9号自分の経験をそのまま教えてしまう愚


平成28年8月24日 Street & Book Smart 9号

■自分の経験をそのまま教えてしまう愚

合田啓作(ごうだけいさく)                  


■こんにちは、合田です。

  今回はかなり多くの方からご感想を頂きました。

  以下、一部引用です。

(ここから)


お疲れ様です、いつも楽しくメルマガ読んでいます!

今週のメルマガで多分で、

私の感想が掲載されていたようなので嬉しく思い、

メールさせていただきました!

結局、先送りの精神、

そしてコンサル、日報で合田先生に見つけて頂いたやるべきタスクを細分化する、

という課題について日々向き合って奮闘しています!笑

また今は実行が少なく、

自分のやっている事が結果に結びつきにくいですが

潜在ニーズを日々探す事、

なんで?という探究心を持って日常から行動することで、

世間の課題、自分の課題を可視化して、

実行の量を上げていき、

結果に結びつけるという良いサイクルを回せるように頑張ります!

今はバイトをして、生活費そしてコンサル代を

稼いでいる状況なのでまたお金が貯まりましたら

コンサルをよろしくお願い致します!

上から目線のようで恐縮なのですが

少し前に風邪を引いていたようですので

お身体に気をつけて頑張って下さい!   

(Nさま・大学4年生)


(ここまで)

(ここから)


こんばんは。メルマガ拝見致しました!

自分のコメントが多くて恥ずかしかったです笑

また、送ったメールのお返事がメルマガというのが面白いです(笑)

雑誌の企画に応募して、紙面見たら掲載された喜びと似てます。

(Fさま・英語学部3年生)


(ここまで)

(ここから)


すまん、ちょっと添付資料『営業で常に考えるべきことについて』を読んでみてくれない?

まだ途中なんだけど、

部下に渡して、都度迷ったら読ませようかなと思っている。

これを作っている意図は、常に俺が部下に指摘することはこの1年半同じなの。。。

その為に累積何十時間という時間を費やしていて、でもまた同じことを話す・・・っていうのがムダで仕方ないので、これを作って渡して読み返させることで、

今後のその時間をなくせたらな、と。

でもどんどん長くなってきて、俺の方向性は合っているのだろうか。

これを渡すことで、部下が何度も読み込んで望んだ行動をできるようになるとは正直思っていない。

そうなってくれたらいいけれども、メインの目的は俺の話す時間を削減すること。

悩んでいますと言われて「知るか◯◯」とも言えないので、

すべてはそこに書いてあるよ・・・と。

非常に概念的な話になってしまっていて、部下が具体的行動に落とし込めないだろうこともわかっているつもり。

それでこれがムダなのであれば、各項目のところに具体的行動例を追記すれば少しはマシな文書になるものか?

長くなっちゃうし。

率直に意見教えて。

   (Tさま・電子総合商社・営業)


(ここまで)

Nさん、Fさん、Tさん、お便りをありがとうございます!!!

>Nさん、実行の量を上げていくとの宣言、こうしてメルマガ上で公開させて頂きました!

これで、逃げも隠れも出来なくなりましたので(笑)、

淡々と行動量を増やして行って下さい。

具体的には、放って置かれてもやりたいことであれば、

行動量は勝手に増えますし、スイッチも勝手に入ります。

「~しなければならない」といった義務感ではなく、

このステージでは、是非自分の欲望に忠実に、生々しく、

「~したい」という感覚にアンテナを立てつつ、

スイッチを入れていって下さい。

メルマガでもフォローして参りますので、

またコンサルでお会いできる日を愉しみにしております!!!

>Fさん、送ったメールがメルマガ上で公開返信、

「雑誌の企画に応募して、紙面見たら掲載された喜び」とのこと、

面白く拝見しました(笑)。

もちろん、何でも公開している訳ではなく、

その方のステージや状況に応じ、場合によっては多少文言を変えつつ、

可能な限り原文のままで公開させてもらっています。

是非、9月以降のコンサルでもお役に立って参りますので、

近くスケジュールを決めましょう!

引き続き宜しくお願いします!!!

>Tさん、かなり深刻な状況でしたが、

その後のメールでのやりとり、及び電話でのコンサルである程度の方向性が掴めたのではないでしょうか?

