25号まさか、そういう展開になるとは思わなかった


平成28年11月17日 Street & Book Smart 25号

【まさか、そういう展開になるとは思わなかった】

合田啓作(ごうだけいさく)                  


■こんにちは、合田です。

 先週土曜日に個別コンサルティングをご利用頂いたNさんから、

 以下ご感想を頂きました。

(ここから)


お疲れ様です、Nです!

今回のコンサルを受けた感想ですが、

やはり自分で考えてもある程度で煮詰まり、

自分自身じゃどうしようもない所に到達するので、

そうなった場合は、もがくよりもお金で時間を買い、

しっかりとサービスを受けるの方が無駄な時間も省け、

その先のスピード感も全然違い、

結果的に雲泥の差がつくのではないかと感じています!

またお金を払っているからこそ、

その時間を無駄にしたくないと真剣味が出てきて、

尚且つコンサルが終わった後もコンサルのフィードバックを見ながら、

結果を出したいと真剣味の継続が続くのも私の中では大きな利点です!

ついつい先延ばしの悪い癖が出てきて、

自分1人じゃどうにも怠けてしまうので、

定期的にサービスを買い横槍を入れていただくのが、

今の私のベストな選択肢だと思っています!

そして偶然に横槍を入れて頂ける方に出会えたので、

今後ともよろしくお願い致します。

またぜひ冷静に鋭い指摘をズバズバとお待ちしています!笑

(Nさま・大学4年生)


 (ここまで)

■Nさん、コンサルのご感想を頂き有難うございました!!!

まず、◯◯◯へ送付する志望理由書と、

自己PRのヒアリング&添削から始まり、

ブログでの発信の方向性、

最後に歩きながらではありましたが、

営業の方向性についてお話しさせて頂きました。

◯◯◯への送付後、先方のラボへ参加されることになったとのこと、

それもまた、

「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」

小さな一歩ですね(笑)

これから数ヶ月間、状況は流動的になるかと思いますが、

流動的であるからこそ、

予想だにしない邂逅や急展開も起こるでしょう。

是非、柔軟と素振りの日々を送られ、

「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」

を愉しみにしつつ(笑)

急転直下の変化・成長に備えていて下さい!

次回のコンサルは11/26とのこと、

引き続き宜しくお願い致します!!!


<今日の活動ドキュメンタリー>

■朝から授業×4

+合間に生徒さんの合格報告

+夕方は現役生向けの授業

+夜は自社教室にて遠隔映像授業


 

■ 今日は朝から授業、授業、授業、授業!

 合間に生徒さんからの合格報告。

 夕方は現役生向けの授業を行った後、

 夜から自社教室に移動して遠隔映像授業です。

 

■合格報告に来てくれたこの生徒さん、

 合格されるまでがドラマチックでした。

 昨年1年間浪人したものの、残念ながら全大学不合格、、、

 その後、大学受験を断念して公務員学校の申し込みに行ったその足で、

 バイク事故に遭い大怪我+入院、、、

 ちょうど入院した際に連絡をもらったのが以下のメールです。

(ここから)


Sです。

これから先の事なんですけど、

自分の中では公務員の専門学校に進もうと考えていたんですが、

10日程前にバイクで事故をおこしてしまい、

今入院していて、

専門学校の最後の入試にも間に合いませんでした。

さらにまともに歩けるまで3ヶ月程かかるみたいなので、

半年はリハビリ中心にして、

9月頃からまた予備校に行くかもしれません。

しかし半年間何もしないわけにはいかないので、

去年自分に足りてなかった漢字や熟語、英単語を中心に、

潰していきたいと思います。


(ここまで)

■伝記や成長譚を読んでいると、

 人生の転換点や分岐点には、

 事故、病気、別離、怪我、災害、戦争などなど、

 「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」という、

 自分だけではコントロールできない事態が発生することが多いようですが、

 上記のSさんは、まさにそれを実地で体現されていました。

 

■実はSさん、アイスホッケーの国体選手なのですが、

▲選手時代にお世話になった監督から急に連絡がある、

 →→→

▲急遽、新たに新設されたホッケー枠で大学に推薦してもらえることになり、

 →→→

▲急転直下の展開で合格!!!

 という事で、わざわざ報告に来てくれました。

 

■変化・成長の機会は、

 「自分から」ではなく、

 「自分を見て評価してくれていた他者から」もたらされる、

 という「用途開発」の事例をまざまざと見せてもらい、

 「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」好転の出来事として、

 私(合田)も深く学ばせて頂きました。

 

■ 合間に読書。

内田樹氏の『修行論』を再読了。

 以下、一部引用。

 

□「あらゆる人間的成熟がそうであるように、

修行のある段階で、

武道家もまた「ブレークスルー」を経験する。

それは

「そんなことができると思っていなかったことができるようになる」

というかたちで起こる」

 

□「重要なのは、

この「そんなことができると思っていなかったこと」は、

「この技術を身に付けよう」と思って

それに向かって努力していた当の技術とは、

まったく別のものだということである。

稽古の所期の目的と違うとことに「抜け出る」。

それが修行のメカニズムである」

 

