12号実験・改善は執念に基づく


平成28年9月14日 Street & Book Smart 12号

【実験・改善は執念に基づく】

合田啓作(ごうだけいさく)                  


■こんにちは、合田です。

  今回は、元生徒さんでもあり、メルマガの読者さんでもある、

  Hさんからメールを頂きました。

  以下、一部引用です。

(ここから)


合田先生

毎回楽しく拝読しております。

大学生となった今も合田先生の授業を受けさせていただいている気分です。

先生のおっしゃるとおり、DCAPサイクルを実践していこうと思います。

社会人と違い失敗してもリスクが小さい学生であれば尚更です。

これからも合田先生のメルマガ楽しみにしています。

(Hさま・大学4回生)


 (ここまで)

 Hさん、お便りをありがとうございます!!!

「授業を受けている気分」とのこと、嬉しく拝見しました(笑)

 元・生徒さんや、私(合田)自身の変化・成長過程で出会った方々に対して、

「変化・成長」をキーワードにお役に立ちご縁を広げていくことがテーマなので、

 まさにHさんのおっしゃるように、

 メルマガを介して日常の「変化・成長」の触媒となり、

 実際に「変化・成長」が発動されることが、

 私(合田)にとっても喜びです。

 メルマガでもフォローして参りますので、

 また会食、コンサル等でお会いできる日を愉しみにしております!!!


<今日の活動ドキュメンタリー>

■朝から授業×4+昼・来年度について重要なミーティング+夜も授業


■ 今日は、朝から授業×4。

  2学期が始まり、今日で3週目。

  この時期のゴールは1つ。

  生徒さんのストライクゾーンを、

 志望先の水準から逆算して微調整することです。

  例えば、センター試験で求められるストライクゾーン(時間・スピード・解答)に対して、

  人によってはストライクゾーンが広すぎたり

(遅い・語彙を広く捉えすぎなど)、

  人によってはストライクゾーンが狭すぎたり

(語彙を狭く捉えすぎ・完璧を求めすぎなど)、

  など個人差があり、

  問い→生徒さんによる回答=ストライクゾーンの言語化→私(合田)による微調整

   という一連のプロセスの量と頻度を上げることが、

 授業を実施する上でのゴールです。

 

■ 合間に、サイゼリヤ創業者・正垣泰彦氏の、

『おいしいから売れるのではない売れているのがおいしい料理だ』及び、

 ニトリ創業者・似鳥昭雄氏の『運は創るもの -私の履歴書』を再読了。

  以下、両著から一部引用。

 

□ 「ようやく店は再開したものの、やはりお客様は来なかった。

商品に値打ちがあれば、場所が悪くてもお客様は入るはず。

といっても、値打ちの出し方がわからないから、

とりあえずメニューの価格を5割引きにした。

それでも来ないから最終的には7割引きにまで引き下げた。

スパゲッティの価格帯は150~200円になった。

すると、青果店のキャベツや玉ねぎの山を越えて、

ずらっとお客様が並んだ。

客数が1日20人から一挙に600~800人まで増えた

店舗面積は17坪・38席だったので20回転にもなった。

とても1店ではお客様をさばけなくなり、

市内に4,5店出してお客様には最寄りのお店に行っていただくことにした。

それがサイゼリヤの多店舗化の始まりだった。」(正垣氏)

 

□「ホームファニシング業態の確立は手探りの状態だった。

例えば、カーテンなど繊維関連の輸入を増やした。

欧米の家庭では必ず無地が入っているため、

ニトリでも無地のカーテンを取り扱い始めたが、

当時の日本は100%柄物が常識だったので、

実際に発売しても、売れずに在庫の山を築いた。

失敗の原因を調べると、数字のマジックが見えてきた。

最初は柄物に対して20%分を無地にしたところ、

売れないため、「柄物でないと売れない」と考えがちだが、

30%にまで増やすと売れるようになることが分かった。

つまり、20%程度では80%の柄物が売れるため、

販売員は力を入れて売らなくてもいいが、

35%を超えるような水準になると

無地を売らないと部署の目標数字を上げられないから、

無地の商品を力を入れて売るようになるのである。」(似鳥氏)

 

■ 受験も経営も、

 実験を通してしかわからないストライクゾーン(適正値)があり、

 執念

(合格したい・売上を100億円まで持っていきたい・人々に◯◯を提供したい)

 に基づき、

 細かい実験と改善を繰り返す中で

 

「とりあえずメニューの価格を5割引きにした。

それでも来ないから最終的には7割引きにまで引き下げた。

すると、ずらっとお客様が並んだ。

客数が1日20人から一挙に600~800人まで増えた。」

 

「最初は柄物に対して20%分を無地にしたところ、

売れないため、「柄物でないと売れない」と考えがちだが、

30%にまで増やすと売れるようになることが分かった。」

 

 にもあるように、ある閾値・数値に達すると、

 突然「はまる」瞬間があることが言語化されており、

 興奮しながら読みました!

 

■ 20代に紆余曲折で迷いまくっていた私(合田)にアドバイスを送るならば、

 「テストや実験は練習ではない。

 テストや実験自体を本番だと捉え、

 執念を持って『はまる』瞬間まで実験と改善をやめるな!

