33号変化・成長におけるステージの違いと「素直さ」

平成28年12月15日 Street & Book Smart 33号

【変化・成長におけるステージの違いと「素直さ」】

合田啓作(ごうだけいさく)                   


■こんにちは、合田です。

 先日、個別コンサルティングをご利用頂いたSさんより、

 ご感想を頂きました。

 以下、ご感想の引用です。

(ここから)


感想、お待たせしました。

◯嫌いの状態は変わらないが、

社会に出て、◯の嫌さ加減を忘れるほどいやな▲▲に出会って軽減。

これは◯問題の改善ではなく、程度問題により◯のことを考えなくなった、

ということが起こっている。

しかしコンサルを行って自分の井戸に降りていくと、

そこには◯がいて、

①大きなブレーキとしての役割を20年くらい努めており

②自分の人格形成に影響を与えているということをつきつけられる

改善方法は?

◯◯◯より、「理想的な自分」になるほうが早いのでは?と思っている。

ロールモデルを見つける=代理の◯的な存在。

しかし、◯という□□関係のなかでのロールモデルではなく、

◯ー◎という関係そのものを無効化させる、

オープンな関係を求めるよう自分を作り変えていけないか?

と思っていたら、

最近人から話しかけられるようになりました(笑)。

これは話しかけられると感じているだけで、

今までも同程度だったのだが、

他者に反応するように自分が変わったということなのではないか?

以前お話いただいた、

「ワー」と言いながら駆け抜けるのもうひとつの方法は、

他人からの話をただ聴く、

(耳の穴の直径を大きく、する、というようなイメージ)

が有効なのでは?と感じています。

声をかけられるの続きですが、

忘年会ということで誘われる回数を過去最高でした。

そしてその内半分くらいは、

「え、おれなんかを読んでくれるの?」

といういわゆる大先輩の方々でした。

一方、昔からの友人グループ3つとも忘年会します。

ロールモデルについて言えば、

ドリアン助川も気になるのでロールモデルにしたい気分です。

こう考えると、

Street & Book Smart31号にもあったカリスマ論で言うと、

▲開放×個人=フォロワー多い

例)堀江貴文、岡本太郎、キングコング西野、はあちゅう、ジョー

▲開放×社会=敵が多い

例)橋本徹、家入一真、孫正義、安倍晋三

▲閉鎖×個人=信者が多い

例)マツこ・デラックス、タモリ、海洋堂宮脇社長

▲閉鎖×社会=近づくのが難しい

例)ちきりん、東浩紀、内田樹、村上隆」

のうち、

4つめの「閉鎖×社会」の差異にばかり

自分が振り回されている気がしないでもないです。

次に気になるのが2番目の「開放×社会」

言っていることは悪くはないのだがうさんくさい、みたいな。

トップダウン戦略についても、2週間限定でLINEグループやってみました。

わかったことは、

1 主体的に関わる人とそうでないひとの差がはっきりする

2 主体的でない人も「自分にとってもヒット」があればノリノリでレスをしてくる

3 期待していたほど有益な情報がもらえたわけではない。Twitter観ていたほうがいいかも

4 ただし他人への進め方などを観て、その人自身をトレースできるという点では面白かった

並行してInstagramもやっています。

こちらは不特定の人への発信として。

タグ(♯)づけで、「いいね!」やフォローの数をある程度コントロールすることが可能。

だけど、私にとって有益なフォロワーを見つけるという点においてはなんか違う気がした。

対してメルマガはゆるやかな閉鎖があることでレスが深くなるのでは?