□ 「身体技法の場合には、

修行で習得されたことはほとんどの場合

「自分の身体にこんな部位があることを知らなかった部位を感知し、

制御できるようになった」

というかたちで経験されます

できる前には、

「あれができるようになる」

という目標設定をすることができません。

「あれ」が身体実感として存在しないんですから。」

 

□ 「「完成形」というものを仮想的にではあれ先取りするというのは、

単一の度量衡に居着くということを意味している。

これは武道的には致命的である。

というのは、武道においても、身体技術の向上は、ほとんどの場合、

「それまでそんな身体の使い方ができるとは思っていなかった使い方」

を発見するというかたちをとるからである。

それまで自分自身の身体運用を説明するときに用いていた語彙には存在しない語を借りてしか説明できない動き、

そのようなものが「できてしまった」後に、

「私は今いったい何をしたのか?」という遡及的な問いが立ち上がる。

それがブレークスルーという経験である。

そのような動きを、既知の「満点答案」からの減点法で点数化できるはずがない。

そのような使い方があることを知らなかった筋肉や関節や靭帯や内臓の使い方について、

私自身が、仮想的にではあれ、

「満点答案」を知っていたということはありえないからである。」

 

□ 「人はものを知らないから無知であるのではない。

いくら物知りでも、

今自分が用いている情報処理システムを変えたくないと思っている人間は、

進んで無知になる。

自分の知的枠組みの組み替えを要求するような情報の入力を拒否する我執を、

無知と呼ぶのである。」

 

□「人間の心身の能力を爆発的に開花させようと思ったら、

私たちは

「そのような能力が自分に備わっているとは思わなかった能力」

を見つけ出し、

磨き上げ、その使い方に習熟せねばならない。

身体技法の場合は

「そのような身体部位の使い方があるとは知らなかった動き」

を習得せねばならない。」

 

□「「道場は楽屋だ」

それは「実験が許される」「失敗が許される」「試行錯誤が許される」

ということであり、

「自分の柔らかい部分をさらすことが許される」ということである。」

 

□「相対的な優劣・強弱・勝敗に過剰に固執すると、

人は無意識のうちに、

同じ道を進む修行者たちの成長を阻害するようになる。」

 

□「時間的なリミッターを設定することで、

身体的なリミッターを解除するというテクニックによって、

学校教育におけるスポーツ競技はそれなりの効果を上げてきた。

だが、そのように「時間的なリミット」を設定して、

短期集中的に身体的ブレークスルーを経験させるという教育戦略は、

「長期にわたって、継続的に、

自分の身体が蔵する可能性をすみずみまでじっくりと探求し、

吟味し、開発する」という仕事とは両立しにくい。」

 

□「ほんとうに射程の長い研究をなしとげようと望むなら、

研究者たちは長期にわたって淡々とゆったりと継続することができるような

研究スタイルを構築しようとするはずである。」

 

□「生活するためには、自分で生計を立てなければならない。

生計を立てるという日々の営みそのもののうちに、

稽古が自然なかたちで組み込まれるように、

生活のありかたを設計しなければならない。

常住座臥、

日々の生活そのものが稽古であるような「生き方」を工夫しなければならない。」

 

□「修行とは、

長期にわたる「意味のわからないルーティン」の反復のことである。

まれに天才という人がいるけれど、それは修行が不要な人のことではない。

天才とは、自分がしているルーティンの意味を修行の早い段階で悟り、

それゆえ、傍から見ると「同じことの繰り返し」のように見える稽古のうちに、

日々発見と驚きと感動を経験できる人のことである。」

 

□「そもそも原理的に言えば、

「無駄な稽古」というのはないのである。

いくらやっても上達しないというのは、

ある意味で得がたい経験である。

「なぜ、これほど稽古してもうまくならないのか」

という問いをまっすぐに受け止めて、

稽古に創意工夫を凝らしたものは、

出来のいいプログラムを丸呑みして無駄なく上達し、

ついに悩んだことがないというものよりも、

しばしば深い。」

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■内田樹さんの『修行論』は、

 かつて、模試の問題を作成しようとした際に出会いました。

 「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」点としては、

 まさか、メルマガで読者の皆さんにご紹介することになるとは思ってもいませんでした(笑)

 

■日々、ライフワークとして変化・成長に関わる中で、

 「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」

 という出来事に満ちていることを、

 私(合田)自身が感じずにはいられません。

 

■私(合田)自身の変化・成長を考えても、

▲まさか、講師になるとは

▲まさか、コンサルティングをするとは

▲まさか、メルマガを発信するようになるとは

 私(合田)自身の変化・成長の軌跡を修行になぞらえるならば、

 「「そのような能力が自分に備わっているとは思わなかった能力」

を見つけ出し、

磨き上げ、その使い方に習熟」していく過程そのものでありました。

 

■「「そんなことができると思っていなかったこと」は、

「この技術を身に付けよう」と思って

それに向かって努力していた当の技術とは、

まったく別のものだということである。

稽古の所期の目的と違うとことに「抜け出る」」

 にもあるように、

 所期の目的とは違うところに「抜け出る」過程を愉しみ、

 新たな処理システムを築き上げるにはどうすればいいか?