 です(汗)。

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■それでは、

 「今週のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」

(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。

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<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【実験・改善は執念に基づく】

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■ 20代の私(合田)には、まず何よりも強い執念が足りませんでした。

 執念がない→目先の断片的な情報に流される→細かい実験と改善を繰り返さない

 →「はまる」瞬間が訪れない→愉しくない→辞める

 の連続だったように思います。

 

■ 例えば私(合田)は、

 早稲田・政経に入学したものの、政治や経済といった学問には執念を持てず、

 東大・工・建築に入学したものの、建築に執念を持てず、

 不動産・建築コンサルティング会社に入社したものの、仕事に執念を持てず、

 退職し、資格試験受験を考えるも、資格獲得に執念を持てず(大汗)。

 

■ 執念とは、信念と言い換えてもいいし、欲と言い換えてもいいかもしれません。

 例えば、夜の歓楽街に繰り出して「モテたい」でもいいし、

 例えば、高級外車に乗りたいでもいいし、

 例えば、ロレックスの時計をつけたいでもいいし、

 例えば、都心の一等地に住みたいでもいい。

 今、振り返れば、

 上記のようなわかりやすい「物欲」があると、

 それを目標にしやすく、かつイメージしやすいため、

 ある意味楽なのですが、

 残念ながら私(合田)は、

 夜の歓楽街にも興味がなく、

 そもそも運転免許を持っておらず、

 時計は大学1年からずっと同じものを使っており、

 住宅にも拘りがなかったため、

 失敗を繰り返して、

 もうこれ以上失敗を繰り返したくないという執念が生まれ、

 命を燃やして生きていきたいという執念が生まれ、

 講師の仕事を継続し、

 尊敬する経営者の方にお会いしてこういう風に成長したいという執念が生まれるまでは、

 「人の変化・成長」という執着を持てる対象を意識することも、

 言語化することもできませんでした。

 

■  もし飲食店に行き、同じお金を払うなら、

 「今度はパンケーキがあたりそうだから、うちもパンケーキ屋に変えよう」

 とメニュー開発に執念もなく、

 コロコロと対象を変え実験や改善を続けないお店よりも、

 「来たお客さんには絶対喜んでもらいたい。うちのメニューで喜んで帰ってもらうためにはどうすればいいか?」

 と執念を持って食材や調理法、

 メニュー開発に力を入れているお店に行きたいのではないでしょうか?

 

■ 私(合田)の20代は、まさに前者の飲食店にあたる動き方をし、

 執念を持たずに対象にあたり、

 その熱や信念のなさを「本物の人」から見透かされ、

 そうであるがゆえに応援や協力も得られず、

 結果、細かい実験や改善を継続することができない、という悪循環の中にいました。

 

■ 現在、講師として現場で生徒さんと対峙する際、

 100%本人自身に対して全幅の信頼を寄せられる生徒さんは少ないのですが、

 本人が自身のことを少なくとも数%から数十%信頼できていて、

 変化・成長していくことと、結果を達成することに執念を持つ生徒さんのことは、

 私(合田)も具体的に応援し、伴走することができます。

 一方、本人自身のことを信用できず、実験・改善を継続できず、

 従って、授業や予備校をコロコロ変えながら変転を繰り返す生徒さんを見ると、

 まるで過去の私(合田)を見るような複雑な気分に襲われ、

 「自分のことを信じ、他者を信じ、一定期間実験と改善を繰り返さなければ、

 決して結果が出ることはないのだよ!」

 と心の中で叫んでいます(汗)

 

■ 正垣氏からも似鳥氏からも、ただならぬ執念を感じます。

 そして、『私の履歴書』のような書物を読んで納得させられるのは、

 執念は必ずしもはじめから所与のものとしてあるのではなく、

 上手くいかなかったり、失敗したり、否定されたり、大病を患ったり、

 一般的には「挫折」と言われるような悔しく、悲しい体験の中でこそ育まれるということ。

 

■ と同時に、「執念」とは精神論を振りかざすことではなく、

 「7割引」や「30%」のように、

 数字による測定を継続することで、

 はじめて実験・改善が「はまる瞬間」を発見できるということも教えられます。

 

■ 皆さんが「執念」を持っている対象は何ですか?

 皆さんは、どんな「数字」に基づき、実験・改善を行っていますか?

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┃                  ┃

【Street & Book Smart Highlight】   

┃                  ┃

┃■ 執念とは、            ┃

┃                  ┃

┃信念とも欲とも言い換えることができる┃

                                                         

┃                  ┃

┃■「物欲」とははある意味 、     ┃

┃                  ┃

┃わかりやすく執念を発動させる手段  ┃

┃                  ┃     

┃                  ┃

  ■うまく「物欲」を発動できない場合、┃

┃                  ┃

┃変化・成長欲というプラスの感情に加え┃

┃                  ┃

┃挫折や失敗へのマイナスの感情をも  ┃

                                                         

┃執念を発動させるきっかけにできる  ┃ 

┃                  ┃

┃                  ┃ 

┃                  ┃

┃■執念を持ち、真剣に取り組むからこそ ┃ 

                                                         

  応援・信頼され、                             

                                                         

  実験・改善を継続することもできる   

                                                         

                                                         

┃ ■執念を持ち、真剣に取り組むからこそ┃

                                                         

  数値計測を行い、実験・改善を継続し ┃

                                                         

┃「はまる」瞬間を発見することもできる┃

                                                         

                                                         

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┃発行者        : (合田啓作)

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