24号渦を巻く初期は、いきなり回し蹴りをくらわす気概で


平成28年11月14日 Street & Book Smart 24号

【渦を巻く初期は、いきなり回し蹴りをくらわす気概で】

合田啓作(ごうだけいさく)                  


■こんにちは、合田です。

 今回は、日曜日に個別コンサルティングをご利用頂いたSさんから、

 以下、超・長文のご感想を頂きました。

(ここから)


【コンサルを受けての感想】

■【ブレーキについて】

何が自分の思い描く人生にとってのブレーキなのかを意識できた。

よく酒を飲みながら愚痴を言い合うありがちなシーンで、

自分がうまくいかない理由を「~のせい」にして語ることが多いが、

コンサルは逆。

発想がすべてプラスに向かい、

「今からでも遅くない」とすら感じない。

期間限定(二時間)の枠内で何をしてもいいので、

話しながら時空を超えた感覚を得る。

「今ここ」、にしばられているとただそれだけでブレーキがかかる。

ブレーキが何で、

それに対して実現可能な小さな解決策を考えることで、

わずかでも前進できる。

 

■【ロールモデル】

具体的に思い描けていなかった。

これは自分がオリジナルでいたいからだ。

しかし真似した方が速い。

でもばっちり「この人!」はいなかった。

そこで掛け合わせ(×)をひらめいた。

イチロー×松井でもいいし、

イチロー×五郎丸でもいい、

イチロー×スーチーさんでもいい。

理想になるまで掛け合わせる。

掛け合わせる過程で具体例が見えたら、

つまりどの人のどのふるまいやエピソードが理想かをつかまえたら、

すぐさまメモし、キャラ化してしまう。

 

■【会いに行くこと】

理想の自分がいたい現場の人に会うのは、

コネみたいでいやだった。

「コネ」どうこうより、

自分の思い描く理想の場のイメージが間違いかもしれないという落とし穴がある。

ならば、

実際にその現場に関わる人に会いにいき、情報の確かさに出会う。

例えば「アップルで働きたい」、と思うなら、

旅行でもカリフォルニアに行ったほうがいい。

そこに住む人の話し方や本屋の平積みはなにかや、

たとえば道で肩がふれあったらどんなふうに謝ってくるのか、

などの細部を具体的に経験できるからだ。

メディアの上で削られるのはそう言った細部であり、

実際に本場に行ったときにいつも感じるのは、

細部についてなのではないかと思えるから。

そして、「コネ」についても、

たとえば就職活動でOB訪問して受かるわけではない。

せいぜい合格したらそのあとに覚えてもらっていた程度では?

 

■【具体的課題】

課題のひとつは、

私がやりたいことをするひと同士のプラットホームを作ることでした。

ここではクリエイター、とします。

私の理想とするプラットホームは、

▲非ハイアート的発想。

▲バンドのような主体的な宣伝、ベンチャー的。

これが出来るとあまりいないタイプのハイアートのクリエイターになる。

村上隆的(作品の好みではない)。

ではハイアート的なありかたとは?

▲決められた道筋での修行のみ。

▲ある権威のもとでの受動的な現場。

▲バンド活動においてはライブ活動が地道。

▲美術においては入選が地道。

ここをクロスさせる発想を持つ。

▲バンド活動においては入選を目指す=オーディションか。

▲美術においてはライブペインティングを行い、自己紹介する。

どちらも充分なりたつ。

今までは必然ではなくただ惰性で選んだ努力の道筋を、

好き嫌いや、やりたくない、怖いかどうかで避けてきたのでは?

あとせっかくなので個別コンサルを5回やろうかと!

次の日程決めましょう!

(Sさま・大学職員)


(ここまで)

■Sさん、超・長文のご感想を頂き、有難うございました!!!

