51号・ロールモデルを見つける過程と注意書き

平成29年2月6日 Street & Book Smart 51号

■【ロールモデルの見つけ方と注意書き】

    合田啓作(ごうだけいさく)                 


■読者の皆さん、お元気ですか?

 インフルエンザが若干沈静化を見せはじめたようですが、

 体調にお変わりないですか?


<今日の活動ドキュメンタリー>

■朝から個別コンサルティング1件

+午後から「Street & Book Smartインタビュー」2件

+夜から友人及びそのお知り合いと会食


■ メルマガ新企画、

 「◯◯のStreet & Book Smart」という企画で、

 今週水曜は、

 「田島岳彦のStreet & Book Smart4号」をお送りする予定です。

  http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2017/01/18/43号・落ちこぼれの僕が、年間2億売り上げて人並/

 http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2017/01/25/46号・なぜなぜ野郎はダサく信頼を勝ち取り、宝を/

http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2017/02/01/49号・完コピの後、こうしてキメラは誕生する/

   今週水曜のStreet & Book Smartをお愉しみに!!!

■朝7:00の飛行機で東京へ移動し、

 今から新宿にて会食+個別コンサルティング1件。

 Fさん、宜しくお願いします!

■その後、◯◯のStreet & Book Smartのため、

 インタビュー2件。

 東大(駒場)及び、久々の高田馬場にて。

 面白くなってきましたよ!!!

 東京大学・助教の岡村くん、

 在日ファンク・ドラマーの永田くん、

 にインタビュー予定です。

 

 久々の再会を愉しみにしてます!

■夜は、本郷に移動して、

 友人及びそのお知り合いと会食予定です。

■合間に読書。

 ジャーネリスト兼経営者の、

 シェーン・スノウ

 https://twitter.com/shanesnow

 https://shanesnow.contently.com

『時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人』を再読了。

  http://amzn.to/2jQ3frW

 以下、一部引用。

□「(スーパーマリオブラザーズは)

古いゲームではあるが、今でも一風変わった目的に使われている。

いかに短い時間で全面クリアするかを競うのだ。

2006年までの世界記録は33分24秒だった。

2007年初めに僕の友人が挑み、記録を大幅に短縮した。

6分28秒。

秘密は「土管ワープ」の裏技を駆使したからだ。

実はこのゲームには、いろいろな土管が登場するが、

ゲームクリエイターが仕込んだ隠し土管もある。

これを使えば一気に何面もスキップしてはるか前方にワープできるのだ。」

□「「ショートカット」は単なる近道。

「スマートカット」とは、

本来時間をとられるべきではないところをスマートに、

つまり賢く回避しながら、

力を入れるべきところに力を入れて大きな目的を達成する技だ。」

□「簡単な問題を出そう。

あなたは激しい雷雨の中を運転している。

前方に道端を歩いている3人が目に入った。

1人目は、足下もおぼつかないおばあちゃん。

よろよろと歩いている。

2人目は、以前に自分を助けてくれた友人だ。

3人目は、まさしく自分の伴侶にぴったりの異性。

おそらくこんな出逢いには一生に一度しかないと思えるような絶世の美女、

あるいは素敵な男性だ。

だが、あいにくあなたの車には、あと1人しか乗れない。

さて、誰を乗せようか。

中略

答えはもちろん、おばあちゃんに決まってる。

それじゃあ、命の恩人と将来の伴侶を見捨てるのかって?