それは私が求めていること。

やはり最初はメルマガでいいかもな、と思っています。

このコンサルで進めていただいている内容は、

IT企業とまでは言わないまでも一般に行われていることを、

◯◯に当てはめているということと理解しております。

そのときわかったのは◯◯の閉鎖性です。

このコンサルがうまく行けば、◯◯の磁場自体が変わる可能性すら感じます。

失敗すれば私は◯◯界からは完全無視されるかと思います。

もちろん、この方針で進めます。

それは私が◯◯を好きだからであり、

これからもいわゆる「遺産相続」をしながら、

クリエイティブに異種交配していってほしいジャンルだからです。

とてもやりがいがあります。

一方で、筆力向上を具体的に考えていきたいと思います。

メルマガの読者によって鍛えられるという面と並行して、

個人筋トレのレベルが必要に思っています。

それは 時間×メゾットです。

具体的には、

どうやって時間を見つけるか

◯◯講座とか通ったほうがいいか。あるいは通信◯◯とか。

です。

メゾットという点で気になっているのは、

自分は直感型だと思っていたのですが、

好きなアーティストなどを分析すると、

ほぼ全員、

「工学的」

=「説明可能」=「内面とかじゃなく定量的な技術で作品を作るアーティスト」

であることがわかってきました。

とくに大きいのは平田オリザさんです。

ほぼエンジニアなのではないかと思います。

文系エンジニア。

さらにお願いがあります。

私におすすめの本を3冊おしえてください。

年末に読みます。

定期的に繰り返し読めるものがいいです。

合田さんが今まで読んだなかで◯◯的でなくていいです。

自己啓発でもなんでもいいです。

ということで次回のコンサル依頼内容は

・メルマガを送る相手のリスト確認

・◯◯力向上方法

・ふたたび◯などの過去の清算をし尽くして、

 ノンストップで走る状況かどうかの、(できれば)最終確認的な応答

・他に、数回Sとやってみて、

「あれ、ここどうなの」

とか

ここ聞きづらいけど聞いといたほうがあとあとこいつにとっていいんじゃないか」

というところがあれば指摘してみていただけますか。

なんというか人間ドックしているイメージで。

(Sさま・大学職員)


 (ここまで)

■Sさん、超長文のご感想を頂き有難うございました!!!

(掲載が遅くなり、失礼致しました汗)

 かなり伏字にさせて頂きましたが大丈夫だったでしょうか?

「自分は直感型だと思っていたのですが、

 好きなアーティストなどを分析すると

 ほぼ全員『工学的』」

というのは大きな気づきだったのではないでしょうか?

■このメルマガ上でもしつこく書き続けていますが、

 http://www.streetandbooksmart.com/mail_m/2016/08/24/自分の経験をそのまま教えてしまう愚/

 10号変化・成長の導入には強烈なピグマリオン効果が有効

 26号読書で師と出会い、友に出会う

 29号解像度を上げ、チューニングする

 自分と相性のいいロールモデルを認識することが、

 変化・成長の第一歩ではないでしょうか。

 ■好きなアーティストが「工学系」ということは、

 言い換えれば技術に再現性があり、

 かつリバースエンジニアリングが可能ということでもあるでしょう

 さらに分解→プロセス確認→徹底模倣してみて、

 しかしその模倣しきれない部分の残滓が個性ではないか、

 と私(合田)は考えております。

 ■オススメの本に加えて、次回のコンサルティング内容につきましても、

 確かに承知しました。

 次回は12/20(火)に宜しくお願い致します!

 ご感想を頂き、有難うございました!!!


<今日の活動ドキュメンタリー>

■午後から授業×2

+夕方は現役生向け授業

+夜は友人と会食予定


■多くの方からお問い合わせ頂いておりました、

Street & Book Smartの外部登録用HPがようやく完成しました!!!

http://www.streetandbooksmart.com

これで、

▲外部からのメルマガ購読申し込み

▲外部検索エンジンを通じてのバックナンバー検索

などが可能になりました。

もしお知り合いやお友達にご紹介頂くことがありましたら、

是非、このサイトをご紹介下さい!

何卒宜しくお願い致します!!!

