でもベテランの人には共有されている暗黙のルール・空気のようなものがあるな・・・

▲何も教えてくれない会社だな・・・

▲上司も身近で見ているわけでもないし、何かを教えてくれるわけでもないのに、

突然呼び出されたり、急に怒られたり、全く意味がわからないな・・・

▲社長や副社長が無謀なことを言っているように感じるし、しかも言っていることがコロコロ変わるよ・・・

▲「おまえは何をやりたいのか?」と社内での自己実現をしょっちゅう問われるが、

「何をやりたいのか?」とか知らねえよ・・・

顧客に直接会う機会が少なくて、自分がやってることが誰かの役に立っている実感がないなぁ・・・

こうしたモヤモヤを感じまくっていたさなか、

私(合田)のミスと上司との関係が原因で部署移動となり、

その後、もちろん全体像が見えるわけもなく、

モヤモヤの霧も晴れることはないまま退職。

その後、講師の仕事を始めるようになりました。

 

■今の私(合田)が、かつての暗黒×ダメ新人サラリーマンだった私(合田)にアドバイスするなら、

▲就活生向けの会社案内と、中に入った後の印象がだいぶ違うぞ・・・

→残念だが、違って当然なんだ。

会社案内は「晴れの舞台」

出てきたのは全て社内のスタープレイヤー

「晴れの舞台」は、地味な日常の中で、

成果の上がったごくごく一部を抽出し、

それを若い人にも響く形で強調・演出したものなのよ。

 

▲言葉になって明文化されたルールがなく、でもベテランの人には共有されている暗黙のルール・空気のようなものがあるな・・・

→そう感じるのも無理ないよね。

だって、大学の先生は言葉にする専門家だから。

でもね、会社の上司たちは言葉にする専門家ではないんだ。

だから、明文化なんてできないことがほとんどだし、

むしろ、明文化されていないことにこそ重要なことがある。

だから、その「暗黙のルール」のようなものをよくよく観察するんだよ

 

▲何も教えてくれない会社だな・・・

→そうとも言えるし、そうじゃいとも言えるな。

学校じゃないから教科書はない。

言語化された教えはない。

でも、それぞれの先輩や経験者がいて、

こちらが直面している課題や、具体的な質問を投げかけ、

素直に教えを乞えば、たいていのことは教えてくれる人がいる

そして、その教えというのも、

こうする→必ず正解する

といった方程式のようなものではなく、

こうする→うまくいく場合もある

という場合分けのようなものなんだ。

早めに教えを乞い、

教えの結果も伝えるときっと次回は教えてもらいやすくなる

だから、教えを乞いつつ、行動と実践で自分なりの「場合分け」を掴もうよ

 

▲上司も身近で見ているわけでもないし、何かを教えてくれるわけでもないのに、

突然呼び出されたり、急に怒られたり、全く意味がわからないな・・・

→気持ちもわかるが、上司が忙しい原因ってわかる?

たいていの上司は、「プレイング・マネージャー」といって、

部下に仕事を割り振り、成果をコントロールするだけじゃなくて、

目標売上や数値がさらに上の上司から与えられていて、

その達成・必達を求められている。

だから、割り振り・コントロールと同時に、

自らも数字を上げるプレイヤーじゃないといけない。

そんなときに、今まで我慢して言わなかったことや、

調べればわかるような質問をされたら、

上司も人間だからいきなり感情を露出することもある。

おたがい、人間。

上司の忙しさを理解し、自分のできる範囲でアシストや成果をあげようよ。

少なくとも、昨日より、少しでも成長した具体的さまを見せようよ。

 

▲社長や副社長が無謀なことを言っているように感じるし、しかも言っていることがコロコロ変わるよ・・・

→学校の教科書は、静的なもの。

長い歴史の中で、あるいは現象の中で、

共通する性質のみを抽出し、定式化し、言語化したもの。

だから、コロコロ変わることはほとんどない。

それに比べて、日々の出来事、例えば金融の状況、資金繰り、

法律の変更、振り込まれるはずの売上が振り込まれないなど、

目の前の状況はガンガン変わっていく

ガンガン変わっていくものに対応しようとしたら、

社長や副社長もガンガン変わっていかないといけない

でもそれは、社長や副社長にも目標やゴールがあって、

それを達成するという大目標から逆算した上で、

あくまで日々の戦術をガンガン変えているだけだから、

理解する→やる、じゃなくて、

やる→そのうち理解できるようになるよ。

 