そうじゃない。

車のキーは命の恩人に渡し、

ついでにおばあちゃんを送ってもらう。

自分はさっさと車を降りて、

素敵な相手と2人きりで雨宿りをしながらバスを待てばいいのだ。

空席1つに候補3人という板挟みの状況をどう切り抜けるか。

これがラテラル・シンキング

(水平思考=既成概念にとらわれず、

いろいろな角度から問題を解決する手法)

を身につけるための練習である。

パズルみたいなもので、

いつもとは違う角度から物事を捉えると、

実にあざやかな解決策が生まれる。

問題の前提となっている条件に疑問を突きつけると、

新たなアイデアが生まれることが多い

(今回の例で言えば、

「そもそも助けられるのは本当に1人だけなのか」

と疑うのだ)」

□ 「歴史を振り返ると、

大成功を収めた多くの偉人は良き師、

良き助言者に恵まれていることがわかる。

ソクラテスは若きプラトンを育て、

プラトンはアリストテレスを育てた。

そのアリストテレスの薫陶を受けた少年は、

後にアレキサンダー大王

(アレクサンドロス3世)

として世界に君臨した。」

□「親父なんていなかった

だから歌手やストリートや歴史に父親を求めた

影響力のある先祖を自分で選んで

俺たちの好きな世界を作るんだ

『Decoded』ジェイ・Z(アメリカのラッパー)」

□「人間は自分以外の失敗例を見ると、

失敗した本人の努力不足や能力不足を責めがちだ。

逆に成功した人を見ると、

「あれは条件が良かったから」などと、

本人の力の及ばない理由に結びつけたがる。」

□「達人レベルになると、

自分の技能について

「なるほど」

と思えるフィードバックがあれば、

ネガティブでもポジティブでも

動揺することなく前向きに取り入れる傾向があり、

どれが有益でどれが的外れなフィードバックか、

自信を持って選り分ける。

一方、初心者は批判されるとついつい動揺してしまう。

失敗を恐れているから、

励ましが必要なのだ。

我々は、

ネガティブなフィードバックをもらうと、

人格を否定されたかのように考える。

大切なのは、

「自分自身の人格」

「失敗という行為」

を切り離し、

失敗の経験を客観的な実験と捉えることだ。

これができればフィードバックの効果は何倍にも高まる。」

□「世の中が進化すれば、

教育のあり方も常に見直す必要がある。

最低限やらなければならないことを見極めるべきだ。

今の子どもたちなら九九ではなく、

エクセルが使えるようになったほうがいい。

すべての科目を隅から隅まで教えるよりも、

プラットフォームの使い方を最初に教え、

あとは本人が興味を持った分野を深堀りさせるほうが効果的だ。」

□「努力のための努力は馬鹿げている。

「苦節◯年」ということ自体に意味はない。

レバレッジをかける、

つまりテコの原理でひょいと大きな物が動かせるのに、

小さな釘抜きでがむしゃらにがんばる必要はない。

プラットフォームを使いこなすことで、

スキルが身につき、

本当に大切なことに専念できる。

物を運びたいときに、

わざわざ自分用の車を発明するところから始めるだろうか。

車はすでにそこにあるのに。」

□「イーロン・マスクを一流に押し上げたスマートカットがある。

それが「10倍思考法」だ。

野球にたとえれば、

「塁に出ます」とか「ホームランを狙います」

といったレベルでバッターボックスに立つのではなく、

「隣町にぶち込んでやるよ!」

くらい並外れた次元で物事を考える姿勢である。」

□「1800年代、

移動の速度を上げようと、

血統のいい馬同士の交配が盛んになった。

これは10%向上の発想だ。

だが、

移動を前進運動という物理現象として捉えることができれば、

最新技術を生かしながら、

内燃機関などのアイデアを思いつくことができる。

今、

多くの企業が掲げる「イノベーション」は

往々にして「もっと速い馬」を血眼になって探しているに過ぎない。

自動車を創造するという発想がないのだ。

原点が見つかれば、通念から解放される。」

   http://amzn.to/2jQ3frW

■今回は、興奮のあまり引用量が多くなってしまいました(笑)

 もし、「今、オススメの本は?」と聞かれたら、

 確実にこの1冊は含まれる、

 というレベルの大当たりです。

http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2017/01/20/44号・制約こそが焦点を絞らせ、深堀りとエネルギ/

 でも引用した、

 デイビッド・ハイネマイヤー=ハンソン

 https://twitter.com/dhh

 が、1プログラマーから、

 どうやって1年半という超短期間で、

 自動車レーサーの階段を駆け上がっていったか?