■ 合間に読書。

マッキンゼーで人事・教育マネージャーをつとめられた、

伊賀泰代氏の『生産性』を再読了。

以下、一部引用。

□「生産性とは、

「一定の成果を生み出すために、どれだけの資源が使われたか」という比率、

もしくは「一定の資源を使って、どれほどの成果を生み出したか」という比率です。」

□「成果の価値とは

分母である投入原材料の価値の合計ではなく、

「顧客が評価する価値」のことなのです」

□「技術分野=知的好奇心→研究上、技術上の画期的な発見と発明→イノベーション

非技術分野=現実の問題の認識→問題解決への強い希求→イノベーション」

□ 「思考というのは、

制限が設けられるとそれをバネにして

「今いるところとは異なる次元」に入っていくことができます。

□ 「「成長する」とは「生産性が上がる」ということに他なりません。

今まで何時間かかってもできなかったことができるようになった

昨日まで何時間もかかってできていたことが1時間でできるようになった

同じ1時間で昨日よりはるかに高い成果が出せるようになった

生み出せた余裕時間で今はまだできないことにチャレンジを始める

□「「部下の指導をすることで学べることはたくさんある」

とはよくいわれることで、私もそう思います。

しかし、それよりはるかに多くのことを学べる機会が別にあるなら、

トップパフォーマーはそちらにチャレンジするよう促すべきです。

□「トップパフォーマーが比較する対象として、

(自分よりできないメンバーではなく)次の三者を意識させましょう。

・1年前の自分

・社内の他のトップパフォーマー

・社外の同世代のトップパフォーマー

□「成長のためのフィードバックは選抜のための評価とは異なり、

その詳細さに意味があります。

たとえネガティブなものであっても納得性が高く、

次にどう改善すればよいかというアドバイスにも直結します。

詳細で具体的なフィードバックを与えられると、

人は「自分の仕事振りを、きちんと見てもらえている」と感じることができます。

それが「これからも頑張ろう」というモチベーションにつながるのです。」

□「管理職の仕事とは、

「チームの生産性向上のためにリーダーシップを発揮すること」に尽きます。

本来、部下のスキルが上がればチーム全体の成果も上がるはずです。

なのになぜ、「成果を上げるのに忙しくて部下の育成に時間が使えない」

などという話になるのでしょう?

それは、部下を育成しても仕事の成果には「当面の間」つながらない

という前提があるからです。

仕事の成果は「今すぐ」上げる必要があるが、部下の育成には時間がかかる。

そう考えているため、

「成果を上げること」と「部下を育成すること」が二択問題になってしまうのです。」

□「マッキンゼーで新人育成を担当していた頃、

パフォーマンスが上がらないと悩む新人コンサルタントによく与えていたアドバイスが、

「キッチンタイマーを買って作業時間を可視化するように」というものでした。

タイマーを使わずに生産性を上げようとするのは、

体重計に載らずにダイエットするようなもので、

効果が測定できれなければ手法の正しさも確認できません。

□「まず考えるべきことは

「この仕事はなくせないのか?」ということであり、

次が「より効率的な方法はないか?自動化できないのか?」

ということです。」

□「本当の意味で仕事ができる人というのは、

少ないインプットで高い成果の出せる生産性の高い仕事のやり方を考案し、

その仕事が他の人にも可能になるように言語化し、移植できる人です。

そして自分自身は、どんどん違う仕事にチャレンジしていく人のことです。」

□「他者からの質問を受けて回答していると、

それによって自分のやっていることが言語化しやすくなります。」

□「ブランク資料(=アウトプットイメージを伴った仮説)

を作った上で情報収集をしている人は、

情報の集めやすさにかかわらず、

今回の分析(意思決定)に必要な情報

(重要かつ情報も多い+重要だが情報は少ない)を集めますが、

漫然と情報収集をしていると、

集めやすい情報

(重要ではなく情報は多い+重要ではなく情報は少ない)

を集めることばかりに時間を使ってしまいます。

データベースやインターネットで情報を探すことが増えた今は、

特にこのリスクが高まっています。

検索して大量に現れる「情報が多い分野」の情報を、

上から順にいつまでもクリックして詳細を確認している人は、

このワナにはまっています。」

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■変化・成長には「生産性」という概念が不可欠だと私(合田)は思います。

 なぜなら、

▲インプットに対するアウトプットを測定しなければ変化・成長を確認できないから

▲必要十分な情報を絞り込んだ上で行わなければ、効率が悪いから

▲漠然と作業をやったところで、再現性もなく、意味のあるアウトプットは生み出せないから

 です。

■たとえば、大学受験の国語の授業で類推するならば、

▲解答時間(例20分)と点数(例45/50点)