眼光紙背に徹して、再読に継ぐ再読を重ねさせて頂きましたが、

非常に奥行きのあるご感想で、

微力ながらも「渦を巻く初期設定」にお役に立てたようで嬉しく拝読しました。

「よく酒を飲みながら愚痴を言い合うありがちなシーンで、

自分がうまくいかない理由を『~のせい』にして語ることが多いが、

コンサルは逆。

発想がすべてプラスに向かい、

「今からでも遅くない」とすら感じない。

期間限定(二時間)の枠内で何をしてもいいので、

話しながら時空を超えた感覚を得る。

ブレーキが何で、

それに対して実現可能な小さな解決策を考えることで、

わずかでも前進できる。」

という箇所は、

まさに私(合田)がコンサルを通して提供したい主要価値の部分でもあり、

「実際に本場に行ったときにいつも感じるのは、

細部についてなのではないかと思えるから。」

という部分は、「まさに!」と膝を打つ思いで拝読しました。

次回のコンサルは12/3(土)とのこと、

行動進捗をお伺いできることを愉しみにしております!

「渦を巻く初期」ですので、手を緩めず加速度を上げていって下さい。

引き続き宜しくお願い致します!!!


<今日の活動ドキュメンタリー>

■朝から授業×3

+合間に読書

+夕方は現役生向けの授業


■ 今日は朝から授業、授業、授業!

 夕方は現役生向けの授業でした。

■ 合間に読書。

宮島達男の『アーティストになれる人 なれない人』を再読了。

 以下、一部引用。

 

□ 「(大竹伸朗)

バイトしてお金貯めて、一生懸命絵を描いても、

「つまんないよね」とか、「君才能ないかもね」

なんて平気で言われるわけじゃないですか。

だからメンタルが弱いやつは潰れるんだよ(笑)

天才的な才能を持っていても、ほぼ潰れると思うんだよね。

逆にあんまり才能がなくても、

ハングリー精神とメンタルが強いと生き残ったりするのよ。

才能よりも、ネチっこいおじさんたちの嫌みに対して、

いきなり回し蹴りくらわすみたいなさ。

そういう精神力の方が大事だと思うんだよね。

結構いろいろ傷つくからさ。

俺なんかも本当に傷ついたからね(笑)

絶対潰れないっていう根拠のない思いみたいなものがないと。

逆に言われたことを整合性を持たせて解釈しちゃうやつってのは、

いたく傷つくわけ。

 

□ 「(大竹伸朗)

東京とかだと自分のどんな特殊な考えでも聞いてくれる人がいるしさ。

「わかる、わかる」みたいにね。

いろんな価値観の数も種類も多いから、

それだけアウトプットが可能な機会も多いじゃないですか。

だけど、その回路がないところで自分がやろうとすると、

つまり断線状態になると、

本当にそれをお前はやる気があるのかみたいなさ。

それを超えてでも、それをやり通すのか、やり通さないのかっていうね。

そこを自分自身に突きつけられるよね。」

 

□ 「(大竹伸朗)

必要とされていないから、自分が作品を作らないと、

世の中からどんどんフェードアウトしていくような感覚になるわけ。

何もしないとね。

自分はこういうコンセプトで作品を作っているんですよっていうのは、

それは恵まれている話でさ。

俺の場合は、もっと切実なわけよ。

なんか作らないと自分がどんどん消えていっちゃうというか。

創作は、自分がこの世から消えないための方法に近いわけ。

だからどんどん作るしかないわけね。」

 

□「(大竹伸朗)

一番何かが起こり得るのは偶然なんだよ。

偶然ほど強いものはないっていう感じはあるよね。

だから、何かを作り続けるっていう自分の思いと、

そういった偶然の出会いというものの両方が大事なんでしょう。

 

□「(大竹伸朗)

大事なことは、その「持って生まれたもの」がない人間でも、

超えられるものっているのがあると思うんだよね。

「持って生まれたもの」がなかったとしても、

もしそれを50年弾き続けたら、

才能あるやつが2年で行き着いた域とは違う場所に行き着くと思うんだ。

 

□「(大竹伸朗)

意味のないことに納得してやるかどうかって思いがあるかどうかなんだよな。

意味ないことをどう受け止めるかが、生きてるということでさ。

意味のないところに本当の意味があったりするわけよ。」

 

