48号・本を読んだら、読んだのと同じ時間を行動にあてる

平成29年1月30日 Street & Book Smart 48号

■【本を読んだら、読んだのと同じ時間を行動にあてる】

    合田啓作(ごうだけいさく)                 


■読者の皆さん、お元気ですか?

 インフルエンザが大流行しているようですが、

 読者の皆さんは大丈夫ですか?

■今回は個別コンサルティングをご利用頂いた、

 E・Dさんからご感想を頂きました。

 以下、一部引用です。

(ここから)
 


こんにちは Eです。

昨日はコンサルティング5回中2回目、

ありがとうございました。

テスト期間も重なり、

1回目のコンサルティングで提示してもらった

課題をこなせるかが不安でしたが、

何とか両立することができました。

今回のコンサルティングでは、

「金の無駄と時間の無駄は重い罪である」

ということが一番の収穫でした。

だらだらと毎日を送るのではなく、

1日のメカニズムを順序よく回して行きたいと思います。

問題の◯◯◯ですが、

昨日コンサルティングに出てきた親友と話をしました。

彼曰く、

時間がないなら会議などをライン等で済ませればよい

とのこと。

実際縛られるのは週の1コマだけ

(●●●同士の交流の時間)。

しかしその1コマにどれだけの時間をかけるかで、

1週間のうち◯◯◯にどれだけ時間をかけるかが決まる。

=一緒に●●●を世話する■■■が気が合う人でないといけない。

そのために2月13日に初めての研修があるのですが、

それまでに先代の◯◯◯に話を聞き情報を集めることにしました。

①A先輩 野球部 団長 Eが一番尊敬する人

     時間のやりくり どれだけ◯◯◯に時間を取られたか

②B先輩 ◯◯◯と学生委員会の仕事(両方4月が一番忙しい)を同時にこなした人

     時間のやりくり 仕事の比重など

とりあえず今は不明確すぎる

(人によってばらばらすぎる)

4月の予定に関わるデータのサンプリングを早急に行いたいと思います。

いずれにせよEはインターンに力を注ぎたいので、

あまり◯◯◯にかける時間はないというスタンスでいこうと思います。

また親友曰く、

先に予定を埋めてしまえばいい

というアドバイスももらいました。

根本的な問題として足を洗うのは難しい。

では活動がスタートする前に自分の立ち位置を定め

それを突き通すつもりです。

話は変わりますが教授との話について、

大変明確なアドバイスをいただきありがとうございました。

自分でも今、教授の研究内容や思想を調べています。

インターンについてもアドバイスをいただいたことを実践し、

少しでもいい印象を残せたらいいなと思っています。

また次回までに少しでもいい報告ができるように頑張りたいと思います。

(E・Dさま)


 (ここまで)

■E・Dさん、長文のご感想を頂き、

 有難うございました!!!

■ ご指摘頂いたように、

 「金の無駄と時間の無駄は重い罪である」

  というのが2回目のコンサルティングで最も伝えたかったことです

▲もう決まってるから

▲なんとなく必要そうだから

▲◯◯にそう言われたから

▲気は進まないけど、なんとなくノリで

▲本当はやりたくないんだけど、イヤイヤ

▲嫌われるのが怖いから

 などで行った行動や、入れてしまった予定は、

 実際に行動に移した際に、10中8~9後悔します。。。

 もちろん、私(合田)が大量に経験済みです。

■お世話になっている先輩経営者を拝見し、

 ハッキリと学んだことは、

 無駄な時間やお金は一切使わないと決めること。

 例えば、

▲携帯電話がかかってこないように電話番号を教えない

▲メールは決まった時刻、1日1回しか見ない

▲なんとなく、ノリで、飲み会などに行かなくて済むよう、

 先にバンバン予定を入れておく

▲メールアドレスも基本的には教えない

▲移動は全てタクシー(仕事ができるから)

▲航空機の移動は全てファーストまたはビジネスクラス(仕事がしやすいから)

 など、普通の人が見たら完全に「引く」レベルで徹底されていました。

 タクシー移動や、航空機プレミアムシートというと、

 一見、「何と高飛車な!」や「贅沢だよ!」と

 思う方もいるかもしれませんが、

 先輩経営者曰く、

▲時間コストが最も高い

▲時間を何に振り分けるかで全てが決まる

▲電車に乗り換え、階段を降り、次の電車を待つ時間を有効に使えるのか?