▲設問と傍線部から、こういった解答になるというイメージ

(=ブランク情報)を持った上で本文を見なければ、

解答に必要な要素を探すことはできないから

▲漠然と、なんとなく解けたところで再現性はなく、点数のアップダウンは消えず、

変化・成長を実感できないから

です。

■また、駆け出し弱輩の経営者として考えたとしても、

生産性の感覚は必須かつ超重要で、

少ないインプットで高い成果の出せる生産性の高い仕事のやり方を考案し、

その仕事が他の人にも可能になるように言語化し、移植できる人です。

そして自分自身は、どんどん違う仕事にチャレンジしていく人のことです。」

は、私(合田)自身の身体と脳に叩き込もうと思います。

■伊賀氏の文章を拝読して、

勝手ながら「かなりの教育者っぷり」かつ「既存の教育へのアンチテーゼ」

を良い意味で感じまくりました。

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■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」
(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。


<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【変化・成長におけるステージの違いと「素直さ」】


前回32号でもお伝えした、

電子商社にお勤めのTさんから引き続き以下のご質問を頂きました

その続きのやりとりを掲載させて頂きます。

(ここから)


合田さんに質問して何を知りたかったのか?

言葉として一番近いのは「思考の優先順位」かもしれない。

私の中で「軸」というものは階層構造なんです。

例えば、

「医者」という職業の定義=「病気を治す」

同様に、

「営業」の定義=「損益分岐点を超える利益を出す」

これが根底となる第一階層にあって、

その上で「顧客満足」であったり「本人の達成感」等が層となって積み重なっている。

どれか一つを取り上げて、

「ここを満たしているから~」といった議論は現実に則していなくて、

状況に応じてそれぞれの階層の比率のバランスを変えながら、

最終的に第一階層を満たす必要がある。

第一階層にあるものは常に揺らぐことなく、

これを満たさないのであればそれはもはや別の職業である

というのが私の持っている「世の中の共通認識だと思っていること」。

何故合田さんに軸を聞いたのか?に話を戻すと、

私が部下を指導する中で、

◯◯や▲▲から、この第一階層を脅かす指導指示が俺になされていると感じたから。

例えば、私の担当エリアは案件をもらっても考えなければ契約は取れない。

でも、この「考える」という過程にある程度の習熟度や思考力が必要で、

それは営業マン一様ではないということは理解できる。

では、考える(=質)が望めないのであれば指示内容を量に振るしかない。

なので、ヒットさえすれば取れるというニッチな商材を大量にばらまかせようとする。

すると◯◯や▲▲から、

「何も考えずにひたすら数をこなさせるのはしんどい」

「心がもたない」

と言われる。

部下が指示した数量の半数もこなさず帰ってくることを指摘(叱る)すれば、

◯◯や▲▲から、

「9褒めて1も叱らずに促せ」

と言われる。

自分で気づいたのだという達成感を持たせようと、

ひたすら婉曲にほぼほぼ答えと同義のことを伝え促し、

「そうそう!よく気づいたね!すごいじゃん!」

と褒めると

「なんか閃いちゃったんですよね~」

と答えるやり取りを端で見て、

◯◯や▲▲から

「バカみたい」

「幼児にわからせているよう」

「あんなに甘くする必要があるのか」

と言われる。

このようなやりとりがあって、

私の中で「人を育てる」ということに対しての軸の階層を見失ってしまっている、

という実感がある。

私はただ人を育てているのではなく、

「損益分岐点を超える”営業マン”」を育てているのであって、

であれば「営業マンの軸の第一階層」からブレる指導は何のための指導かよくわからなくなり、

結果◯◯や▲▲の顔色を窺う方向に進んでしまう。

でもそれは望ましいことではなく、

私自身が何に向かっているのかを理解して、

自分自身でリアルタイムに舵を切るべきだと思っている。

この私の状況が、

「指導する」という視点を持つに至っていないからなんだろうなとボンヤリと感じる。

ただ、目の前にある目標数字をかなり低いレベルでしかこなせない人間に対して、

一体どのような思考順序で接するべきなのかが相変わらずつかめない。

だから指導のプロの思考の軸を知りたかった。

とりあえず今は、

私が圧倒的数字を出してグループの損益分岐点を超えるということに集中しており、

部下と一緒に現状はクリアできている。

(Tさま・電子商社・営業職)


 (ここまで)

■そして、ここからが私(合田)の回答です。

(ここから)


おはようございます!