□「(大竹伸朗)

俺なんか本を読んでても、映画を見ても、例えば、あれは良い映画だったとか、

あれはよくできていたなんて言っても仕方がないと思うんだよ。

それを自分自身が作品化していかないとさ。自分なりに。

 

□「(やなぎみわ)

幼児の頃から共有規範を前提とする社会、

同調する社会の中で育ってしまうと、

「真っ向から対話することは対立である」

と思い込んでしまっているので、

ただそれを避けるためだけにコミュニケーションを取っている。

そういうことを非常に感じます。」

 

□「(やなぎみわ)

問われるのは、

まったく誰も評価していない作品を

自分が発見するという意識があるかどうかだと思うんですね。

自分が何か新しいものを発見して、

それを自分たちの歴史の中に入れようとしたり、

咀嚼しようとする。

非常に貪欲な心意気を感じるのです。」

 

□「(やなぎみわ)

禅問答みたいな、宇宙人みたいな感じなんですけど、

そういう人が近くにいるということは、

人生の救いになったなと思いますね。

どこでどう目覚めるかわからない。

子どもの力ってすごいと思うので、

ワケのわからない人に出会うかっていうのは

大きいかもしれませんね。」

 

□「(宮島達男)

大学の発祥とされるイタリアのボローニャ大学では、

その昔は学生が先生にお給料を払っていたんですよ。

それが、大学の発祥なんです。

自分たちが教えてもらいたい人に、

自分たちがまとまってグループを作ってお金を払って、

その人に来てもらって教えてもらう。」

  http://amzn.to/2g4HhEH

 

■宮島達男さんの『アーティストになれる人 なれない人』は、

 アーティスト志望の方だけではなく、

 むしろ教育関係者にオススメです。

 

■かつて大竹伸朗さんの展覧会を東京都現代美術館に見に行ったとき、

 都現美の屋上に取り付けられた「宇和島駅」という看板に笑いつつ、

 内部に入ると、大竹さんの圧巻・圧倒的作品量に度肝を抜かれました。。。

 

「量が質を凌駕する」とはまさにこのこと。

 しかも、小学生時代に書いた落書きも含め全て保存・展示されており、

 【継続×記録→振り返ると大河になっている】

 という公式を、リアルにまざまざと見せてもらいました。

 

■アートという、無定形で流動的な対象に、

 戦略と身体性、加えて長期的な継続を通して形を与え、

 いかに変化・成長し、

 その過程そのものを開示していくのか、

 という教えとして再読しました。

 http://amzn.to/2g4HhEH

 

■それでは、

 「今日のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」

(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【渦を巻く初期は、いきなり回し蹴りをくらわす気概で】

───────────────────────────────────

■ 大学院生の頃、アーティストの中村政人さんに、

 私設助手のような形でお世話になっている時期がありました。

 https://twitter.com/3331nakamura?lang=ja

 https://ja.wikipedia.org/wiki/中村政人

 

■中村政人さんを介して、様々なアーティストや現場と関わらせて頂いたのですが、

 中村さんの活動の渦中で痛感したのが、

 「アーティストはアホではできない」ということでした(笑)。

 

■中村さんは、

 例えば、テトラポットや、マクドナルドや、秋葉原や、セキスイハイムM1など、

 社会的なモチーフとアートとの接点を常に企んでいる方だったのですが、

 現場で渦を巻き、人を巻き込んでいく過程は、

 時に恫喝するように(笑)、

 時に優しく宥めすかすように、

 時に大言壮語をぶち上げるように、

 時に小さな種を蒔くように、

 清濁合わせのみ、飴と鞭を使い分けながら、

 迫力とスピード感、貪欲さに溢れていました。

 

■例えば、中村さんのもう1人の私設助手の方と2人で、

 まるで業者のような顔をしながら、

 東京芸大のゴミ置場にトラックで侵入し、

 作品制作過程で出た粗大ゴミを捨てようとしていると、

 警備員さんに止められて尋問された、なんていうこともありました(笑)。

(もちろん、その後片付けました)