 というプロセスについても触れられています。

■私(合田)も含めて多くの人は、

 つい、自分が受けた教育や変化・成長過程を絶対化し、

▲「Smartcut」できる部分

▲根拠のない部分

▲意味のない部分

 といった過程も改善せず、

 意識的であれ無意識的であれ、

 そのまま伝えてしまいがちでしょう。

■そういった私(合田)自身の限界をふまえ、

 生徒さんや子どもといった他者ではなく、

 私(合田)自身の変化・成長のための教科書として再読しました。

■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。


<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【ロールモデルを見つける過程と注意書き】


■今日は、私(合田)が

 「どうやってロールモデルを見つけてきたか?」

 という過程と注意を書きたいと思います。

■まず、必ず通る過程として、

1 人との雑談、街で目にしたもの、カフェに座っていたら気になったこと

 など、意識にひっかかったことをメモし、日記に書いておきます(即日)

 スマートフォンを持っていたら、その場で調べます(即日)

2 しばらく眠らせておくこともあれば、いてもたってもいられなくなり、

 即、行動に移すこともあります(即日~数年)

※注意書きとして、この過程で最重要なことは、

 自分のあり方(Being)と近い人かどうか?

 というフィルターをかけて「濾過」することです。

 例えば、おっとり系の人が「オラオラ系」の人に近づいても、

 全くタイプが異なるため、参考にならないどころか、

 下手をすれば潰される可能性さえあります。

 その前提として、普段から自らのBeingを明確にする、

 言語化する、といったことをやっておかなければ、

 宣伝や広告、流行といったものに煽られて飛びつき、

 消費するだけになる可能性が高いです。

 私(合田)の10代~20代中盤は、

 ほぼ、この「消費」に終始していたように思います。(汗)

3 行動に移す、と決めた場合は、

 必ず、その方の著作を「完全コンプリート」して読みます。

 かつ、Web上で発表されているコラムやブログ、インタビュー、

 メルマガといったものも可能な限り「コンプリート」します。

 このとき、賞賛する声だけではなく、

 可能な限り、批判やネガティブな声も探し、

 自分の中で主張と反論を対峙させます。

 (数日、時系列順に一気に)

※注意書きとして、この過程で、

▲「賞賛」だけを見て飛びつく

▲「自分の中の勝手な盛り上がり」だけで飛びつく

 と、

 その後、面倒なことに巻き込まれたり、

 「なんか違うな~」という中途半端なコミットになり、

 あとあと、Smartcutにならないからです。

 教祖を探すのではなく、

▲「主体性の手綱は絶対手放さない」

▲「徹底して信じると同時に、徹底して疑う」

 過程が超重要です。

 私(合田)の20代は、かなりここで失敗しています。(大汗)

4直接、「生」のその方に触れられる機会を調べます。

 ここは、できる限りお金にいとめをつけず、

 「生」であることに拘ります。

 その際必ず、

 「自分がその方とお会いした後に行動に移す」ことを前提に、

 質問を用意していきます。(即日)

※注意書きとして、ここで「質問」を用意して行かないと、

▲「うわぁ、生の◯◯さんだ!すげぇ!!!」

▲「うっとり~」

▲「圧倒されっぱなし」

 で終わり、結局「イイハナシダナー」に落ち着き、

 自分の行動が変わることはないからです。

5その後、定期的にその方と触れ合う機会を、

 一定期間設けます。(数ヶ月~数年)

 例えばその方の、

▲弟子になる

▲鞄持ちになる

▲私設助手になる

▲生徒になる

▲お客になる

▲友達になる

▲仕事上のパートナーになる

▲「主体性の手綱を完全に手放す」

 といったことを一定期間続けます。

※注意書きとして、4までの過程をしっかりやっていればいるほど、

 ここから一気呵成に進めて、効率が良いです。

6ロールモデルと一緒に過ごしたり、間近で学ぶ中で、

 文章化されていない、

▲些細な表情

▲身体の動かし方

▲人に対する対応

▲喋り方やくせ

▲笑わせ方とその間

 といった細部を「完全コピー」に入ります(1~数年)