「指導」に関する深い悩み、お察し致します(汗)。

以下、私見を述べさせて頂きます。

復習を兼ねて、Street & Book Smart32号を復習させて頂くと、

例えば冒頭にあったコンサルティング感想のFさんは、

「目標を立てない&ひとまず快楽原則に従う」

という行動基準を示しているのに対して、

次の感想にあったNさんには、

「具体的ロールモデルを1人決めて徹底して模倣し、

かつ模倣した思考を◯◯経営という現場で徹底実践する」

という目標を示しています。

これは、ステージに応じて必要な言葉や指針は異なり、

ミクロで言葉同士を見ると矛盾して見えるが、

それはステージが違うことによる必然の帰結だということです。

◯◯や▲▲の発言に一貫性がないように見えるのは、

上記での私(合田)のFさんとNさんへのアドバイスのように、

フェイズが異なるアドバイスであり、

それらが相互に矛盾しているように感じるから。

あるいは、

◯◯や▲▲ご自身が、この「成長ステージに応じた言葉」、

という感覚がないかのどちらかではないでしょうか。

あるいは、Oさんの質問に受験とのアナロジーを使いながら答えている箇所では、

1「個人的趣味・好奇心にスイッチが入っている人」=10%前後

2「個人的趣味・好奇心は一旦棚上げし、割り切っている人」=30~40%

3「個人的趣味・好奇心は棚上げしたものの、割り切れない人」=30~40%

4「個人的趣味・好奇心もなく、割り切れてもいない人」=10%前後

という4類型を挙げていたかと思います。

勝手に分類させてもらうならば、

部下の方=4
(翻訳すると、仕事が趣味でもなく、かつ割り切って仕組みを学ぼうともしていない)

Tさん=元々営業マンとしては4→3→2→1

一方、教育担当としては4→3で、現在恐らく3のフェイズ

ではないかと察しております。

従って、現状のTさんの辛さを3点からまとめさせて頂くと、

□フェーズ4にある部下を持ち、指導の仕方がわからない

□◯◯や▲▲の指示が持っている視点の尺度と、Tさん自身の視点の尺度が違っていて、
かつ◯◯や▲▲が意味する言葉の意味がわからない

□◯◯や▲▲の指示によって、Tさんご自身の「思考の階層と軸」がおびやかされている

ではないでしょうか。

「指導のプロの思考の軸を知りたかったの」

と言って頂けて大変光栄なのですが、

以上で私(合田)の「思考の軸」への捉え方は伝わっているでしょうか?

正確に言えば、

軸というよりも、「フェーズ」や「レベル」として捉えていることを

お分かり頂けたでしょうか?

合田


 (ここまで)

■私(合田)のリアクションに対して、

更にTさんからフィードバックを頂いたのが以下の文章です。

(ここから)


非常に考えさせられる内容でした。

本当にありがとうございます!!!

「人や案件」といった状況ごとに、

フェーズ・レベルがあって、

一律で「こう」と言えるものではないだろうということは理解していたつもりです

私が想像してみるに、◯◯・▲▲と私では

「教育」に関しての視点の高さが違うんだろうと思っている。

私には目の前一面に広がって果てしなく思える壁(=ゴールに向かうには壊すか超えるかしかない)

一方、◯◯・▲▲の視点はもっと違う景色を見ていて、

あくまでもゴールに向かう過程として局所的な指示(迂回)を出してきている。

合田さんの説明からすると、

まだ「壁を壊す・乗り越える」という力を持ったフェーズには至れていないので、

「迂回する」というフェーズなんだ ということですよね?