Tさんと部下の方は、

目指しているレベルも、欲望の方向性も、性格も、今までの経験も違うため、

難易度は高いものの、

やはり、適材適所、レベルや能力、目線に応じた言葉や教材、指導が必要であり、

復習も兼ねて以下にポイントをまとめさせて頂くと、

■顧客の優先度別

■川上から川下までのフェイズ・行程別

に応じて、まずは安全度の高いユニットを切り分け、振り分けるところから始められてはどうでしょうか。

その分、短期的にはTさんの今までの仕事の仕方を変えなければならず、

さらに、短期的には直接の評価に結び付きにくい行動や時間も増えると思いますが、

その後、マネージャーとしての新境地に飛躍されることは、ほぼ間違いないはずです。

引き続き、メルマガでも伴走して参りますので、

宜しくお願い致します!!!


<今日の活動ドキュメンタリー>

■夕方授業×2+Yくん・Uくんと小倉で会食(予定)


■ 今日は、夕方から授業×2。

(ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、

 現在、自社教室では、ライブ授業と並行して、

 遠隔地に住む生徒さんとSkypeなどを使用して遠隔ライブ授業を行っています。

   ご兄弟やご親戚でお困りの方がいらっしゃる方は、

 遠隔地の場合でもお気軽にご相談下さい!)

 合間に、ディック・ルーの『なぜ、ノウハウ本を実行できないのかー「わかる」を「できる」に変える本』を再読了。

 夜は、4年前の生徒さんであるYくん+Uくんと小倉で会食(予定)です。

  以下、『なぜ、ノウハウ本を実行できないのか』から一部引用。

□ 「あなたの行動はどう変わりましたか?

ほとんどの人が返答につまった。」

□「人が知ったことを行動に移さないのには、3つ理由があります

1情報過多

2ネガティブなフィルター装置

3フォローアップの欠如」

□「多くの本を読むよりも少数の本を完全にマスターすること

大量の情報に触れるより焦点をしぼった情報に取り組む

多量の知識を1度2度学ぶより、少量の知識を何度も学ぶ

たえず新しい情報に接することが習慣になってくると、忘れることも習慣になってしまう」

□「1回目拒否

2回目拒否

3回目部分的に受け入れるが活用しない

4回目完全に受け入れる

5回目活用し、部分的に自分のものにする

6回目完全に自分のものにし、人にも教える」

□「成功する人々は、

学びたいと熱望するとともに、

学ぶためのプランを持っている」

■ 私(合田)は、先週の『達人のサイエンス』に加えて、

 この本を何度読んだかわかりません。

 http://amzn.to/2bF67I3

 特に、

「「1回目拒否

  2回目拒否

  3回目部分的に受け入れるが活用しない

  4回目完全に受け入れる

  5回目活用し、部分的に自分のものにする

  6回目完全に自分のものにし、人にも教える」

 の部分は、まさに現場での実感通り!!!という感じです。

 変化・成長の関数をかなり単純化して言語化すると、

 変化・成長=明確な目的×情報の絞り込み×反復回転数×接触頻度×信頼関係

 の5つから構成されており、

 特に、「絞り込み」を行った上での「反復回転」と「接触頻度」は重要です。

 講師の仕事を始めた当初は、

 「これ、この間も言ったし、多分覚えているだろうなー」

 とか思っていたのですが、

 その後、見事に何も定着していない現場を大量に目にしました(汗)。

 1回の授業の中でもそうですが、年間、状況によっては数年に渡って、

 「反復回転」と「接触頻度」を保ち続けることで、

 ようやく定着する、というのが私(合田)の現場での実感です。

 

    Tさん、

 「常に俺が部下に指摘することはこの1年半同じなの。。。

  その為に累積何十時間という時間を費やしていて、

  でもまた同じことを話す・・・っていうのがムダで仕方ない」

 とありましたが、

 是非、行程を絞り込み、切り分けた上で、

 「局所的行程」実行の「反復回転」と「接触頻度」を上げていきましょう!

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■それでは、

 「今週のStreet & Book Smart  Highlight(ハイライト) 」

(教育やビジネスにおいて、最高の結果を発揮するための重要ポイント)

 をどうぞ。


<Street & Book Smart  Highlight(ハイライト)>

【自分の経験をそのまま教えてしまう愚】


■ 「自分の経験をそのまま教えてしまう愚」

 これは、あらゆる変化・成長に対する大きな阻害要因だと思います。

  そもそも、なぜ教育産業があるのか?