 

■ 中村さんと現場への行き帰りの道中で、

 東京芸大での学生さんへの指導の愚痴を、

 良く聞かされたのも覚えていますし(笑)、

 アーティストが世の中に出て行く戦略を考えまくっていることが、

 雑談の節々から伺えました。

 

■いずれにせよ、

 渦を巻く過程で下手なことを言おうもんなら、

「いつでも回し蹴りをくらわされる」ような気迫に満ちていました。

 

■ 冒頭に引用した大竹伸朗さんの言葉でも、

「あんまり才能がなくても、

ハングリー精神とメンタルが強いと生き残ったりするのよ。

才能よりも、ネチっこいおじさんたちの嫌みに対して、

いきなり回し蹴りくらわすみたいなさ。

そういう精神力の方が大事だと思うんだよね。」

 とあったように、

▲ただじゃころばねえぞ!!!

▲中途半端なことを言ったらただじゃおかねえぞ!!!

▲いつか見てろよ!!!

▲カッコ悪くても、意地でも形にしてやるぞ!!!

▲首根っこ掴んででも価値を認めさせてやるぞ!!!

 といった、

 「いきなり回し蹴りをくらわす気概」は、

 変化・成長の初期過程で必須だと私(合田)は思います。

 

■自分にとって切実なこと、

 自分がやらざるを得ないこと、

 自分がやらなければ生きていけないようなこと、

 を日々コツコツと続け、

 細部を大切にして継続していなければ、

 この気概や気迫は決して生まれないようにも思います。

 

■読者の皆さんにとって、

 「いきなり回し蹴りをくらわせたい」対象は何ですか?

 「回し蹴り」の気概や気迫を生む、日々の行動は何ですか?

 

◎Street(人生)とBook(学び)をノンストップで接続し、

   Smart(変化・成長)を実現していく【Street & Book Smart】

  のご感想はこちら

⇒keisakugoda@icloud.com

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃                  ┃

【Street & Book Smart Highlight】   

┃                  ┃

┃■「あんまり才能がなくても、     ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ハングリー精神とメンタルが強いと  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃生き残ったりするのよ。       ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃才能よりも、            ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ネチっこいおじさんたちの嫌みに対して┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃いきなり回し蹴りくらわすみたいなさ。┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃そういう精神力の方が        ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃大事だと思うんだよね。」(大竹氏) ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■「ただじゃころばねえぞ!!!」     ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃「中途半端なことを言ったら     ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ ただじゃおかねえぞ!!!」      ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃「いつか見てろよ!!!」        ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃「カッコ悪くても、         ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ 意地でも形にしてやるぞ!!!」    ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃「首根っこ掴んででも        ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ 価値を認めさせてやるぞ!!!」    ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃ といった、            ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃いきなり回し蹴りをくらわす気概は  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃変化・成長の初期過程で必須     ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃■自分にとって切実なこと、      ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃自分がやらざるを得ないこと、    ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃自分がやらなければ生きていけないこと┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃を日々コツコツと続け、       ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃細部を大切にして継続していなければ、┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃この気概や気迫は決して生まれない  ┃

┃                  ┃

┃                  ┃

┃━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃

━━━━━

┃発行者        : (合田啓作)

┃お問い合わせ先  :keisakugoda@icloud.com

┃Copyright(c) ’16-‘Keisaku GODA All rights reserved.

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎Street(人生)とBook(学び)をノンストップで接続し、Smart(変化・成長)を実現していく【Street & Book Smart】

  のバックナンバーはこちら

⇒http://www.bizmail.jp/sys/backno?mode=0&mgid=keisak

■合田啓作 Facebook

 ===>https://www.facebook.com/keisaku.goda

◎Street(人生)とBook(学び)をノンストップで接続し、

Smart(変化・成長)を実現していく【Street & Book Smart】

  の配信停止はこちら

⇒sub-ZK92xlL34Z@bizmail.jp