▲その飲み会に行って、今の自分の「成長」につながるのか?

▲自分の時間は「心底大事にすべきである」ということを、

 言葉にするのではなく、行動で示せているか?

 ということが最も大切だ、とおっしゃっていました。

■誤解なきようお伝えしたいのが、

 繰り返しますが贅沢をせよ、ということではなく、

 自分の時間をお金を払ってでも確保せよ、

 ということです。

 なぜなら、その時間の使い方によって、

 明日、1ケ月後、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後、

 経ったときの自分の状態が決まってくるから。

■E・Dさんに最もお伝えしたかった点は、

 まさに上記に列挙したような点についてでした。

 特に大学生の方は、

 まるで永遠に続くかのように、無尽蔵のように、

 錯覚してしまうのですが、

 時間の貴重さは、伝えても伝えきれないレベルです。

 以下、「本を読む」という具体例に即してお伝えしたいと思います。

■E・Dさん、3月に進捗をお伺いできるのを愉しみにしております!

 是非、他にも4~5の候補を出すことも実行してみて下さいね!

 有難うございました!

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<今日の活動ドキュメンタリー>

■メルマガ新企画のインタビュー実施

+午後から授業×1


■ メルマガ新企画、

 「◯◯のStreet & Book Smart」という企画で、

 今週水曜は再び、

 「田島岳彦のStreet & Book Smart3号」をお送りする予定です。

  http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2017/01/18/43号・落ちこぼれの僕が、年間2億売り上げて人並/

 http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2017/01/25/46号・なぜなぜ野郎はダサく信頼を勝ち取り、宝を/

   今週水曜のStreet & Book Smartをお愉しみに!!!