 あるとき、「あ、親は子どもと距離が近すぎるが故に、教えられることには限界があるからなのだ」と思い至りました。

■ 新人講師とベテラン講師の違いは何か?

 多くの新人講師は、「自分が成功した勉強法・やり方」をほぼ無自覚にそのまま教えてしまいますが、

 それに対してベテラン講師は、相手の目指すレベルや現状、性格や能力に応じて、

 自分の引き出しを自在に、状況によってはキャラクターまで変更・変化させることが可能です。

■ 同様に、冒頭のTさんの感想にもあったように、

 仕事の現場でも、往々にして上司が「自分が成功した仕事のノウハウ・心構え」を、

 ほぼ無自覚にそのまま教えてしまうが故に、

 部下の成長が阻害されたり、状況によってはスポイルされてしまうことも多いように、

 私(合田)は感じます。

  教育の現場であれ、仕事の現場であれ、

 教えることが最も困難なのが、

 「目指すレベル」や「欲望のレベル」が著しく違う場合です。

 誤解を承知で極端な例を挙げると(注:別に年収の多寡に深い意味はありません)、

 片方が「勉強・仕事偏差値70・年収5000万」で、

 片方が「勉強・仕事偏差値50・年収500万」だった場合、

 かつ、「勉強・仕事偏差値50・年収500万」の人が現状に充足し、満足している場合、

 「勉強・仕事偏差値70・年収5000万」の人の教えは全く理解不能、

 状況によっては、害にさえなる場合もあります。

  一方、「勉強・仕事偏差値70・年収5000万」の人は、

 自身を成功者と定義しており、

 過去の自身の変化・成長過程にも自信を持っているため、

 過去に自分が経験した成功プロセスをそのまま教えてしまう、という愚を犯しがちです。

■ 例えば、親御さんが医師、弁護士、経営者、会社役員、大企業会社員、

 などなど、「勉強・仕事偏差値70」で、

 そのお子さんが極端に勉強嫌いになっている場合、

 お子さんにも、親御さんとは異なるスタイルで「勉強・仕事偏差値70」が出せるにも関わらず、

 幼少期に、全くあわない「親御さんが成功したスタイルをそのまま教えられた」が故に、

 結果として「勉強・仕事偏差値50」になっている場合と、

 それとは別に、親御さんは「勉強・仕事偏差値70」だけど、

 お子さんはのんびりされていて「勉強・仕事偏差値50」でも満足という場合、

 の2ケースが、現場でよく目にする事例です。

■ 相手が子どもであれ、部下であれ、

 いずれにせよ、

 「相手は自分と似ている」可能性とともに、

 「相手は自分とは全く異なる」可能性もあり、

 あらゆる場面で人の変化・成長に携わる人間は、

 「自分の経験をそのまま教えてしまう愚」に対する自戒が必要であろう、

 と私(合田)自身への戒めとして、今回はメルマガを書きました。

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┃                  ┃

【Street & Book Smart Highlight】   

┃                  ┃

┃■ 変化・成長には、                            

                                                         

  明確な目的、                                    

                                                         

  情報の絞り込み、                             

                                                         

  反復回転数、                                   

                                                         

  接触頻度、                                       

                                                      

  信頼関係                                         

                                                       

  などの要素が関数となる              

                                                         

┃                  ┃

┃■「自分の経験したこと」         

┃                  ┃

┃ とくに、             ┃

┃                  ┃

┃「自分が成功したこと」       ┃

┃                  ┃

┃ を、               ┃

┃                  ┃

┃ 相手のレベルや状況を無視して、  ┃

┃                  ┃

┃ そのまま教えることは、      ┃

┃                  ┃

┃ 相手の能力や才能を潰すリスクがある┃

┃                  ┃

  ■人の変化・成長に携わる人には、  ┃   

┃                  ┃

┃「自分の経験をそのまま教える愚」  ┃

┃                  ┃

┃ に対する自戒が必要              ┃

                                                         

┃━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃

━━━━━

┃発行者        : (合田啓作)

┃お問い合わせ先  :keisakugoda@icloud.com

┃Copyright(c) ’16-‘Keisaku GODA All rights reserved.

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