26号読書で師と出会い、友に出会う


平成28年11月21日 Street & Book Smart 26号

【読書で師と出会い、友に出会う】

合田啓作(ごうだけいさく)                  


■こんにちは、合田です。

 12月に個別コンサルティング予定のFさんから、

 以下ご感想を頂きました。

(ここから)


合田先生

おはようございます!

博多の「穴」も順調に元に戻りつつあるようで、

何よりです。

おすすめして下さった、

岡田尊司『生きるための哲学』

ザッとですが読み通してみました。

先生が授業などで仰っていた

“自分のために書かれた本”、とは

まさにこのことなのかもしれないというのが正直な感想でした。

と同時に、

(失礼を承知の上でございますが)

「合田図書館ハンパないわ…」と思いました!!!笑笑

自分の欲しい本を的確に教えていただけるのは非常にありがたいです。

Amazonはオススメを教えてくれるけど、

自分の悩みと本の内容がハマるかどうかは分かりませんからね…

今回のこの本を読んで、

今までモヤモヤで曖昧だったものが

ハッキリと形になっていく感じがして…

まぁ良くも悪くもなのですが、

明確に知れたので、

またここが1つ変われるポイントになってくるのかなぁと思っています。

そして、紹介していただいた本とは別の、

岡田さんの本も買ってみました。

結果、その2冊を読むことで

自分の「症状」を完璧に把握できたように思います。

漠然とした不安→明確な不安となりました。

明確な不安は、

明確なので、どう対応すればいいかが分かり、

今までと生き方が違うように思えます。

それに加えて、また行動を始めました。

まだまだこれからです。

あと、歴史上の人物もこんな風に悩んでいたのかぁと思うと、

凄く親近感がわきました笑

こういう切り口からの歴史も楽しいものですね。

色んな角度から物事を知ることができる本は読んでいて本当に楽しいです。

今後の身の振り方(悩みとの向き合い方など)は、

またコンサルの時にでも。

人生を変える本を教えて下さり、

本当にありがとうございます。

http://amzn.to/2fIEKOR

(Fさま・英語学科3年生)


(ここまで)

■Fさん、長文の「読書感想」(?)をお送り頂き有難うございました!!!

(ご紹介が遅くなり、失礼致しました、、、)

「合田図書館」(?)が、

「モヤモヤで曖昧→ハッキリと形になっていく感じ」

さらには、

「明確化→対処法がわかる→今までと生き方が違う」

お役に立てたとのこと、大変嬉しく拝読しました。

言葉とは完全ではありませんが、

意思決定基準や対象を明確化・意識化するには、

とても力のあるメディアだと思います。

 

■例えばFさんにおかれても、

「読後感→その後の気づき→その後の行動→その後の変化・成長」

を言語化し、ブログ等で発表されることで、

ご自身の意思決定基準の明確化や、

変化・成長過程の記録になるだけではなく、

ひいては、同様の、しかも漠然とした悩みを持つ人にもお役に立てるのではないでしょうか。

是非、次回12月のコンサルでは、

その後の行動結果をお伺いできるのを愉しみにしております!

引き続き宜しくお願い致します!!!


<今日の活動ドキュメンタリー>

■朝から授業×3

+夕方は現役生向けの授業


■ 今日は朝から授業、授業、授業!

 夕方は現役生向けの授業です。

 

■ 合間に読書。

立花隆氏の『青春漂流』を再読了。

以下、一部引用。

 

□「落ちこぼれた理由は人によってさまざまである。

しかし、一言で乱暴に総括してしまえば、

面白くなかったからということになろう。

通常のコースをフォローする能力に欠けていたから落ちこぼれたのではなく、

そうしたくなかったから落ちこぼれたのである。

落ちこぼれつつ、自分の情熱をかけるべき対象を追い求めていたのである。

そして、それをいったん発見するや、

彼らは落ちこぼれ人間から、とてつもない努力家に変身する

それまでの彼が落ちこぼれであったとはとても信じられないくらい、

精進を重ねて、一つの道をまっしぐらに進む。

そしてただ、自分と自分の意志と情熱のみを信じて、

新しい人生を切り開くのである。」

 