■合間に読書。

 伝説のプログラマで、

 元・オンザエッジ(堀江貴文氏創業・ライブドア前身)取締役でもあった、

 https://ja.wikipedia.org/wiki/小飼弾

 小飼弾氏の

『空気を読むな本を読め』を再読了。

  http://amzn.to/2kKrCrT

 以下、一部引用。

□「これからは

「晴耕雨読の思想を生活に取り入れていくべき」

だと私は本気で考えています。

具体的には、

1日なり人生なりの2割で仕事をし、

8割は遊ぶ。

私とって「遊び」とは読書に他ならないものです。」

□「テレビを見ない。

これはこれからを生き抜くための方策としては最強でしょう。

どんな金持ちでも貧乏人でも取り戻せないのは、時間です。

日頃から私が心がけていることでもありますが、

節約すべきは、お金よりも時間なのです。」

□「私が提唱するコスト管理法のひとつに

「テレビ時給換算法」というものがあります。

これを実践すれば、時間のコスト意識が高まり、

自然とテレビも見なくなっていくでしょう。

たとえば、時給が1000円だとしたら、

1時間テレビを見たら1000円、

4時間見たら4000円を失うことになります。

1年で146万円の大損。」

□ 「情報は渇望してこそ自分にとって何が大事で、

自分が何を求めているのかが明らかになる。

自分が欲しくて行動してこそ、情報は血肉化するものなのです。」

□ 「本に溺れる人は、

インプットだけでアウトプットがありません。

読んだだけで何もしないのは、

食べ物を摂取して排泄しないようなもの。

「情報便秘」になってしまう。

だから、排泄すること、

つまりアウトプットも大切なのです。

人に話したり、ブログやノートに書いたりして

はじめて読書が血肉化されていく。」

□「社会科の授業で、高校でいう地学に当たると思いますが、

「海流」の話を教師がはじめたときのこと。

そのときに教師が「海流はなぜあるか」と私に質問しました。

私は「太陽があって、地球が自転しているから」と答えたんです。

ところが、これは中学の教科書に載っている解答ではなく、

「風があるから」というのが模範解答。

私の解答は間違いだと指摘され、

あげくには廊下に立たされた。

でも、私の解答は地学的見地に立てば大正解。

風が生じるのも、太陽があって地球が自転と公転をしているからなのですから。

結果論ですが、本を読んでいたからこそ、

そういうオトナの視野の狭い部分が見えていたのかもしれません。

自分の頭で考えるというのが当たり前ではない。

「こういうものだろう」という「常識」を、

いかに世間から無意識に植えつけられているか。

本を読んで新しい知識を得るたびに、私自身もビックリします。」

□「自分の頭で考えられない人にとって、

本はむしろ毒なのかもしれない。

それをいちばん実感しやすいのが、社長本かもしれない。」

□「読書は肉体的な行為。

だからまず、脳で読めるようになる前に、

手で読めるようになる。

そちらのほうがよほど大事です。」

□「考えながら本を読むと、時間がかかるもの。

逆説的になりますが、

速読の秘訣は「読みながら考えない」ことにあるかもしれません。

「考えるな」というのではありません。

考えるのは、2度目に読むときでいいのです。

2度目に読むときには、

どこは飛ばしていいか、どこは熟考しなければならないか

というペースがわかっています。

こうして2度読んだほうが、

1回目で熟読するよりも速くかつ深く読めます。」

  http://amzn.to/2kKrCrT

■小飼弾さんは、ここ10年間の私(合田)にとって、

 重要なロールモデルの1人です。

 恐らく、世に出た小飼さんの本は全て買い、

 全て読んだハズです。

■上記に引用した本は、

 2009年10月25日18:36に購入したのですが、

 この本を読んでから私(合田)が行動を始めたのが、

▲情報に枯渇するまで本を買わない・調べない

▲情報ダイエットをする

▲テレビもほとんど見ない(時給換算法にビビったことによる汗)

▲上記を踏まえても尚、読んだものは必ずEvernoteにメモを残す

▲1冊のうち、読後に行動すべき箇所にチェックボックスを入れておき、

 読了後、速攻で実行する

 でした。

■よくメルマガ読者の方や元生徒さんに、

 「どうやってそんなに本を読めるんですか?」

 「どうやったら本を速く読めますか?」

 「本の内容が頭に入ってきません。どうすればいいですか?」

 など、読書関連の質問を受けるようになりました。

 上記質問に答える形で、今回のメルマガを以下続けます。

■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。


<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【本を読んだら、読んだのと同じ時間を行動にあてる】


■「どうやってそんなに本を読めるんですか?」

 「どうやったら本を速く読めますか?」

 「本の内容が頭に入ってきません。どうすればいいですか?」

 以下、「時間や金額といったコスト」との関連で

 お答えしてみたいと思います。

■まず、私(合田)にとっての読書とは、

▲ノンフィクション(道具・手段)

▲フィクション(妄想・着想・シュミレーション)

 と主に2種類あり、

 割合としては、

 ノンフィクション9:フィクション1

 くらいです。

 実はかなりSFは好きで、

 全く読書をしなかった暗黒読書時代にも、

 読書感想文を求められれば必ずSFを読んで出していました。

■次に、苦手な読書の仕方ですが、

 学校の国語の授業のような、いわゆる「精読」が苦手です。

 あの「精読」のペースが、

 私(合田)が思考する歩幅やスピードに全く合致しません。

 例えば、(私も仕事ではやることがありますが笑)

▲古文を品詞分解しながら1文1文精読する

▲漢文を返点を意識しながら1文1文精読する

▲現代文・評論を1文1文精読する

 といったことが嫌いでしたし、今も基本的には嫌いです。

■ノンフィクションの場合や、テストの場合は、

▲◯◯に至急必要、今回の入試で180点とりたい、などのゴール設定を行う

▲ゴール設定にとって必要な情報「のみ」を逆算して拾っていく

▲読み終わったら、◯◯のために即実験・行動、入試であれば即解答に活かす

 といったゴール逆算型の読み方しかしません。

 したがって、辛かったのが、

▲高校時代までの英語や国語の長文の授業

▲早大・政経時代の多くの授業

▲東大・工学系時代の歴史系かつ翻訳系の授業

 などでした(汗)