▲「おまえは何をやりたいのか?」と社内での自己実現をしょっちゅう問われるが、

「何をやりたいのか?」とか知らねえよ・・・

→社長や副社長、人事部や上司は、社員に仕事を振る役割がある。

仕事を振るといっても、向き・不向きもあるし、

本人の適正や希望もあるだろう。

じゃあ、本人の適正や希望を聞く一番簡単な質問は、

「おまえは何をやりたいのか?」になるよね。

もちろん、やみくもに、会社がやっている文脈から飛躍して、

全く無関係な「やりたいこと」じゃなくて、

今、上司や会社が進めていることの延長線上に「やりたいこと」を位置づけると、

それは認められ、理解されやすい

だから、普段から上司をよく観察し、何気ない会話を重ね、

進んでいる方向の理解と、信頼関係の蓄積が大切になるんだよ

 

▲顧客に直接会う機会が少なくて、自分がやってることが誰かの役に立っている実感がないなぁ・・・

→飲食店のバイトだったら目の前に顧客がいたからわかりやすかったよね。

でも、今のキミの顧客はチームの先輩や上司、

もっと言えば会社のメンバー全員なんだよ。

上司が仕事をとってきたり、ふったりしてくれる顧客。

キミが仕事をふってもらったり、誘ってもらったりする側。

普段からどういうふうに接していたら、もっとふってもらいやすいだろう?

どういういうふうに接していたら、誘ってもらいやすいだろう?

 

■おそらく、私(合田)は、

上記のように、言語化して説明を試みると思います(笑)

 

■しかし、

じゃあ、こうして言語化した説明が暗黒×ダメ新人の私(合田)に、

ほんとうに伝わるのか?

正直、自信がありません(泣)

 

■なぜなら、

▲ギャップに幻滅し、

▲自分ではなく会社や上司のあり方を攻め

▲学生気分で教えを乞おう・教えてもらって当然

と思っていた当時の私(合田)には、

▲仕事は教えてもらえるもの

▲上司は指導するもの

という強烈な、根拠なき先入観があり、

柔軟性に欠け、視野が猛烈に狭いからです(泣)。

骨の髄まで学生根性で、

顧客に喜んでもらおうという提供者視点になれていませんでしたから。

 

■なによりも、こんな姿勢でいれば、

▲愛嬌もなく

▲可愛げもなく

▲声をかけたり誘ったりしようとも思えず

▲そんなに己にこだわりがあるなら、自分で1から10までやってみろよ!

と周囲が感じてしまうからです。

 

■私(合田)の暗黒×ダメ新人サラリーマン時代は、

文字通り、掛け値なしのダメダメでしたが、

こういった新卒入社ショック→幻滅という過程は、

全国の新卒社員が、多かれ少なかれ感じるはずで、

ここでの成功・不成功体験の蓄積が、

その後の長いキャリアや仕事観に大きな影を落とすので、

ほんとうにこわいものです。

 

■現在、就職活動中の方は、あくまで予備知識として、

新卒1~2年目の方は、現実的処方箋として、

部下を持つマネージャーとしては、部下のとまどいへの推察に、

是非、ご利用頂ければ幸いです(笑)

しかし、めんどくさい新人だったんですね、私(合田)は(笑)。

 

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3.暗黒×ダメ新人サラリーマンだった頃の私(合田)・サマリー
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【Street & Book Smart Summary】┃
┃                ┃
┃■学生→新卒で入社すると、       ┃

┃大なり小なり「新卒ショック」  ┃

┃を経験する           ┃

┃■このショックは、       ┃

┃教師ー生徒という提供ー受益関係 ┃

┃から                                        ┃

┃上司ー社員という提供ー提供関係 ┃

┃へと移行するさなぎの期間で   ┃

┃ほぼ必ずおきるショックである  ┃

┃■難しいのは、         ┃

┃ショックを受けると人は、    ┃

┃▲頑なになり          ┃

┃▲心を閉ざし          ┃

┃▲愛嬌・可愛げがなくなり    ┃

┃▲視野が狭くなってしまう    ┃

┃点にある            ┃

┃■こうなると、         ┃

┃▲仕事を振られず        ┃

┃▲誘われず           ┃

┃▲チャンスは減り        ┃

┃▲孤立を深め          ┃

┃▲後のキャリアに深い影をおとす ┃

┃ことになるので注意が必要である ┃

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┃発行者: (合田啓作)
┃お問い合わせ先:keisakugoda@icloud.com

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