□「四国の讃岐出身の空海は、

18歳のときに京に出て大学に入った。

大学というのは、貴族階級の子弟の教育機関で、

古代のエリート教育機関である。

しかし空海は、せっかく大学に入ったのに、

ほどなくしてドロップアウトしてしまう。

そして、乞食同然の私度僧となって、四国の山奥に入り、

山岳修行者となる。

これ以後、31歳の年に遣唐使船に乗り込むまで、

空海がどこで何をしていたかは明らかではない。

「謎の空白時代」といわれる。」

 

□ 「留学僧になれるのは、正式に出家した僧だけである。

そこで空海は、遣唐使船に乗り込むほんの1ケ月ほど前に、

あわてて東大寺で正式の出家を果たすのである。

遣唐使船に乗り込んだ空海は一介の無名の留学僧にすぎなかった。

彼に注目する者は誰もいなかった。

しかし、唐の地に入るや、空海はたちまち頭角をあらわす。

十年余にわたる彼の修行時代の蓄積が一挙に吐き出されて、

唐人から最高の知識人として遇されるにいたるのである。

密教の権威、恵果阿闍梨をして、門弟の中国人僧すべてをさしおいて、

外国人たる空海に、密教の全てを伝授しようと決意させるほど、

空海に対する評価は高かった。」

 

□ 「「謎の空白時代」は、空海の青春である。

空海においてそうであったように、

青春は誰でとっても「謎の空白時代」としてある。

 

□ 「自分の人生を自分以外の何ものかに賭けてしまう人がどれほど多いことか。

自分以外の誰か頼りになれる人、頼りになれる組織、

あるいは、自分自身で切り開いていくのではない状況の展開などなど。

他者の側に人生を賭ける人が、世の大半である。」

 

□「「謎の空白時代」が明らかになってみると、

「船出」がやみくもの冒険ではなかったことがわかる。

自分の人生を自分に賭けられるようになるまでには、

それにふさわしい自分を作るために、

自分を鍛えぬくプロセスが必要なのだ。

それは必ずしも将来の「船出」を前提としての、

意識的行為ではない。

自分が求めるものをどこまでも求めようとする強い意志が存在すれば、

自然に自分で自分を鍛えていくものなのだ。

そしてまた、その求めんとする意志が充分に強ければ、

やがて「船出」を決意する日がやってくる。

そのとき、その「船出」を無謀な冒険とするか、

それとも果敢な冒険とするかは、

「謎の空白時代」の蓄積だけが決めることなのだ。

青春とは、

やがて来るべき「船出」に向けての準備がととのえられる

「謎の空白時代」なのだ。」

http://amzn.to/2g7O1wV

 

■学生の頃、2度立花隆さんに遭遇したことがあります。

 1度は神田神保町で、

 もう1度は南北線の車中で隣に座られました(笑)

 そのとき、たまたま本を読んでいたのですが、

 興味津々に本の背表紙を覗き込まれました。

 

■こうしてメルマガで読書メモを発信し、

 仕事の一環で言葉に関わっていると、

 もの凄く本好きな人と思われている節がありますが、

 実は私(合田)は19歳で浪人するまで、

 本をほとんど読まない人間でした(汗)。

 「本くらい読まなきゃ」という大人の言葉は無視していましたし、

 漫画を軽蔑する国語講師の言葉を、

 「わかってねえなぁ」と思いながら軽蔑しかえしたりしてました(笑)。

 

■19歳当時、人生を変えた著者を挙げるならば、

▲荒俣宏『大東亜科学綺譚』

▲村上龍『5分後の世界』

▲森毅『エエカゲンが面白い』

▲山口昌男『笑いと逸脱』

そして、今回紹介させて頂いた

▲立花隆『青春漂流』

でした。

 