であれば、私の悪い癖として、

私自身が「道のりを思い描けて、かつ納得しなければ気が済まない」

(盲目的には従わない)ということが邪魔をするので、正しく知りたい。

合田さん◯◯・▲▲の視点、指示の意図でピンとくるものがありますよね?

さっき再度もらった成長の過程を明確にしたものや、

指摘された現状の問題点等はとてもありがたい教えでした。

ちょっと諸々まとめて印刷して手帳に入れとこうと思います!

(Tさま・電子商社・営業職)


 (ここまで)

■Tさん、長文のご質問及びやりとりを有難うございました!!!

 以下、私(合田)が毎日目にする現場とのアナロジーで復習させて頂きます。

■◯◯や▲▲から言われたこと=(成長ステージを見越した上での)局所的指示

であり、

都度、

Tさんの原理原則 VS ◯◯や▲▲からの局所的発言

を比較しながらイメージされると、

恐らく「Tさんが考えるステージ」と、

「◯◯や▲▲の局所的発言が求めるステージ」の違いが、

より明確に見えてくるのではないかと思います。

■ただ、これはどちらが正しいといった違いではなく、

見えているステージの違いといったものなので、

あくまでご自分の原理原則を相対化しつつ、

現場に合う形でカスタマイズしていかれればいいのではないでしょうか。

■例えば、大学受験でいうと、

成績が伸びる過程には、

無意識的無能(勉強が必要なことすらわかっていない段階)

意識的無能(今までの不勉強を強烈に意識し猛烈に反省する段階)

意識的有能(知識・技術を「意識的」に反復できる段階)

無意識的有能(知識・技術をいつでもどこでも「無意識」に再現できる段階)

の4ステージがあり、

必ず「自己評価・主観」と「解答・客観」のズレという経験を、

「意識的無能」と「意識的有能」の狭間あたりでします。

そこでそのまま「無意識的有能」ステージに進んでくれれば問題ないのですが、

なかには「自分の原理原則」に拘りすぎるあまり、

あるいは「主観」と「客観」のズレが気持ち悪いことから、

再度、「無意識的無能」及び「主観」フェーズへ逆戻りする人もいます。

■この人たちは、基本的に伸びないです。

あるいは、伸びに極端に時間がかかります。

このアナロジーを覚えておかれたらいかがでしょうか?

■たとえば私(合田)が学生の頃、

よく教師から「素直な子は伸びる」と聞かされました。

当時の私(合田)は相当ひねくれたクソガキでしたので(汗)、

「それはおまえ(教師の方)が教室空間を支配する上で、

教師に従順=素直という意味だろう?

理屈もカラクリもわからないのに従うなんてまっぴらごめんだよっ!!!けっ!!!」

とか思っていました(大汗)。

■今の私(合田)がこの「素直さ」を翻訳するならば、

 意識的無能

 ↓

 意識的有能

 ↓

 無意識的有能

 という成長の過程を踏む際に、

 今の自分の知識・技術・視野では決して「主観的に納得」できないレベルがあり、

 しかし、次のステージへと変化・成長するためには、

「主観的に納得」できなくてもジャンプする必要があり、

 こうしてジャンプするためには、

 指導者やロールモデルを客観的な存在として信じる必要があり、

 この「主観的に納得」できないが、「客観的に信じる」過程でこそ、

 素直さが必要だとわかるようになりました。

■読者のみなさんは、

 今、変化・成長のどのステージにいらっしゃいますか?

 次のステージに進むためにはどのような「素直さ」が必要ですか?

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┃                  ┃
【Street & Book Smart Highlight】    ┃
┃                  ┃
┃■変化・成長には、         ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ステージがある           ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃かつ、そのステージによって、    ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃見えるものもわかることも使う言語も ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃あらゆるものが異なっている     ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃■原理原則は大切だが、       ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ステージに合う形でカスタマイズし  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃相手によって変えていかなければ、  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃必要十分な効果は発揮しがたい    ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃■「主観的に納得」できないが、   ┃
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┃                  ┃
┃                  ┃
┃「客観的に信じる」過程で、     ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃ロールモデルと次の成長ステージについて
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
┃一旦信じる素直さも必要ではないだろうか。
┃                  ┃
┃                  ┃
┃                  ┃
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