 やっている最中は意識していませんが、

 恐らく、こうした「細部・完コピ」を通して、

 その方の「思考のアルゴリズム」にパターンを見出している、

 のではないでしょうか。

7この「完コピ」の段階を経て、

 はじめてロールモデルの人となり、

 凄さ、癖、といったものが、

 「わかる」とかいうレベルではなく、

 「無意識的有能」、

 つまりほっといても再現できてしまう、

 段階まで刷り込まれます。(1~数年)

 このレベルまで達して、ようやく実践でも使えるようになります。

 イメージとしては、

 完全に「その方のモノマネができるレベル」です。

8かつ、ハタと気付くのが、

 逆説的なのですが、

 「完コピ」をしよう、ロールモデルに忠実であろう、

 とすればするほど、

 逆に、自分の癖が出てきてしまうのです。(1~数年)

 従って、完コピできた部分と、

 完コピの過程でわかってきた「自分の癖」を融合すべく、

 日常で新たな実験を開始します。(1~数年)

 このタイミングの目安として、

 「あー、◯◯さんが言わんとしていたことは、このことだったんだな!」

 「あー!!!もしかして、◯◯さんがおっしゃっていたことって、これ!?」

 という心の叫びが頻繁に聞こえます(笑)

※注意書きとして、ここで「融合」を行わずに、

 「新情報」ドンドンに飛びつくと、

 「身体の隅々まで落とし込んで自分のものにする」

 という最重要な過程が飛び、定着しなくなります。

9新たな「融合」実験を開始すると、

 話しながら、「あ、この口調、完全に◯◯さんと同じだ(笑)」

 と自分でわかってしまったりします。

 それでも気にせず、ガンガン実験を続けます。(1~数年)

 たまに、「通」の方から、

 「合田さんって、◯◯さんに似てますよね」

 と言われたりしますので、

 その際は素直に、

 「はい、◯◯さんは、私(合田)のロールモデルですから」

 と伝えます。

10以下、この繰り返しです。

 この過程がコンプリートした目安として、

 お客さんから、

▲「こんな見方、今までしたことがありませんでした」

▲「はじめての感覚です!」

▲「新鮮です!」

 などと言われたりします(笑)

 恐らく、ロールモデルと私(合田)が高いレベルで融合し、

 「今までの私(合田)ではない何者か」

 になっているのだと思います。

■今日のメルマガは、

 いつもよりも短めに、

 本日・明日とお会いする数名のコンサルお客さんに向けて、

 今からインタビューに向かうお二人と向き合う私(合田)自身に向けて、

 「ロールモデルを見つける過程と注意書き」

 について書かせて頂きました。

■読者の皆さんにとって、

 「ロールモデルを見つける過程」で、

 即・行動に移せる部分はありましたか?

 「注意書き」で「ギクっ」とした箇所はありませんでしたか(笑)?

◎読者の皆さんからのご感想を励みに、
 メルマガを配信しております、
 以下、お気軽にご感想やご要望をお寄せ下さい!
keisakugoda@icloud.com

◎お友達・お知り合いで、
 お役に立てそうな方がいらっしゃいましたら、
 以下URLをお伝え頂くか、転送をお願いします!
http://streetandbooksmart.com

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【Street & Book Smart Highlight】  ┃
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┃■ ロールモデル発見の過程では   ┃
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┃1メモ+調べる          ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃2寝かせるor即行動する        ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃3「完全コンプリート」        ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃4「生」に触れる         ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃5「生」と一定期間触れ続ける   ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃6細部を「完コピ」する      ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃7モノマネ・レベルに到達する   ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃8「融合」開始            ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃9「融合」実験を続ける         ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃10「変化・成長」の自走開始    ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ という過程を辿る         ┃
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┃発行者        : (合田啓作)
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