■受験生当時、

 たしかに「謎の空白時代」を過ごしているとの自覚があり、

 大学に進むことによる具体的な職業・進路イメージが掴めず、

 そうであるがゆえに、人生を自ら切り開く『青春潮流』な人たちに、

 強く憧れ、私淑しつつ共感したのを覚えています。

 と同時に、

 その後、立花隆さんと遭遇したり、

 山口昌男さんの別荘にお邪魔したり、

 荒俣宏さんとばったりお会いして話しかけたり、

 当時の読書体験が、今の私(合田)を作ってくれました。

 

■神田神保町・明倫館書店で荒俣さんを見かけたとき、

 「荒俣さんの『大東亜科学綺譚』のおかげで大学進学できました!」

 と、ご本人にとっては意味不明な報告をしたところ、

 「あ、それはおめでとうございます。」

 と冷静にかえされたのを覚えています(笑)。

 

■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」

(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。


<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【読書で師と出会い、友に出会う】


■ こうしてみると、

 私(合田)は読書を通して私淑できる師に出会い、

 読書を通して心通う友に出会ってきたことがわかります。

 

■手元の辞書を引くと、

【私淑とは、

 直接教えを受けたわけではないが、

 著作などを通じて傾倒して師と仰ぐこと】

 とあります。

 立花隆さんや荒俣宏さん、森毅さんや山口昌男さんに私淑し、

 実際に山口昌男さんにお世話になって感じたことは、

 私淑した著者で、かつご存命の著者には実際に会える可能性があるということ。

 

■今、コンサルを受けている方も、

 はじめは著者として出会いましたし、

 はじめて会いに伺った時、

 その方の著作を全て、軽く暗記するレベルで読み込んでいったところ、

 多いに喜ばれ、そこからお世話になる日々が始まりました。

 

■ その他、著作を通してまるで友のように感じている方を以下列挙すると、

▲色川武大氏

https://ja.wikipedia.org/wiki/色川武大

▲本多信一氏

https://ja.wikipedia.org/wiki/本多信一

▲栗田哲也氏

http://oya-skill.com/profile_detail.php?t_id=1289057755-t-2499

▲リチャード・バック

https://ja.wikipedia.org/wiki/リチャード・バック

▲木村俊介氏

https://twitter.com/shunsukekimura?lang=ja

 あたりの方が挙げられます。

 

■このメルマガに引用する著者は、

 どちらかと言えば、「ビジネス系」の方が多く、

 そうであるがゆえに、

 私(合田)はビジネス・自己啓発系の著作ばかり読んでいるイメージがある方もいらっしゃると思いますが(汗)、

 実はそんなに読みません。

 

■もちろん、知識・情報・技術を吸収する読書がある一方で、

 私淑する師に出会う読書、

 語り合える友に出会う読書、

 生きていて、言語化できなかったことを明確化してくれる読書、

 不定形の悩みに救いを与える読書、

 といった様々な本の利用法があるのではないでしょうか。

 

■その後、紆余曲折を経て、今では月に数十冊を読むようになりましたが、

 『青春漂流』を読んでいた頃のように、

 今でも私淑する人や友を探して、

 変化・成長の一環として、

 私(合田)は読書を続けています。

 

■読者の皆さんは、私淑できる人に出会っていますか?

 読者の皆さんにとって、本の中で出会える友は誰ですか?

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【Street & Book Smart Highlight】   

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┃■私淑とは、             ┃

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┃直接教えを受けたわけではないが、  ┃

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┃著作などを通じて傾倒して師と仰ぐこと┃

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┃私淑した著者で、かつご存命の著者には┃

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┃実際に会える可能性がある      ┃

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┃■私淑する師に出会う読書、      ┃

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┃語り合える友に出会う読書、     ┃

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┃生きていて、言語化できなかったことを┃

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┃明確化してくれる読書、       ┃

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┃不定形の悩みに救いを与える読書、  ┃

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┃といった様々な本の利用法が     ┃

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┃あるのではないか。         ┃

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┃■読者の皆さんは、          ┃

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┃私淑できる人に出会っているだろうか? ┃

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┃                  ┃

┃読者の皆さんにとって、       ┃

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┃                  ┃

┃本の中で出会える友は誰だろうか?   ┃

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┃発行者        : (合田啓作)

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