■もちろん、ノンフィクションを読むときは、

▲逆算しない

▲文体・世界にチューニングする

▲チューニングがあえば没頭して読み進め、合わなければ即やめる

 やめた場合、読み直すことはほとんどない

 というのがポイントで、

 この点で、現代の小説家の方は、

 読者のチューニングとあわせる、

 読者が没頭できる世界観への動線を早めに用意しておく、

 という難易度が上がっているのではないか、と感じます。

■子どもの頃、全く本を読まなかったことや、

 国語が苦手科目だったこと、

 精読型の授業が嫌いだったことを総合すると、

 私(合田)は、ゴールが不明瞭なまま、

「読む」ということ自体には全く興味がないのだと思います。

 「読む」こと自体にたいして価値はなく、

 「読む」あとに何を、どう、実験し、行動したか?

 「実験し、行動する」上で、1つでもヒントがあれば、当たり。

 「実験し、行動する」上で、ヒントがなければ、残念ながらサヨナラ(笑)

 再び読み返したところでゴミはゴミ、

 従って、読み返す時間の方が貴重、という感覚があります。

■もし大学生の方で、E・Dさんと同じように、

 「本の読み方」に悩んでいる方がいらっしゃれば、

 2点覚えておいて欲しいことがあります。

【その1】

 学者・大学教授は「専門書」を世界で最も読んでいる人である。

 そして、多くの場合、「実験・行動」がゴールではなく、

 「論文をまとめること」がゴールである。

 したがって、

 「実験・行動」に必要なパーツやインスピレーションではなく、

 「論文・資料」として、

 正確さ・客観性・事実に忠実であることの完成度を追求している

【その2】

 実務家は、仕事の結果で評価される。

 乱暴に言えば結果が全てである。

 どれだけ読んだか、ではなく、どんな結果を残せたか、である。

 したがって、「実験・行動」に繋げられるかどうか?

 使えるものはないか?、という「チラ見」くらいの感覚で十分である

 私(合田)は、大学院時代は【その1】の読書を、

 その後、ダメサラリーマン時代は、

 サラリーマンなのに【その1】の読書をして爆死し(汗)、

 現在は、【その2】のタイプの読書が中心です。

 大学の先生方は【その1】の方が中心ですが、

 学生の方は、ご自分のゴールにあった形がどちらなのか?

 【その1】なのか、【その2】なのか?

 を見極めつつ、時間・お金の投資として読書をされることをオススメします。

■今日のメルマガは、

 E・Dさんのご質問から触発され、

 「本を読んだら、読んだのと同じ時間を行動にあてる」

 について書かせて頂きました。

 E・Dさん、

 ネタの提供を有難うございましたー!

>ちなみに、E・Dさん、こうやってかつてEvernoteのまとめておいた本が、

 E・Dさんの質問によって引き出され、再利用されることで、

 私(合田)の記憶にも再定着するという副産物を得られます(笑)

■読者の皆さんは、

 【その1】学者型の読書をしていますか?

 それとも【その2】実務家型の読書をしていますか?

 本来は【その2】のタイプなのに、【その1】タイプの読書をする、

 といったロスや損失は発生していませんか?

 読者の皆さん、どうか素敵な夜をお過ごし下さい!!!

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【Street & Book Smart Highlight】  ┃
┃                  ┃
┃■ 「読む」こと自体に価値はなく、  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃「読む」あとに           ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ 何を、どう、実験し、行動したか?┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃「実験し、行動する」上で、     ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ 1つでもヒントがあれば、当たり。┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃「実験し、行動する」上で、     ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ヒントがなければサヨナラ(笑)     ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃再び読み返したところでゴミはゴミ  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃従って、読み返す時間の方が貴重。  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃■学者の読書と実務家の読者は   ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃目的もスタイルも異なる。      ┃
┃                           ┃
┃                  ┃
┃従って、自分のタイプや目的、    ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃立場に合った読み方をしなければ   ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃時間やお金を無駄に浪費する     ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃可能性が高いのではないだろうか   ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
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