 以下に続けます。

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■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」

(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【まさか、そういう展開になるとは思わなかった】

───────────────────────────────────

■ 所期の目的とは違うところに「抜け出る」過程を愉しみ、

 新たな処理システムを築き上げるにはどうすればいいか?

 以下続けます。

 

■そもそも「所期の目的」には、

▲自分でコントロールできるもの

 と、

▲自分ではコントロールできないもの

 があるのではないでしょうか。

 

■自分でコントロールできないものの例としては、

▲天災

▲事故

▲別離

▲大病

▲戦争

 などが挙げられるでしょう。

 

■ 加えて、より中間的な単位で挙げるならば、

▲市場の動向

▲景気の動向

▲政治の動向

 あるいは、より小さな単位で言えば、

▲両親の結婚や離婚

▲親の仕事都合による転勤や異動

▲親の金銭状態

▲会社の上層部による意思決定

▲会社の人事部による人事異動

▲恋人や配偶者の気持ちの変化

 などなど。

 

■このように列挙してみると気づくのですが、

 かなり多くの事柄が、

 所期の目的としては、

 自分ではコントロールできないことにあたるのではないでしょうか。

 

■そうであるがゆえに、

 「所期の目的を設定する」こと自体を否定する方も多いように、

 私(合田)は感じます。

 

■しかし、

 そもそも「所期の目的」を設定しなければ稽古を始めることすらできず、

 稽古を始めることがなければ「所期の目的から抜け出る」こともできないでしょう。

 ここに、「所期の目的」を設定する逆説、

 言い換えれば、所期の目標設定の難しさが潜んでいるように思います。

 

■かつて私(合田)も、

▲親の仕事都合による転勤(東京から長崎へ)

▲両親の別居(による長崎から福岡への移動)

▲親の金銭状態(の悪化による母と父の「伝令役」をつとめさせられる)

▲両親の離婚(による「福田」から「合田」への姓変更)

 など、所期の目標設定を行ったとしても、

 自分ではコントロールできない外部要因によって目標撤回を余儀なくされ、

 自暴自棄になることで「所期目標設定」自体を否定していた時期がありました。

 

■その時の行動基準らしきものを列挙するならば、

▲毎日楽しければそれでいい

▲明日どうなるかなんてわからない

▲強く望んでも叶わないかもしれないから望まない

▲こちらからはアクションを起こさず、受け身な状態で待つ

▲自分からは何も決めない

▲振られた玉を打ち返す

 あたりが該当しそうです(汗)

 

■こうした「所期目標設定」自体を否定することのデメリットは、

▲長期スパンで変化・成長を遂げることができない

▲何に対してもその場しのぎで一貫性がない

▲目標から逆算した行動計画が立てられない

▲目標から逆算した変化・成長の定点観測ができない

▲常に周囲や相手の顔色を伺いながらおどおどしている

 といった結果としてあらわれ、

 確実に日常生活のクオリティや変化・成長速度を落とし、

 私(合田)の心身を毒していきました(大汗)

 

■肝心なことは、

 「所期の目的」設定自体を否定するのではなく、

 「所期の目的」を設定する。

 次に、変化・成長の過程で起こる、

 「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」出来事に対して、

 今までの自らの情報処理システムに固着せず、

 むしろ、その処理システムを脱着し、改造し、

 その出来事を足場に新たな処理システムを築き上げることではないでしょうか。

 

■読者の皆さんは、「所期の目的」自体を否定していませんか?

 読者の皆さんにとって、「所期の目的」は何ですか?

 今、目の前で起きている、

「まさか、そういう展開になるとは思わなかった」出来事に対して、

 新たな処理システムを築き上げるきっかけはありませんか?

 

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【Street & Book Smart Highlight】   

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┃■所期の目的とは違うところに     ┃

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┃「抜け出る」過程を愉しみ、     ┃

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┃ 新たな処理システムを築き上げるには┃

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┃                  ┃

┃ どうすればいいか?         ┃

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┃■「所期の目的」には、        ┃

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┃ 自分でコントロールできるもの   ┃

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┃                  ┃

┃ と、               ┃

┃                  ┃

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┃ 自分ではコントロールできないもの ┃

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┃                  ┃

┃                  ┃

┃ の2つがある            ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■かなり多くの事柄が、        ┃

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┃所期の目的としては、        ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃自分ではコントロールできないこと  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■そうであるがゆえに         ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃「所期の目的を設定する」こと自体を ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ 否定する方も多い         ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■しかし所期の目的を設定しなければ  

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃稽古を始めることすらできず、    ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃稽古を始めることがなければ     ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃所期の目的から抜け出ることもできない┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■「所期目標設定」自体を否定するのは ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ 日常生活のクオリティや      ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ 変化・成長速度を落とすことにもなる┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■「まさか、そういう展開になるとは  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃思わなかった」出来事に対して、   ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃自らの処理システムに固着しないことで┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃むしろその出来事を足場に      ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃処理システムの組み替えができる   ┃

┃                  ┃

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